ISID、経費精算システム「Ci*X Expense」と汎用ワークフローシステム「Ci*X Workflow」の最新版を提供開始
~電子帳簿保存法の令和3年度改正に対応、申請書作成などの機能も強化~
Ci*X Expense Ver.2.0 では令和3年度税制改正における電子帳簿保存法の改正※2 対応など計25項目、Ci*X Workflow Ver.1.1 では簡単な設定操作で申請書を作成できる申請書デザイナー機能強化など計12項目の機能追加および強化を実施しました。
- Ci*X Expense Ver.2.0 の主な追加機能・機能強化
(1)電子帳簿保存法の令和3年度改正に対応
電子帳簿保存法の令和3年度改正でタイムスタンプ要件が緩和されたことに伴い、タイムスタンプ付与サービスを利用しない運用にも対応するため、電子帳簿保存法関連の設定項目の変更や証憑経過日数チェックのルール、タイムスタンプ表示部などについて改修を行いました。
(2)スマートフォン向けCi*X ランチャーアプリの提供
Ci*X のWeb 版アプリや交通系IC カード読み取りアプリを集約したランチャーアプリを提供します。また、承認依頼や差戻しといったプッシュ通知の受信および一覧表示機能により、スマートフォンで通知内容の確認・処理が可能となりました。
- Ci*X Workflow Ver.1.1 の主な追加機能・機能強化
Ci*X Workflow は、人事や総務等の各種申請・届出業務において、申請書の作成から申請・承認に至る一連のプロセスを行う汎用ワークフローシステムです。Ver.1.1 での追加機能・機能強化は次のとおりです。
(1)申請書デザイナー機能の強化
ノンコーディング、簡単な設定操作で申請書を作成できる申請書デザイナー機能を拡張し、より柔軟性の高い申請
書を作成することが可能となりました。主な内容は次のとおりです。
・数式計算の利用
四則演算や関数を用いた簡単な数式設定のみで合計金額や税額などの計算処理が可能
・入力項目間の連動表示
申請項目の選択肢に連動して必要となる入力項目フィールドをダイナミックに表示することが可能
・カスタム処理の呼び出し
企業独自の複雑なチェックや計算処理を行う場合は「カスタム処理」としてJava プログラムでアドオン開発が可能
(2)申請者・承認者向け機能の利便性向上
再申請時の変更箇所をハイライト表示する機能や申請書の内容をPDF ファイルでダウンロードする機能など、申請者や承認者の利便性を向上させる機能強化を行いました。
(3)Ci*X Expense との連携
ワークフロー申請書からCi*X Expense の取引先マスタなどのマスタデータの参照・利用が可能となりました。
ISID は、かねてよりグループ経営管理領域における顧客課題の解決に取り組み、多くの実績と豊富なノウハウを有しています。今後もこれまでの知見を基に積極的な研究開発を通してCi*X シリーズのさらなる機能拡充を図り、バックオフィス業務の生産性向上、グループ経営の高度化を支援してまいります。
※1 エンタープライズシステム:企業における情報システムのうち、特に全社規模で稼動する大規模システムを指す。会計、経営管理、人事などの基幹系システムの総称。
※2 令和3年度税制改正における電子帳簿保存法の改正:令和4年1月1日に施行される「電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律」の改正。
参考資料PDF:https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/pdf/0021005-038.pdf
- ご参考資料
■Ci*X について
Ci*X は、グループ経営に求められる高度な業務要件に対応する各種機能と、社員の働きやすさや生産性向上を実現する優れたユーザーインターフェースを備えた、これまでにないエンタープライズソリューションです。現在、経費精算システム「Ci*X Expense」、汎用ワークフロー「Ci*X Workflow」、自動仕訳システム「Ci*X Journalizer」の3製品を提供しています。なお、Ci*X Expense については、2018年10月発売以降、累計20グループ133社に採用され、ユーザー数は11万人にのぼります。製品詳細:https://www.isid.co.jp/cix/
■関連プレスリリース・導入事例
・ ISID、SUBARU 国内全従業員15,000人が使用する旅費・経費精算システムを「Ci*X Expense」で刷新(2021年2月17日)
https://www.isid.co.jp/news/release/2021/0217.html
■電通国際情報サービス(ISID)について
ISIDは、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」をビジョンに、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支援しています。金融、製造、ビジネスソリューション、コミュニケーションIT の4 領域で培ったソリューションの提供に加え、テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation(クロスイノベーション)」を推進し、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与するソリューションを生み出し続けます。詳細は、公式WEB サイト(https://www.isid.co.jp/)をご覧ください。
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