(お知らせ) ダイナミックマッププラットフォーム、Terrasolidとウェビナーシリーズ開始 ～高精度3次元データでインフラ管理をよりスマートに　価値創出の新たな可能性を提示～

　ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長CEO: 吉村 修一、以下「当社」)と当社のグループ会社であるDynamic Map Platform Europe, GmbH(以下「DMP EU」)は、点群処理ソフトウェアをグローバルに提供するTerrasolid Ltd. (本社: フィンランド・ヘルシンキ、CTO: Arttu Soininen、以下「Terrasolid」)とともに、7月9日、共同ウェビナーシリーズの第1回を開催しました。

(写真上から)登壇した当社データソリューション課長の山下 淳子、DMP EUの加藤 飛朝生・ダニエル、Terrasolid のA.Soininen氏

　当社とTerrasolidは、当社の高精度かつ広範な3次元データとTerrasolidのグローバルなユーザー基盤を組み合わせ、高精度3次元データを利用しやすい環境を提供することで、インフラ関連分野においてより高度かつ効率的な業務進行を実現することを目的としたパートナーシップを2025年4月に締結しています。今回のウェビナーは、両社の協業による価値を広く紹介する初の機会となりました。

　本ウェビナーは、異なるタイムゾーンに対応するため日本時間で17時～と23時～の2回開催しました。「Unlocking New Horizons with Readily Available Point Cloud Data from Dynamic Map Platform」をテーマに、当社が提供するグローバルな高精度3次元データの特長や利活用可能性について紹介するとともに、Terrasolidユーザーを中心とした参加者に向けて、両社による実際のユースケースも提示。これにより、今後の協業によって実現可能なソリューションの具体像を示しました。

当社の高精度3次元データのユースケース(主要な道路のマッピングを包括的にサポート)

Terrasolidのソフトウェアにおける当社データのユースケース(道路上の斜面を色分けし、流水状況を表したもの)

　本ウェビナーには世界各国から約180名の業界関係者が参加しました。参加者は、道路アセットマネジメント、道路行政、インフラ計画、エンジニアリングコンサルティングなど多岐にわたる分野から構成されており、当社の高精度3次元データの利活用に業界横断的に関心をお寄せいただきました。

　本ウェビナーシリーズは今後も継続的に開催し、次回は2025年秋以降に開催予定です。当社とTerrasolidは本ウェビナーをはじめ様々な情報発信の場を通して、インフラに関連するあらゆる産業分野への価値提供を推進してまいります。

　当社とTerrasolidの協業背景や詳細については、以下のプレスリリースもご参照ください。

• 2025年4月24日「TerrasolidとMOU(提携に関する覚書)を締結 ～高精度3次元データへのアクセスを容易にし、グローバルでの活用可能性を拡大～」

＜Terrasolidについて＞

1989年の設立以来、Terrasolidは、特にLiDARセンサーからの地理空間データの処理と分析のためのソリューション開発に特化したソフトウェア会社です。同社の製品は、測量、エンジニアリング、環境科学などの業界で、3Dマッピング、地形モデリング、データ視覚化などの作業に使用されています。同社は、LiDARデータに関する専門知識と、地理空間分析における高品質な結果を生み出す能力で高い評価を得ています。

＜ダイナミックマッププラットフォーム株式会社について＞

当社は日本政府によるバックアップのもと、国内自動車メーカー10社等の出資により設立されました。日本をヘッドクオーターに、北米・欧州・中東・韓国に拠点を持ち、26ヶ国で事業を展開しています。

現実の世界をデジタル空間に複製する高精度3次元データのプラットフォーマーとして、様々な産業分野におけるイノベーションを支えています。

設立:2016年6月
本社:東京都渋谷区
代表者:吉村 修一
事業内容:自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供
URL:https://www.dynamic-maps.co.jp/