スイッチサイエンス、Espressif Systems社のESP32-S3-WROOM-1搭載開発ボード「ESPr® Developer S3 Type-C」を2023年2月16日販売開始
株式会社スイッチサイエンス(以下スイッチサイエンス、本社:東京都新宿区、代表取締役:金本茂)は、 Espressif Systems社の無線通信モジュール「ESP32-S3-WROOM-1」を搭載した「ESPr® Developer S3 Type-C」を2023年2月16日に販売開始します。
「ESPr® Developer S3 Type-C」は、Espressif Systemsの無線通信モジュールESP32-S3-WROOM-1とUSB-シリアル変換IC FT231XSを搭載した開発ボードで、3.3 V出力レギュレータ、リセットスイッチ(RESET)、動作モード切替用スイッチ(FLASH)が搭載されているので基板単体ですぐに使えます。
「ESPr® Developer S3 Type-C」のUSB-シリアル変換ICを省略した、「ESPr® Developer S3 Type-C (USBシリアル変換ICなし)」も同時に販売開始します。
「ESPr® Developer S3 Type-C」は、Espressif Systemsの無線通信モジュールESP32-S3-WROOM-1とUSB-シリアル変換IC FT231XSを搭載した開発ボードで、3.3 V出力レギュレータ、リセットスイッチ(RESET)、動作モード切替用スイッチ(FLASH)が搭載されているので基板単体ですぐに使えます。
「ESPr® Developer S3 Type-C」のUSB-シリアル変換ICを省略した、「ESPr® Developer S3 Type-C (USBシリアル変換ICなし)」も同時に販売開始します。
「ESPr® Developer S3 Type-C」は、すでに販売中の「ESPr® Developer 32 Type-C」の無線通信モジュールをESP32-WROOM-32からESP32-S3-WROOM-1に置き換えた製品で、無線通信モジュールのSoCが従来のESP32からESP32-S3に変わっています。ESP32とESP32-S3の大きな違いは次の通りです。
<ESP32とESP32-S3の大きな違い>
- プロセッサがXtensa® 32-bit LX7に変わった
- コプロセッサーがRISC-Vに変わった
- Bluetooth 5に対応、Bluetooth 4.2(クラシック)は非対応に
- フルスピードUSB OTGに対応
本製品のUSB Type Cコネクタは、USB-シリアル変換ICに接続されています。ESP32-S3のUSB機能を使いたい場合、IO19(USB_D-)とIO20(USB_D+)にUSBコネクタを接続してください。
※ ESPrは、株式会社スイッチサイエンスの登録商標です。
▶︎ 「ESPr® Developer S3 Type-C」の仕様
- ESP32-S3-WROOM-1-N16R8搭載
- フラッシュROM:16MB
- PSRAM:8MB
- FT231XS搭載
- 電源
- USB Type-C: 5 V
- 電源入力ピン(VIN): 3.7 V~ 6.0 V
- USB と VIN ピンの同時使用可能
- 電源出力ピン(VOUT): USBもしくはVINピンに入力した電圧が出力されます
- リセットスイッチ(RESET):リセットします
- 動作モード切り替えスイッチ(FLASH):押した状態でリセットするとダウンロードモードで起動します
- 動作電圧:3.3 V
- 使用非推奨ピン:IO35、IO36、IO37ピンはPSRAMに接続されているため通常のGPIOピンとしての使用は非推奨です
- 外部発振子:裏面に発振子とコンデンサ接続用のPAD有ります
- 突入電流対策:USB電源接続時に瞬間的に大きな電流が流れないようにするためのソフトスタート機能有ます
▶︎ ESP32-S3-WROOM-1-N16R8の仕様
- ESP32-S3シリーズSoC内蔵
- Xtensa®デュアルコア32bit LX7マイクロプロセッサ(最大240 MHz)
- 384 KB ROM
- 512 KB SRAM/16 KB SRAM(RTC内)
- 16MB Flash
- 8MB PSRAM
- Wi-Fi:802.11 b/g/n(802.11n 最大150 Mbps)
- Bluetooth LE:Bluetooth 5、Bluetooth mesh(クラシック非対応)
- 動作電圧:3.0 ~ 3.6 V
- アンテナ:オンボードPCBアンテナ
- 動作温度:-40℃~+65°C
- ピン間隔:1.27 mmピッチ(ハーフピッチ)
- モジュールサイズ:18 mm x 25.5 mm x 2.8 mm
スイッチサイエンスのウェブショップ( https://www.switch-science.com/ ) にて販売します。
型番 SSCI-083119
商品名 ESPr® Developer S3 Type-C
価格(消費税込み) 3,740 円
購入ページ https://ssci.to/8311
▶︎ 「ESPr® Developer S3 Type-C (USBシリアル変換ICなし)」
▶︎ 「ESPr® Developer S3 Type-C (USBシリアル変換ICなし)」 の「ESPr® Developer S3 Type-C」との違い
USB-シリアル変換IC FT231XSを省略しESP32-S3-WROOM-1にUSB Type-Cコネクタを直接接続しています。ESP32-S3のUSB機能をフルに使えます。USB機能を使う場合、IO19(USB_D-)とIO20(USB_D+)はGPIOピンとして使えません。また、汎用LEDが搭載されています。
「ESPr® Developer S3 Type-C (USBシリアル変換ICなし)」 注意事項
商品出荷時、ESP32-S3-WROOM-1にソフトウェアは何も書き込まれていません。その為パソコンに接続するとリセット動作を繰り返します。初回ソフトウェア書き込み時はダウンロードモードで起動し書き込みを行ってください。
▶︎ 「ESPr® Developer S3 Type-C (USBシリアル変換ICなし)」の仕様
- ESP32-S3-WROOM-1-N16R8搭載
- フラッシュROM:16MB
- PSRAM:8MB
- 電源
- USB Type-C: 5 V
- 電源入力ピン(VIN): 3.7 V~ 6.0 V
- USB と VIN ピンの同時使用可能
- 電源出力ピン(VOUT): USBもしくはVINピンに入力した電圧が出力されます
- リセットスイッチ(RESET):リセットします
- 動作モード切り替えスイッチ(FLASH):押した状態でリセットするとダウンロードモードで起動します
- 汎用LED(LED):IO6に接続されています
- 動作電圧:3.3 V
- 使用非推奨ピン:IO35、IO36、IO37はPSRAMに接続されているため通常のGPIOピンとしての使用は非推奨です
- 外部発振子:裏面に発振子とコンデンサ接続用のPAD有ります
- 突入電流対策:USB電源接続時に瞬間的に大きな電流が流れないようにするためのソフトスタート機能有ます
▶︎ 「ESPr® Developer S3 Type-C (USBシリアル変換ICなし)」販売情報
スイッチサイエンスのウェブショップ( https://www.switch-science.com/ ) にて販売します。
型番 SSCI-085144
商品名 ESPr® Developer S3 Type-C (USBシリアル変換ICなし)
価格(消費税込み) 2,640 円
購入ページ https://ssci.to/8514
▶︎ 他社の商標または登録商標
- Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
- Bluetoothは、Bluetooth SIG, Inc. USAの登録商標です。
- 記載されている製品名などは各社の商標または登録商標です。
▶︎ スイッチサイエンスについて
スイッチサイエンスは、テクノロジーをより多くの人々が道具として当たり前に使える世界を目指して活動しています。具体的には、電子工作用の電子部品を自社で設計、製造、または国内外から調達し、販売する事業を行っています。2021年4月には、親会社株式会社144Labから、STEM教材事業、IoT開発協力事業を取得し、事業分野を広げました。
株式会社スイッチサイエンス
企業情報:https://info.switch-science.com/
Twitter:https://twitter.com/ssci
Facebook:https://www.facebook.com/SwitchScience
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