中村俊輔、夢のレアル戦は前半だけで無念の途中交代。第3節は今週末9月19日(土)&20日(日)WOWOWで放送予定

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WOWOWで絶賛放送中のスペインサッカーリーガ・エスパニョーラ。第2節で早くも、“新銀河系軍団”レアル・マドリードと対戦したエスパニョールの中村俊輔は、スタメン出場を飾りながらも足首の負傷が悪化し、ハーフタイムで無念の途中交代。チームも3‐0で完敗となった。悔しさを抱えた中村俊輔は、次節デポルティーボ戦へ向け「今度は前に行きたい」と初勝利に意欲を見せた。
中村俊輔のエスパニョールが新銀河系軍団レアル・マドリードを迎え討った注目の一戦は、高い決定力を見せつけたR・マドリードが3‐0と快勝した。中村は開幕戦に続き右MFとして先発したが、日本代表戦で負傷した左足首の痛みが悪化しハーフタイムで無念の途中交代。ホーム開幕戦でファンに初白星を捧げることはできなかった。

僅か45分間のプレーだったが、この日の中村は開幕戦以上に存在感を示した。自ら得た9分の直接FKはポスト右に外れたが、11分には左のイバン・アロンソへ柔らかいクロスを送り、オフサイドで取り消されたルイス・ガルシアの幻のゴールを演出した。最大の見せ場は20分、ファーサイドのパレハにピンポイントパスを送ったFKのシーンだが、パレハの折り返しをモイセースが詰めたシュートは惜しくもカシージャスの好セーブに阻まれた。

中村が退いた後半、エスパニョールは怪我から復帰したデ・ラ・ペーニャにボールを集めて同点ゴールを目指した。が、いかんせんゴール前での迫力とラストパス、シュートの精度が足りない。結局最後までチャンスを得点に結びつけることができず、2試合連続で無失点のまま終了の笛を聞くことになった。

対するR・マドリードはクリスティアーノ・ロナウド、ラサナ・ディアラらをベンチに温存しながら、代役の選手がしっかり結果を出した。前半39分、カカーとのワンツーでDFライン中央を突破したグラネロが先制ゴール。後半31分には鋭い切り返しでDF2人を翻弄したカカーの折り返しをグティが流し込んだ。同45分にはグティのスルーパスを受けた途中出場のクリスティアーノ・ロナウドが、GKカメニの股下を抜くシュートで2試合連続ゴールを獲得。高い決定力を発揮した攻撃陣の活躍が光り、開幕2連勝と好スタートを切った。

■中村俊輔コメント
―レアルと対戦した感想は
「何回かいい場面があったけど、ボールが2回くらい来なかったのは残念だった。結構前半に良い形が何回かあって、そこで点が取れなかったのは痛かった。後半は足が痛くなって出られなかった」

―左足首の状態は
「結構痛いです。もったいなかった。万全な状態ではなかった」

―次節デポルティーボ戦へ向けては
「レアルとの試合を見ても、結構彼らがボールを支配していた。いいサッカーをしていると思うので、ボールを失わないようにしたい。あとは前に行きたい」

■ポチェッティーノ監督コメント
「ファンはとても応援してくれた。デビュー戦で勝てなかったことが残念だ。R・マドリードはファーストチャンスで先制点を決めた。我々はリスクを冒して攻めたが、違ったスコアでハーフタイムを迎えることもできたと思う。この結果は我々が行った努力に相応しいものではない」
「フォルリンとパレハは僅か2日間しか一緒に練習できていない。我々にもFIFAウィルスの影響はあった。中村は足首に故障を抱えて試合に挑んだ。序盤は良いプレーをしていたが、徐々に足首の問題が出てきてしまったため、後半はプレーさせないことに決めた」
「今はチームが最も機能する方法を探しているところであり、前半は良いイメージを残せたと思っている」

■第3節 リーガ・エスパニョーラ対戦カード
デポルティーボ・ラ・コルーニャ vs エスパニョール
レアル・マドリード vs ヘレス
バルセロナ vs アトレティコ・マドリード
アスレティック・ビルバオ vs ビジャレアル
マジョルカ vs テネリフェ
オサスナ vs セビリア
サラゴサ vs バジャドリード
バレンシア vs スポルティング・ヒホン
アルメリア vs ヘタフェ
マラガ vs ラシン・サンタンデール

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1984年12月