ソラストが帳票出力DXサービス「帳票DX」を導入

人事関連帳票業務の全社最適により適正な帳票をタイムリーに提供

オプロ

株式会社オプロ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:里見一典、以下オプロ)は、医療、介護、保育サービスなどを提供する株式会社ソラスト(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:野田亨、以下ソラスト)が、弊社の帳票出力DXサービス「帳票DX」を導入したことをお知らせいたします。初期導入では、法令対応上の帳票出力業務を劇的に効率化することを目指します。

ソラストの成長戦略:労働生産性向上に向けたIT投資

ソラストは、医療や介護、保育など幅広い社会インフラ事業を全国各地で展開しています。

2025年度からスタートした中期経営計画では、人口減少社会を見据えた『人的資本経営強化×テクノロジー』を重点戦略に掲げています。特に、労働力不足への対応と業務のさらなる効率化を目的として、積極的なIT投資を計画しています。その中で「帳票DX」は、現場による任意の帳票出力を仕組み化し、人事関連帳票出力の全社最適を実現するソリューションとして期待されています。

導入背景:法令対応上の帳票出力など全社最適が課題に

ソラストでは、数年前、人事システムとしてSAP社SuccessFactorsを導入しましたが、特に法令対応上の一部帳票はSuccessFactorsには難易度が高かったこともあり、当初想定していた、現場による任意の帳票出力が完全には実現できていませんでした。

そのため、現場にてタイムリーに帳票が出力できないだけでなく、本社の作業負荷も年々増加傾向となっていたため、あらためて人事関連帳票出力の全社最適を実現し、現場にてタイムリーに帳票出力できる環境を整えることが喫緊の課題となっていました。

導入効果:本部集中から現場対応へ。帳票作成業務の負荷分散を図る

今回導入した「帳票DX」により、本社によるテンプレートの中央管理と現場による任意の帳票出力を実現。現場で必要な帳票をタイムリーに出力できる体制を構築し、本社の負荷を軽減しつつ、より迅速で柔軟な法令対応が可能になります。

今後は、法令対応以外にも評価シートや人事台帳といった帳票にも適用範囲を拡大することを計画しており、さらなる業務の自律化とスピード経営を目指します。

帳票DXについて

「帳票DX」は、SAP SuccessFactors®と連携し、企業の帳票業務をデジタル化・効率化するソリューションです。紙での運用が続く業界特有の帳票を、現行の書式や業務プロセスを大きく変えることなく、作成・出力・共有のデジタル化を可能にします。

SAP® Business Technology Platform(SAP BTP)を介してSAP SuccessFactors®からデータを連携し、PDF・Excel・Word・PowerPointなど柔軟な形式で帳票を出力。属人化・サイロ化していた帳票業務を統合・共有可能な情報資産へと進化させます。

業務ニーズに応じて帳票のデザインや分析レポートを自由にカスタマイズでき、従業員パフォーマンスの個別分析やKPIの即時把握を支援。帳票業務を通じて、より戦略的な人事・経営判断を実現します。

・帳票DXサイト:https://www.formdx.com/sap/

・SAP Storeサイト:https://store.sap.com/dcp/en/product/display-2001015508_live_v1/formdx

SAP Business Technology Platformについて

SAP BTPは、アプリケーション開発、インテグレーション、AI/MLといった技術要素を一つの統合プラットフォームで提供し、エンタープライズシステム全体の拡張性・俊敏性を支援します。SAP S/4HANAやSAP SuccessFactorsなどのコアシステムと密に連携することで、企業全体のDXを加速させます。

メリット
• アプリの作成、機能拡張、タスク自動化(アプリケーション開発)
• システムを跨るプロセス全体を統合、ビジネススピードを加速(iPaaS)
• 機械学習やAIライブラリとの連携、セキュアな接続、マルチベンダー対応(カスタムAI開発)

SAPジャパン株式会社 BTP事業部 事業部長 高橋佳希 のコメント

SAPジャパン株式会社 Business Technology Platform事業本部として、株式会社ソラスト様における「帳票DX」の導入を心より歓迎いたします。

現場で必要な帳票を即座に出力できる仕組みの整備は、法令対応の柔軟性と本部の業務効率化を同時に実現する、大変意義深いステップと考えております。

今後もBTPを軸とした新たな価値創出に向けて、貴社とのパートナーシップをより一層深め、共に日本企業のデジタル変革を共創していくことを楽しみにしております。

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAP(NYSE:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。

詳細は、こちらからご覧ください。

http://www.sap.com/japan

株式会社オプロ

オプロは「make IT simple」のミッションのもと、お客様の新たなビジネスや価値の創出を支援します。「Less is More」を開発指針とし、データオプティマイズソリューション・セールスマネジメントソリューションを通して最適なサービスを提供しております。そして、真のカスタマーサクセスを実現すべく、サービスを更に進化させてまいります。

https://corp.opro.net/

※SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。

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会社概要

株式会社オプロ

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URL
https://corp.opro.net/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋2-14-1 兼松ビルディング9F
電話番号
03-3538-6510
代表者名
里見 一典
上場
東証グロース
資本金
4億3581万円
設立
1997年04月