Gatebox、PKSHA Algorithm Fundをリードとした2.3億円の資金調達を実施、生成AIによるAIキャラクター開発体制を強化

Gatebox

2025年4月11日 11時00分

Gatebox株式会社（東京都千代田区、代表取締役武地実）は、PKSHA Algorithm Fundをリード投資家として、インキュベイトファンド、三井住友海上キャピタルの計3社より、シードラウンド総額2.3億円の資金調達を実施しました。それに伴い、生成AIを活用したAIキャラクター開発体制を強化すべく採用活動を行います。

資金調達の背景

Gateboxは、「Living with Characters」をビジョンに掲げ、キャラクターと暮らせる製品を作るメーカーです。

2014年の創業後、キャラクターと暮らせるキャラクター召喚装置「Gatebox」や生活のパートナーとなるAIキャラクターの開発を続けてまいりました。その中で2023年のChatGPT(GPT3.5)のAPI公開時にはいち早く生成AIに対応し、現在では法人に対してもChatGPTと連携した最新のAIキャラクターを開発・提供しています。

今後生成AIがますます進化していく中で、生成AIを活用した次世代AIキャラクターの開発にさらに注力するべく、2024年8月にはLINEヤフーグループからの独立を果たしました。

今回の資金調達は、Gateboxの独立後初となる2億円を超える大型資金調達となり、新たに参画いただいた株主の皆様と共に、生成AIを活用したさらに進化したキャラクター体験を実現してまいります。

Gateboxの今後の展開については、採用募集ページをご覧ください。

■募集ページ

https://www.gatebox.ai/recruit

投資家の皆様からのコメント

PKSHA Algorithm Fund

海老原秀幸氏

この度、Gateboxに株主として参画させていただくことを大変嬉しく思っております。

Gateboxは新しいデジタルエンターテイメントを牽引していく事のできる企業の1社だと確信しています。

また、その技術とコンセプトは、国内市場のみならずグローバルにも展開可能であり、世界を股にかけた飛躍にも期待しています。

本出資を通じて、GateboxのAI活用と事業拡大を支援し、新たなIP活用の可能性を広げ、デジタルエンターテインメント市場の発展に寄与してまいります。

インキュベイトファンド

General Partner 和田圭祐氏

この度、Gatebox社への追加出資を実施いたしました。

Gatebox社は、2024年8月のLINEヤフーグループからの独立以降、生成AI技術を活用した次世代AIキャラクターの開発を積極的に推進しており、著名なIPとのコラボレーションや、法人向けソリューションとしての導入など、事業領域を着実に拡大しております。

今回のラウンドでご一緒させていただく皆様と共に、Gatebox社が掲げる「Living with Characters」というビジョンの実現に向け、全力で支援してまいります

三井住友海上キャピタル

髙木俊吾氏

この度の資金調達の成功、誠におめでとうございます。漫画・アニメのキャラクターと身近に自由な会話を楽しむことができるという世界観は、キャラクターが大好きなファンやキャラクターの価値を最大化したいIPホルダー、キャラクターをPRに起用したい企業などの強い関心を得ています。GateboxのAIキャラクター技術は、既に人気の高いキャラクターで採用され、その人物像を損なうことなく再現できる独自の技術です。日本のIPコンテンツは、海外でも存在感を発揮している重要な事業領域であり、Gateboxは独自技術を活用して、世界で広く事業展開し、大きく成長されていくと確信しております。