自粛中に恋人ができた人のうち4割がオンラインでの出会い。オンラインで出会っても、長く交際できるのか?

株式会社ネクストレベル

 

株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営するマッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/)では、19~40代前半の男女225名に2020年4月~2021年9月の自粛期間中における出会い方についてアンケート調査を行いました。

外出自粛期間の約1年半の間に新たに恋人ができた人はどのような出会い方をしていたのか、出会い方への意識に変化はあったのかを紹介します。

なお今回のアンケートは、自粛期間中に新たに恋人ができた人を対象に実施しています。
 
  • 外出自粛期間に交際した人数は平均1.2人
 


外出自粛期間である2020年4月~2021年9月末の間に「新たに何人と交際したか」という質問に対して、最も多かった回答は「1人」で、全体の82.7%を占めました。「2人」が14.7%、「3人」が2.7%と複数人と交際した人もいました。また付き合った人数の平均は1.2人でした。

自由に交流することが難しい状況下でも、新たに恋人を作ることは可能であったことが分かります。
 
  • 5割以上が、外出自粛期間に交際を始めた相手と「現在も交際中」

 


自粛期間中に交際を始めた相手との現在の状況についても聞きました(交際人数が1人の場合は「交際中」「別れた」「結婚」の結果で回答を選択)。

「1人と交際中(他の人とは別れた)」と回答した人が52.4%、「全員と別れた」が37.8%、「1人と結婚(他の人とは別れた)」が9.8%です。

約1年半の間の出会いで交際を継続、もしくは結婚に至っている割合が6割を超えており、外出自粛の制限があっても順調に関係を築けた人が少なくないことがうかがえる結果でした。

自由に会うことが難しいなかで出会い、交際を継続していくことは容易だったのでしょうか。「結婚した」「交際中」と回答した人に対して、直接会いづらい中で関係を継続するために大切にしたことや工夫したことについても聞いてみました。
 
  • 外出自粛中でも交際を継続できるよう気を付けたこと
【男性】
毎日通話し、共通の趣味について語り合ったり、好意を伝え合ったりしました。(長崎県/20代)
自粛期間という状況だからではなく、当たり前のこととして、こまめに連絡を取り合い、時間のある時に会いに行く努力をした。また2人でいるときも外出自粛で外に出かけられないので、家でゲームの攻略をしたり、今でなければやらないことに挑戦してみて、新たな発見を得ました(神奈川県/20代)
付き合い初めのころはお互いに別の住居にて一人暮らしをしていましたが、外出自粛によって会えなくなったため、すぐに同居を始めました。これによって関係を継続させることができました(福岡県/20代)
過度にならないように気を使いながら、まめに連絡を取る(千葉県/20代)
会いづらい状況の中でも、お互いの気持ちにすれ違いが生じないように、マメに連絡を取り合いました(東京都/30代)
テレビ電話をした(静岡県/40代)


【女性】

LINEは毎日続けていました。たまにビデオ通話をしていました(福岡県/20代)
こまめに連絡を取って、コミュニケーションを絶やさなかったことです(京都府/20代)
2人で協力するタイプの謎解きキットを使って、オンラインデートを行ったりした。また、毎日1回は連絡を取るようにしていた(神奈川県/30代)
連絡を密にし、なるべくテレビ電話で顔を合わせて話すようにした(神奈川県/30代)
すぐに同棲を始めました(東京都/30代)
電話やSNSを使用して毎日連絡を取るようにしている(新潟県/40代)


交際を継続するために注意したことを聞いてみると、LINEや電話でこまめにコミュニケーションをとるようにしていた人がとても多かったことが分かりました。直接会うことが難しい分、良好な関係の構築のために頻繁に連絡をとることは重要なポイントだったと言えそうです。

一方で、「お互いの時間を満喫した(大阪府/20代/男性)」「お互いが相手に依存することなく自立をすること(東京都/20代/女性)」と自分の時間を大切にしていた人もいました。

また、「それぞれ没頭できる趣味をもっていた為、適度な距離感だった(神奈川県/20代/男性)」「自粛期間中にマッチングアプリで出会い、会えないことが前提の上で付き合い始めたので、会えないことで揉めることはなかった(東京都/20代/女性)」など、直接会いにくい環境が影響していないという声もありました。

連絡を取りたい頻度や会いたい頻度がお互い一致していれば、会えないこと自体が問題になることは少ないのかもしれません。
 

  • 恋愛の結果と出会いのきっかけに関連性は見られない


外出自粛中に交際を始めた人に、その相手とどこで出会ったのか尋ねてみました。現在も交際中、または結婚した人が出会った手段として最も多かったのは「マッチングアプリ」で35.7%、続いて「職場・バイト先・学校・塾など」が33.6%、「友人・知人の紹介」が15.0%でした。

別れた相手と出会った手段は、一番多い回答が「マッチングアプリ」で38.0%、続いて「職場・バイト先・学校・塾など」が27.3%、「友人・知人の紹介」が15.7%です。

割合に差はあれども、出会い方の上位3つは上手くいっている恋愛でもそうでない恋愛でも変わらないという結果になりました。
 


続けて、「恋愛が上手くいった(現在も交際中または結婚した)ことと出会い方に関係はあるか」についても尋ねました。

回答は「あまり関係ない」が42.1%、「どちらかといえば関係がある」31.4%、「まったく関係ない」が13.6%、「とても関係がある」が12.9%でした。

「まったく関係ない」「あまり関係ない」をあわせた「関係ない」という意見が55.7%、「とても関係がある」「どちらかといえば関係がある」を合わせた「関係ある」という意見が44.3%で、「関係ない」がやや上回るものの大差ない結果です。

このことは、うまくいった恋愛(交際中・結婚)とうまくいかなかった恋愛(別れた)相手と出会った手段の上位3つが同じであったこととも一致しており、結果として出会い方と恋愛の結果は関係ないと言うことができそうです。
 
  • なぜ恋愛の成功と出会い方は関係がある・ないと思う?
恋愛が上手くいくことと出会い方は関係がある・ないと思った理由についても聞きました。

【関係がない】
その人との相性だから、出会い方は関係ないと思う(福岡県/20代/男性)
出会い方がどのようなものでも、その後の付き合い方が大事だと思うから(広島県/30代/男性)
マッチングアプリを利用したが結婚までいったから(千葉県/20代/女性)
お互いが惹かれ合うのは出会った後なので、きっかけはあまり重要ではないと思うので(北海道/40代/女性)

 

【関係がある】
彼女とは2年以上前にバイト先で出会い、仲の良い関係でした。付き合い始めた今も良好な関係でいますが、それは付き合う時点で彼女の性格や状況などを知っていたからだと思います。(神奈川県/20代/男性)
趣味関係で出会いましたが、趣味が共通だと話題も同じで楽しめるので仲良くなりやすいです(東京都/40代/男性)
知人の紹介で彼氏と出会いました。彼は彼女を本気で探している人で中途半端な気持ちじゃ無いと知人から聞いていたので、安心して付き合えています(長野県/20代/女性)
職場や友達からなら、付き合う時点でどんな人かわかるから(京都府/30代/女性)


関係がない派は「出会った後が大事!」といった意見や、「実際にマッチングアプリ等で出会った」という意見が目立ちました。

一方、関係がある派では元々どんな人か知っていたことや、共通の知人がいることが安心材料になっているという意見が見られました。

同じマッチングアプリで出会った人の意見においても「相手のことをよく知らないまま付き合ったので上手くいかなかった」という人もいれば、「条件を確認しやすかった」「普通に生活しているだけでは会えない人と出会える」といった正反対の意見が見られました。

どの出会い方が正解ということはなく、人それぞれに出会い方との相性があるということなのかもしれません。
 

  • 外出自粛は「出会い方への価値観」に変化を与えた

 

 


「外出自粛期間の前後で出会い方に変化があったと思いますか」という質問をしました。「はい」が63.6%、「いいえ」が24.9%と、6割以上の人が出会い方に変化を感じていました。では実際に、出会い方はどのように変化したのでしょうか。
 

  • 自粛前は“対面”中心だった出会いが、“オンライン”中心へと変化


出会い方を外出自粛期間の前と外出自粛期間中で比較しました。

外出自粛期間の前で最も多かったのは「職場・バイト先・学校・塾など」で47.6%です。続いて「友人・知人の紹介」が41.3%、「合コン・飲み会」が37.3%、「マッチングアプリ・婚活サイト」が19.6%、「婚活パーティー・街コン」が10.2%でした。

一方、外出自粛期間中で一番多かったのは「マッチングアプリ・婚活サイト」で45.3%です。「職場・バイト先・学校・塾など」が33.3%、「友人・知人の紹介」が24.4%と続き、「友人・知人の紹介(オンライン)」が8.0%、「婚活パーティー・街コン」が4.9%という結果でした。

外出自粛期間の前は直接会うことを前提とした出会い方が多かったのに対し、外出自粛期間中はマッチングアプリや婚活サイトなどオンライン上での出会いが多くなっています。このことから、外出自粛により男女の出会い方も、オフライン(対面)中心からオンライン中心へと変化したことが分かりました。
 
  • 外出自粛が明けても、オンラインでの婚活が支持率トップ
 



現在交際相手がいない人に、外出自粛が明けた後どのような方法で出会いを探そうと思うか聞いてみました。その結果、「マッチングアプリ・婚活サイト」が最も多く25.9%、「職場・バイト先・学校・塾など」が22.4%、「友人・知人の紹介」が15.3%、「合コン・飲み会」が12.9%、「婚活パーティー・街コン」が10.6%でした。

外出自粛前には4位だった「マッチングアプリ・婚活サイト」が、今後使用したい婚活手段として支持率1位になったことは大きな変化といえるでしょう。外出自粛によって身近となったマッチングアプリなどのオンラインでの出会いに、合コンなどのオフライン(対面)にはないメリットを感じた人が多いということかもしれません。
 
  • マッチングアプリや婚活サイトに「賛成」が8割以上


最後にマッチングアプリや婚活サイトなど、オンラインで出会うことをどう思うか聞いたところ、賛成が54.7%、どちらかといえば賛成が31.1%、どちらかといえば反対が12.4%、反対が1.8%でした。

賛成派の合計は87.8%で、オンラインで出会うことをポジティブに捉えている人が多数派であることがわかります。賛成派、反対派の両方に、その理由について聞いてみました。

【賛成・どちらかと言えば賛成】
自分が少しいいなと思った人とお話し、食事に行けたりするので、他の自然な出会いを待つよりとても効率的だと感じます。(神奈川県/20代/男性)
手軽で場所を選ばずに出会いの機会が得られるから。(福島県/30代/男性)
以前、私自身もマッチングアプリを使用して出会いを求めた事があります。その時に便利で、出会いの幅も広げる事が出来ると感じたためです。(広島県/40代/男性)
ユーザー数が多くて見つけやすいから。(群馬県/20代/女性)
外出自粛で飲みの場に出ることが制限されたことで、誠実な異性がアプリを出会いの場として活用するようになったと思う(沖縄県/30代/女性)
いろんな条件でしぼれるし、会うまでにSNS等でやり取りが出来るので良いと思う(新潟県/40代/女性)

 

【反対・どちらかと言えば反対】
話したことのない人といきなり出会うのは怖いです。(愛知県/20代/男性)
実際に長い間一緒に過ごさないと分からない事もあるので。(新潟県/30代/男性)
そもそも婚活サイトなどのオンラインツールに苦手意識があります。登録する事に恥ずかしさも感じます。(島根県/40代/男性)
危ないこともあると思うので(徳島県/20代/女性)
個人的にネットを通しての出会いには抵抗があるから(沖縄県/30代/女性)

賛成派は出会いの機会が増えることや条件で探せることなど、効率面を理由として挙げる人が多く見られました。一方、反対派には安全面を懸念する声や、ネットを通じた出会いへの不安があるようです。

以前はオンラインでの出会いに「遊び」などのネガティブなイメージが持たれやすかったですが、最近では真剣な出会いを求めて利用する人も少なくありません。

優良なマッチングアプリを探している方はこちらの記事も参考にしてみてください。

(参考)【2022年1月】プロが選んだおすすめ優良マッチングアプリランキング!
https://jsbs2012.jp/matchingapp/review/mami0016.html

 
  • まとめ:外出自粛を経てオンラインでの出会いが定着
外出自粛中の出会いの実態を紹介してきましたが、今回の調査からは以下のことが分かりました。
 
・自粛期間中の交際した人数平均は1.2人
・自粛中に出会った人と交際中または結婚した人が6割超
・出会い方と恋愛結果に関連性は見えない
・外出自粛期間の前後で出会い方に変化あり
・自粛明け後の婚活も「マッチングアプリ・婚活サイト」が支持率1位
・マッチングアプリや婚活サイトに賛成は8割以上


外出自粛中でも上手く恋愛相手を探した人は少なくないようでう。また自粛期間が終わっても、マッチングアプリなどのオンラインツールを利用して出会いを求めようという人が増えている状況も見受けられます。

仕事においてもテレワークが定着し、オンライン会議なども珍しいものではなくなりました。同じように恋愛や婚活においても、オンラインツールが前向きな選択肢として定着してきているといえそうです。

これから恋人や結婚相手を探したいという人は、オンラインだからオフラインだからという概念ではなく、自分にあった手段を選択できるといいですね。素敵な出会いがあなたに訪れるよう願っています。

【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:計225名
実施時期:2021年11月6日~11月15日
調査実施主体:マッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/
調査会社:株式会社ネクストレベル



■マッチングアプリ大学はこんなメディアです■

【運営会社】
株式会社ネクストレベル
https://next-level.biz/
横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。
『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信。

【運営メディア】
マッチングアプリ大学
https://jsbs2012.jp/
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https://jsbs2012.jp/date/
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https://jsbs2012.jp/maripita/
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https://jobseek.ne.jp/

【これからオンラインで出会いを探すなら・・】
*プロが選んだ優良マッチングアプリランキング
https://jsbs2012.jp/matchingapp/review/mami0016.html
*結婚確率の高いアプリランキング
https://jsbs2012.jp/marriage/knowhow/konkatu_rank.html


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上場
未上場
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2000万円
設立
2008年03月