AIとFintechのMILIZEが東海東京証券の資産運用アドバイスツール「マネー・ビジョン」を開発

お客様の運用ポートフォリオのリスク・リターンの数量分析、銘柄入替による最適化等のアドバイスをサポート

株式会社ＭＩＬＩＺＥ

2022年7月27日 17時22分

AIとFintechの株式会社MILIZE（本社：東京都港区、代表取締役社長：田中徹、以下「MILIZE」）は、東海東京証券株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：佐藤昌孝、以下「東海東京証券」）のご要望を受け、資産運用アドバイスツール「マネー・ビジョン」を自社プロダクトのライフプランシミュレーションツール「milizePro」をベースに開発しました。

サービス背景

　これからの資産運用サービスは、ますます顧客本位の重要性が求められています。これは、金融庁から提言された「顧客本位の業務運営に関する原則」にも示されている考え方です。具体的には、お客様一人一人の属性や投資スタイルを踏まえながら、投資のリスクやリターンについて定量的に可視化し、わかりやすい説明と新しい視点を提供する高度なコンサルティングの提供が必要となっています。東海東京証券では、営業員がお客様に適切なタイミングで正しい運用資産のアドバイスができる体制を構築しています。

サービス概要

　資産運用アドバイスツール「マネー・ビジョン」は、資産アドバイザーがコンサルティング時にタブレットやPC等で、お客様の現在時点の保有ポートフォリオ残高からポートフォリオ分析をするツールです。特に富裕層や成熟層に対して、ポートフォリオ理論に基づくリスク・リターン分析を通した資産の入替の最適化やデータに基づく商品入替効果のアドバイスをサポートします。

機能

１、保有資産の登録・一覧化
　保有資産や銘柄の情報を一元管理・確認することができます。

（保有資産一覧画面）

２、ロボアド比較
　お役立ち機能のロボアドでは、お客様の属性や投資スタイルに関する質問に回答すると、現在の保有資産割合とロボアドが推奨する資産割合を比較することができます。

（ロボアド比較画面）

３、バリュー・アット・リスク（VaR※）の表示
　現在保有している資産の予想最大損失額を表示します。（過去データから算出されたポートフォリオの一定の期間の変動率の信頼区間）
　※VaRとは、市場リスクを統計的手法で測定したリスク管理指標です。

（銘柄個別VaR画面）

４、収益予想
　モンテカルロシミュレーション方式を使用した計算結果をグラフで表示し、将来の収益を予想します。（内容の正確性・完全性・適合性等を保障するものではありません。）

（収益予想画面）

５、リスク・リターン
　現在の保有銘柄のリスクとリターンのバランスを効率的フロンティア※曲線と合わせ、表示します。銘柄を追加・変更指定してポートフォリオの入替シミュレーションを行い、効率的フロンティア曲線との比較でリスク・リターンの改善効果を見ることができます。
　※効率的フロンティアとは、分散投資を実施したときに実現するポートフォリオの中で、あるリスクの水準で最大のリターンを獲得できるポートフォリオの集合を指します。

（リスクリターンマップ画面）

６、その他お役立ち機能
　iDecoシミュレーション、金融電卓、積立・取崩シミュレーション、不動産価格データ、不動産利回り計算、相続税シミュレーション、ライフプランシミュレーション等

株式会社MILIZE概要

社名:株式会社MILIZE
URL :https://milize.co.jp/
所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目12番38号 CANAL GATE SHIBAURA (キャナルゲート芝浦) ビル6階
設立:2009年4月
代表者:代表取締役社⻑田中徹
事業内容:金融工学、AI研究、フィンテックツールの企画・開発・運用