Oracle Cloud Infrastructure、トヨタマップマスターの地図制作業務におけるデジタル変革推進に採用
Oracle Database Cloud Serviceのコンバージド・データベース・エンジンで地図制作プラットフォームを刷新、業務フローおよびITの効率向上、コスト最適化を支援
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 社長:三澤 智光)は本日、カーナビゲーションやインターネット、携帯情報端末向けに高鮮度な地図データベースや施設情報を提供する株式会社トヨタマップマスター(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:山田 博之)が推進する地図制作業務のデジタル変革を支援するシステム刷新に「Oracle Cloud」が採用されたことを発表します。トヨタマップマスターは、「Oracle Database Cloud Service」のコンバージド・エンジンや高度なデータベース機能に加え、価格性能、柔軟性、セキュリティおよび拡張性に優れた「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を活用することで、一つのデータベース内で地図制作に必要なデータ・モデルやデータ・ワークロードを利用、管理でき、業務フロー、IT運用やコストを最適化しながら、お客様へより迅速な高鮮度・高精度の情報提供が可能になります。
News Release
Oracle Cloud Infrastructure、トヨタマップマスターの地図制作業務におけるデジタル変革推進に採用
Oracle Database Cloud Serviceのコンバージド・データベース・エンジンで地図制作プラットフォームを刷新、業務フローおよびITの効率向上、コスト最適化を支援
2021年8月6日
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 社長:三澤 智光)は本日、カーナビゲーションやインターネット、携帯情報端末向けに高鮮度な地図データベースや施設情報を提供する株式会社トヨタマップマスター(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:山田 博之)が推進する地図制作業務のデジタル変革を支援するシステム刷新に「Oracle Cloud」が採用されたことを発表します。トヨタマップマスターは、「Oracle Database Cloud Service」のコンバージド・エンジンや高度なデータベース機能に加え、価格性能、柔軟性、セキュリティおよび拡張性に優れた「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を活用することで、一つのデータベース内で地図制作に必要なデータ・モデルやデータ・ワークロードを利用、管理でき、業務フロー、IT運用やコストを最適化しながら、お客様へより迅速な高鮮度・高精度の情報提供が可能になります。
トヨタマップマスターは、自動車メーカーのCASE(Connected:つながる、Autonomous:自動運転、Shared:シェアリング、Electric:電動化)を支援するパートナーとして、人々が安全で効率的に楽しく移動できるように様々な情報をタイムリーに提供していく情報基盤プロバイダー「MIPP(Mobility Information Platform Provider)」構想の実現に向けた地図制作業務のデジタル変革を支えるシステム刷新に取り組んでいます。
トヨタマップマスターのTMIDB開発部 部長 三輪 晴雄氏は次のように述べています。「当社では、お客様の快適なモビリティライフを支える情報基盤プロバイダー『MIPP』を目指し、走行車両からのプローブデータ、インターネット上や様々なコンテンツホルダーの情報をタイムリーに収集・分析・統合し、付加価値の高い情報を提供できる、リアルタイム情報基盤の構築を進めています。『OCI』の高い価格性能、地図制作に必要な空間データおよびグラフ・データベースなどのあらゆるデータ・モデルやデータ・ワークロードに対応するコンバージド・データベース・エンジンに加え、オラクルのコンサルティング部門の高い技術や知見を評価し、『OCI』および『Oracle Database Cloud Service』を選定しました。」
トヨタマップマスターでは、全国の道路、建築物や施設、地形の変化を詳細に調査し、その変化を随時データベースに反映し、高鮮度・高精度な地図制作を行っています。これまでオンプレミスで利用してきた既存システムでは、ドキュメント・データベースで地図情報を一元管理していましたが、業務毎に追加された数百のツールやデータベースにより生じる地図編集者の業務のサイロ化、ITの運用管理の負荷やデータの増加に伴うデータベースの追加に係るコストが課題となっていました。そこでトヨタマップマスターでは、これらの課題を解決することで地図制作や更新業務の迅速化を図り、さらにAIや地図の自動生成、ビッグデータの分析、利活用など新たな技術領域の強化を行うため、地図制作データベース基盤刷新をパブリック・クラウド上で行うことを検討しました。オープンソース・ベースの機能専用型クラウド・データベースを複数連携させた構成など複数のパブリック・クラウドを比較した結果、「OCI」および「Oracle Database Cloud Service」を採用しました。
オラクルのデータベース・サーバー・テクノロジー担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるアンドリュー・メンデルソン(Andrew Mendelsohn)は次のように述べています。「トヨタマップマスター様に『Oracle Database』のコンバージド・データベース機能のメリットを享受いただけることを大変嬉しく思います。『Oracle Database』は、道路やランドマークの位置を示す空間データ、道路トポロジーを示すグラフデータ、道路やランドマークの属性を管理する構造化データ、ランドマーク周辺の非構造化データなど、地図制作に必要なすべてのデータを管理します。これにより、トヨタマップマスター様は、地図制作プロセスをより生産的かつ効率的に自動化するとともに、多数の別々のデータストア間での複雑なデータ移動を回避し、システムの信頼性とセキュリティを最大化することができます。」
トヨタマップマスターの新しい地図制作データベース基盤は、オラクルのコンサルティング部門の技術支援のもと、2021年度中に構築を行い、段階的に稼働を開始していく予定です。
参考リンク
・株式会社トヨタマップマスター https://www.mapmaster.co.jp/
・Oracle Cloud Infrastructure https://www.oracle.com/jp/cloud/
・Oracle Database https://www.oracle.com/jp/database/
・Oracle Database テクノロジー https://www.oracle.com/jp/database/technologies/
日本オラクルについて私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp
オラクルについて
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