アサヒロジ、明石支店にて「トラック簿」複数箇所積卸オプション(特許取得)を活用
~データ集計が最大6時間から10分へ短縮、荷待ち改善の対策も進む~
ハコベル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:狭間 健志、以下:ハコベル)は、アサヒロジ株式会社(以下:アサヒロジ)による、バース管理システム「トラック簿」の複数箇所積卸オプションを活用した導入事例記事を公開しました。
アサヒロジは2024年度より待機時間削減を目指し全社的に待機時間の分析ツール導入を開始していましたが、構内に5つの倉庫を持つ明石支店では正確な集計が困難であり、ツールの入力作業に最大360分/日を要していました。トラック簿導入後はそれが10分/日まで削減されました。更に、正確な待機時間が可視化されたことで課題が明確になり、効果的な対策に結びつきました。

■「トラック簿」導入の経緯
アサヒロジ明石支店は、アサヒ飲料株式会社明石工場の在庫管理と入出荷を主な業務とし、自動倉庫システムやトレーサビリティシステムを活用してリアルタイムで在庫を把握するなど、最適な在庫維持に取り組んできました。
物流総合効率化法の施行を前に全社的な待機時間削減に取り組む中、構内に5つの倉庫を持つ明石支店では、複数箇所の積み降ろしによる運行の複雑さが、正確な待機時間把握の大きなハードルになっていました。2024年12月、待機時間の正確な把握を目的に「トラック簿」を導入しました。
いくつかのソリューションを比較検討する中で、複数箇所の積み降ろしに対応しているソリューションがトラック簿だけであることがわかり、トライアルを通して業務フローに合っていることも確認し、導入へと至りました。
■「トラック簿」導入の成果
アサヒロジ明石支店では、「トラック簿」の複数箇所積卸オプションを採用。これまで困難だった、複数の倉庫を回る車両の正確な入退場時間も可視化されました。紙書類に手書きされた時刻を照合しながら入力する作業に最大360分/日かかることもありましたが、「トラック簿」導入後はデータ集計時間が10分/日まで短縮されました。更に、場内各倉庫での作業時間を車両ごとにトレースできるため、滞留の多い部分を明確に分析できるようになりました。数字の裏付けがあることで打つべき対策が明確になり、ピンポイントで必要なところに人手を増やすなどのアクションにつながりました。
■今後の展望
「トラック簿」導入によって得られたデータを分析することで、トラックが滞留しやすい時間帯や空いている時間帯が見えてきました。滞留が発生しがちな倉庫の処理能力向上と出荷分散化を図り、待機時間の削減を進めています。
導入成果、事例記事の全文はこちら
https://www.hacobell.com/case_studies/pu1o5tlyoat
■ハコベル「トラック簿」について
トラック予約/受付システム「トラック簿」は、3年連続成長率No.1のバース管理SaaSプロダクトです。施設に到着したトラックドライバー様の受付業務や呼出業務をデジタル化する「受付機能」や、バースへの接車時間を予約することで荷待ち時間を短縮する「予約機能」を持ち、施設で発生した荷待ち荷役等時間の実績把握・可視化も容易になります。
導入しやすい契約形態や柔軟なプランに加え、優れたコストパフォーマンスにより、荷待ち荷役等時間の把握・短縮やDXに取り組む企業様で導入されています。各拠点ごとの特性に柔軟に合わせられる汎用性と機能性を持ちながら、直感的に操作できる使いやすさを実現し、発着拠点の現場担当者様・トラックドライバー様に負担が少ない状態で荷待ち荷役等時間の把握・短縮に取り組めます。
https://www.hacobell.com/truckbook
■ ハコベル株式会社について
ハコベル事業は「物流の『次』を発明する」をミッションに、印刷のプラットフォームを展開するラクスル株式会社の新規事業として2015年に開始いたしました。2022年8月に分社化、セイノーホールディングスの出資をうけ、セイノーホールディングス・ラクスルのジョイントベンチャーとして新たなスタートを切りました。2023~24年には山九・福山通運・日本ロジテム・日本郵政キャピタルにも資本参画いただき、2025年には環境エネルギー投資、SOMPO Growth Partners、JA三井リースからもご出資いただいております。
[ハコベルのサービス概要]
・運送手配マッチングサービス
ラストワンマイル・地場・幹線輸送においてテクノロジーを活用して荷主とドライバーを直接マッチングさせることで、高品質かつ低価格な配送の仕組みを提供しております
・物流DXサービス
荷主様向けに、荷待ち荷役時間の把握・短縮を実現するトラック/予約受付システム「トラック簿」、貸切手配時の書面交付をデジタル化することで業務効率化や法対応を実現する「ハコベル配車管理」、輸送モードやチャータールートの最適計算をAIアルゴリズムで算出することで効率化や属人化解消を実現する「ハコベル配車計画」を提供しております

[企業情報]
商号:ハコベル株式会社
代表取締役社長CEO: 狭間 健志
設立:2022年8月1日
所在地:東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル1・3F
事業内容:運送手配マッチングサービス、物流DXサービスを展開する物流プラットフォーム事業
URL: https://corp.hacobell.com/
サービスサイト:https://www.hacobell.com/
【本件に関するお問い合わせ】
ハコベル株式会社
TEL:03-6625-5214 Mail:pr@hacobell.co.jp
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