リクロマ、専門書籍『世界の環境規制と求められる対応』に執筆協力
〜CSRD・CSDDD・CBAMなど「欧州最新規制」の実務対応を解説〜
気候変動情報の開示支援を行うリクロマ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:加藤 貴大、以下 リクロマ)は、株式会社情報機構より2026年1月末に刊行予定の専門書籍『<サーキュラーエコノミーを目指す>世界の環境規制と求められる対応 〜欧州規制の動向と日米中の動き〜』において、「サプライチェーン・情報伝達・情報開示」の執筆協力をいたしました。
本書は、欧州を中心に急速に複雑化する環境規制(CSRD、CSDDD、CBAMなど)に対し、日本企業がとるべき具体的な対応策を網羅した実務書です。リクロマは、GHGプロトコルやTCFD対応などの実務支援で培った知見を活かし、特に難解とされる欧州3大規制(CSRD/CSDDD/CBAM)の実務対応について解説しています。

◼︎寄稿の背景:実務への深い理解が評価
GHGプロトコルに基づく温室効果ガスの算定や、TCFD対応、CDP回答支援など、リクロマは国際的な環境イニシアチブに関する豊富な支援実績を有しています。
欧州の最新規制(CSRD、CSDDD、CBAM)は、これらの既存ルールと密接に関わりながら、より高度なサプライチェーン管理や人権デューデリジェンスを求めています。本書においては、単なる規制の翻訳ではなく、「企業実務としてどう対応すべきか」を深く理解している点が評価され、該当パートの執筆を担当する運びとなりました。
◼︎リクロマ担当パートの概要
本書の第2章 第3節 第4項「サプライチェーン・情報伝達・情報開示」において、特に実務的な影響が大きい以下の3つの欧州規制について解説しています。
CSRD(企業サステナビリティ報告指令)
・財務情報と同等レベルで求められるサステナビリティ開示の実務要件。
CSDDD(欧州サステナビリティ・デューデリジェンス指令)
・サプライチェーン全体に対する環境・人権リスク管理の義務化への対応。
CBAM(欧州炭素国境調整措置)
・炭素価格の国境調整メカニズムと、日本企業に求められる排出量算定・報告プロセス。
これら3つの規制は、欧州市場でビジネスを行う日本企業にとって「待ったなし」の課題です。本書では、それぞれの規制の相互関係や、実務担当者がまず着手すべきアクションについて詳述しています。
◼︎今後の展望
リクロマは、本書での解説内容をさらに深めたコンサルティングサービスや、実践的なセミナーを今後も展開してまいります。複雑化する国際ルールを「制約」ではなく「変革の機会」と捉え直し、日本企業がグローバル市場で持続的な競争力を発揮できるよう、理論と実践の両面から支援を続けてまいります。
書籍概要
タイトル:<サーキュラーエコノミーを目指す>世界の環境規制と求められる対応 〜欧州規制の動向と日米中の動き〜
発行元:株式会社情報機構
刊行予定:2026年1月末
体裁:B5判 約300ページ
URL:https://johokiko.co.jp/publishing/BC260102.php
リクロマ株式会社について
リクロマ株式会社は、気候変動・サステナビリティ領域における戦略設計と情報開示の専門ファームです。制度対応にとどまらず、「なぜ・何を・どう伝えるか」を軸に、企業が社会との関係性を再設計できるよう支援しています。CFP算定支援をはじめ、200件超の開示支援実績と、Eラーニング事業による知の普及を通じて、企業活動と地球環境のより良い関係性をともにつくるパートナーとして伴走しています。
■会社概要
商号 : リクロマ株式会社
所在 : 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町1−10 いちご南平台ビル 2F
代表者名: 加藤 貴大
設立 : 2018年 4月
■本件に関する問い合わせ先
リクロマ株式会社
Tel:03-4400-4893
Mail:mkt@rechroma.co.jp
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