エヴァ主題歌など数々のヒット曲を手がけた作詞家・及川眠子直伝!誰かに嫌われるのが怖いと感じる、すべての人のためのバイブル本
“いま”旬な本情報&著者インタビューをお届けします。by本TUBE
及川眠子さんの新刊『誰かが私をきらいでも』(ベストセラーズ)が発売!その記念に、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」では著者インタビューを開催しました。
及川眠子さんの『誰かが私をきらいでも』(ベストセラーズ)が2019年1月16日に発売された。本書は『残酷な天使のテーゼ』など数々のヒット曲を手がけた作詞家・及川眠子さん流の人生バイブル本。及川さんは〝てめえでケツが拭けるなら、どう生きたって自由〟のお手本。特別ではない自分を信じる方法、真の理解者を得る秘訣が詰まった、“生きづらい”と感じる人必読の一冊だ。
本TUBE編集部×及川眠子インタビュー
―――――――――――――――――――――
――及川さんというと、誰もが知っている『残酷な天使のテーゼ』を手がけた、作詞家の先生というイメージだったんですが、今回なぜこのようなエッセイを書こうと思われたんですか?
ここ何年かTwitterをやっていまして、私がツイートしたことをまとめられないかってお話をいただいたんです。一つのテーマを決めましょうということになった時に、生きづらい人が多いけれど、その生きづらさの原因になっているのは何だろう?と考えました。そして、それは人に嫌われるのが怖い、その思いからじゃないかって思ったんです。どうすれば嫌われないで生きていけるかとか、どうすれば人に好かれるかではなく、嫌われても平気。そういうところから始まりました。
――作詞家は厳選された言葉を紡いでさらに音にものせるというすごい職業だなと思うのですが、文章にするというのはどっちのほうが好き・大変というのはありますか?
両方楽しいんですが、やっぱり作詞家は30年以上やっているので、どっちが楽かって言ったら、作詞のほうが全然楽ですよね。
――作詞家になろうと思われたのはどうしてだったんですか?
音楽が好きだからです。楽器もできない、歌もうたえない。あ、詞があるじゃないかと考えました。
――でも作詞というと、教えてくれる方っていたんですか?
どこの学校にも通ってないですし、誰にも師事してないです。本当に現場で覚えていきました。
――失敗が怖いとか、格好悪いところを見せたくないっていう人が多いのでしょうか。
失敗を恐れる人ってすごく多いんですが、失敗って失敗だと思うから怖い。失敗は経験なんですよ。失敗が多い人っていうのは経験が多いという風に前向きにとらえると良いと思います。同じことを失敗する人間いますけどね。
――それは学んでないってこと?
あ、私です(笑)。
――他人の評価を気にしちゃうから、嫌われることが怖いんですかね?
自己肯定感が低いと、否定されることによってどんどん萎縮して、自分を否定し、自分を嫌いになっちゃう。自分が全ての人を好きでいられないように、全ての人は自分のことを好きでいてくれないと思うんですね。でも自分が自分を好きだったらそれでいいじゃないかって。
――他人のせいにしないっていう思考法は、どうやって身につけてこられたんですか?
徐々にいろんな経験を重ねるうちに、です。
――最初から強かったわけではない?
ないですね、強くなっていくんです、人は。失敗とか後悔とか、そういうものは人を強くします。
―――今の若い人の生きづらさの根っこって何だと思いますか?
いい人でいたいことじゃないかな。だから、能力があるのに、あえて下に見せる。でもいい人って思われて、その先に何があるの?って。
――本当のあなたではないっていうことですか?
本当の私とか本当のあなたっていうのが、果たして何なのかっていうのも。よく及川眠子らしい詞って何?って聞かれるんです。でも、そんなのない!及川らしいっていうのは、人が決めてくれればいい。そういうスタンスでいると、すっごい楽です。
――何かが足りなくて、何かはみ出していて、うまく泳げないでいる。そんなあなたに、大丈夫だよ、生きてていいんだよというような、エールを送ってくれる一冊です。ぜひ皆さん手に取ってください。
■及川眠子
作詞家。1960年2月10日生まれ。和歌山県出身。1985年、三菱ミニカ・マスコットソング・コンテスト最優秀賞作品、和田加奈子『パッシング・スルー』でデビュー。Wink『愛が止まらない -Turn It Into Love-』『淋しい熱帯魚』(第31 回日本レコード大賞受賞)、やしきたかじん『東京』、『新世紀エヴァンゲリオン』主題歌・高橋洋子『残酷な天使のテーゼ』(2011年JASRAC賞金賞受賞)『魂のルフラン』、CoCo『はんぶん不思議』等ヒット曲多数。著書に『破婚―18歳年下のトルコ人亭主と過ごした13年間』(新潮社)、『夢の印税生活者―作詞家になって年収を200 倍にする!!』(講談社)、『ネコの手も貸したい 及川眠子流作詞術』(リットーミュージック)などがある。数々の歌い手に詞を提供するとともに、映画やミュージカルの作詞や訳詞、舞台の構成、CMソング、アーティストのプロデュース、エッセイやコラム等の執筆、講演活動なども行っている。
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本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
http://hon-tube.com/p/movie.php?movieid=2792
本TUBE編集部×及川眠子インタビュー
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――及川さんというと、誰もが知っている『残酷な天使のテーゼ』を手がけた、作詞家の先生というイメージだったんですが、今回なぜこのようなエッセイを書こうと思われたんですか?
ここ何年かTwitterをやっていまして、私がツイートしたことをまとめられないかってお話をいただいたんです。一つのテーマを決めましょうということになった時に、生きづらい人が多いけれど、その生きづらさの原因になっているのは何だろう?と考えました。そして、それは人に嫌われるのが怖い、その思いからじゃないかって思ったんです。どうすれば嫌われないで生きていけるかとか、どうすれば人に好かれるかではなく、嫌われても平気。そういうところから始まりました。
――作詞家は厳選された言葉を紡いでさらに音にものせるというすごい職業だなと思うのですが、文章にするというのはどっちのほうが好き・大変というのはありますか?
両方楽しいんですが、やっぱり作詞家は30年以上やっているので、どっちが楽かって言ったら、作詞のほうが全然楽ですよね。
――作詞家になろうと思われたのはどうしてだったんですか?
音楽が好きだからです。楽器もできない、歌もうたえない。あ、詞があるじゃないかと考えました。
――でも作詞というと、教えてくれる方っていたんですか?
どこの学校にも通ってないですし、誰にも師事してないです。本当に現場で覚えていきました。
――失敗が怖いとか、格好悪いところを見せたくないっていう人が多いのでしょうか。
失敗を恐れる人ってすごく多いんですが、失敗って失敗だと思うから怖い。失敗は経験なんですよ。失敗が多い人っていうのは経験が多いという風に前向きにとらえると良いと思います。同じことを失敗する人間いますけどね。
――それは学んでないってこと?
あ、私です(笑)。
――他人の評価を気にしちゃうから、嫌われることが怖いんですかね?
自己肯定感が低いと、否定されることによってどんどん萎縮して、自分を否定し、自分を嫌いになっちゃう。自分が全ての人を好きでいられないように、全ての人は自分のことを好きでいてくれないと思うんですね。でも自分が自分を好きだったらそれでいいじゃないかって。
――他人のせいにしないっていう思考法は、どうやって身につけてこられたんですか?
徐々にいろんな経験を重ねるうちに、です。
――最初から強かったわけではない?
ないですね、強くなっていくんです、人は。失敗とか後悔とか、そういうものは人を強くします。
―――今の若い人の生きづらさの根っこって何だと思いますか?
いい人でいたいことじゃないかな。だから、能力があるのに、あえて下に見せる。でもいい人って思われて、その先に何があるの?って。
――本当のあなたではないっていうことですか?
本当の私とか本当のあなたっていうのが、果たして何なのかっていうのも。よく及川眠子らしい詞って何?って聞かれるんです。でも、そんなのない!及川らしいっていうのは、人が決めてくれればいい。そういうスタンスでいると、すっごい楽です。
――何かが足りなくて、何かはみ出していて、うまく泳げないでいる。そんなあなたに、大丈夫だよ、生きてていいんだよというような、エールを送ってくれる一冊です。ぜひ皆さん手に取ってください。
■及川眠子
作詞家。1960年2月10日生まれ。和歌山県出身。1985年、三菱ミニカ・マスコットソング・コンテスト最優秀賞作品、和田加奈子『パッシング・スルー』でデビュー。Wink『愛が止まらない -Turn It Into Love-』『淋しい熱帯魚』(第31 回日本レコード大賞受賞)、やしきたかじん『東京』、『新世紀エヴァンゲリオン』主題歌・高橋洋子『残酷な天使のテーゼ』(2011年JASRAC賞金賞受賞)『魂のルフラン』、CoCo『はんぶん不思議』等ヒット曲多数。著書に『破婚―18歳年下のトルコ人亭主と過ごした13年間』(新潮社)、『夢の印税生活者―作詞家になって年収を200 倍にする!!』(講談社)、『ネコの手も貸したい 及川眠子流作詞術』(リットーミュージック)などがある。数々の歌い手に詞を提供するとともに、映画やミュージカルの作詞や訳詞、舞台の構成、CMソング、アーティストのプロデュース、エッセイやコラム等の執筆、講演活動なども行っている。
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本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
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