レノボ、圧倒的なパフォーマンス、パワー、スピードを誇る「ThinkStation PX/P7/P5」を発表

3機種の次世代デスクトップワークステーションが新登場、インテル®とNVIDIAの最新テクノロジーと、アストンマーティンと共同設計の洗練された新型シャシーを採用

レノボ

レノボは本日、レノボ史上最高の技術の粋を結集した3機種の新型デスクトップワークステーション「ThinkStation PX/P7/P5」を発表しました。これらの新型ワークステーションは、あらゆる業界の現在の最も高負荷・高演算のワークロードを上回るべく一から設計を見直しており、インテル®の最大120コアの最新プロセッサーテクノロジーを採用し、NVIDIA RTX™ ハイエンドプロフェッショナルGPUをサポートします。このほか、画期的なシャシー設計、高度なサーマル技術、合理的にリモートでシステムを監視できるBMC機能(注1)を採用しています。
3機種の次世代ワークステーションは、仮想現実(VR)/複合現実(MR)体験、バーチャルプロダクション、機械学習、データサイエンス、コンピューター支援エンジニアリング(CAE)、リアリティキャプチャ、人工知能(AI)などの幅広い分野における、さらなるパワーやパフォーマンススピードを求める需要の高まりに対応しつつ、昨今のハイブリッドワークによる新たな環境向けにスケーラビリティを確保し、将来を見据えた設計を行っています。

レノボのワークステーション&クライアントAI事業部バイスプレジデントであるロブ・ハーマン(Rob Herman)は、次のように述べています。「理想的なビジネスの成果を達成し、最新の革新的なソリューションをお届けするため、レノボの新型デスクトップワークステーションは、お客様中心の視点で綿密に設計されており、こうしたお客様のメリットは、ワークロードが複雑化する将来にも変わりません。インテル®、NVIDIA、アストンマーティンとの緊密な提携により、プレミアムな筐体に超ハイエンドのグラフィックス、メモリ、処理能力を兼ね備えた新型システムは、最高のフォームと機能性を提供しています。」

3機種のワークステーションの商品開発にあたり、レノボは今回、かねてからの顧客企業でもあり、高性能自動車メーカーとして名高く、超高級自動車市場をリードしているアストンマーティンと協力し、新型ThinkStationのシャシーを共同設計しました。アストンマーティンの設計思想に基づき、今回のコラボレーションでは、レノボの代名詞ともいえる赤のデザイン言語を反映しつつ、考えうる最高のパフォーマンスと高度なカスタマイズ能力を発揮することを目指しました。レノボとアストンマーティンの設計チームが共同作業で作り上げた究極のパフォーマンスマシンにより、ワークステーションユーザーは、複雑なワークフローのあらゆる段階をよりパワフルに処理できます。これを実現するため、両社のチームは工具不要な最新のシャシー設計を考案しており、究極の柔軟性と強力なエルゴノミクスが実現しています。

最高のパフォーマンスを達成することを念頭に、このシャシーの3Dグリルは、アストンマーティンの主力モデルであるDBSグランドツアラーに直接インスパイアされており、高性能自動車分野の設計の洞察をデスクトップワークステーションに取り入れています。エアバッフルの設計を見直し、より大型の3Dヘックス換気口を確保しつつ、レノボの特許取得済みTri-Channel(3チャネル)冷却システムを採用することで、障害のないエアフローが実現しており、冷気の吸入と熱気の排出を最大限に確保できます。その結果、この特徴的なシャシーは、CPU、GPU、メモリ、ストレージのパフォーマンスを最大限に発揮できます。さらに、3機種の新型ワークステーションはいずれも、フロントアクセスストレージの革新的なモジュール設計を採用しており、容易なメンテナンスと柔軟なアップグレードを実現しています。

アストンマーティン・パートナーシップ担当ディレクターのキャホル・ロフナン(Cathal Loughnane)氏は、次のように述べています。「レノボの新型ThinkStationシャシーの共同設計に費やした3年の日々は驚きの連続でした。当社はレノボ・ワークステーションの顧客でもあるため、アストンマーティンの高性能自動車の設計・開発で今後使用するであろう高性能システムを自ら作り上げることは、類を見ない機会でした。」

Lenovo ThinkStation PX:デスクトップからデータセンターまでの究極の柔軟性
レノボの最高級フラッグシップ・ワークステーション製品Lenovo ThinkStation PXは、同社の前世代ワークステーションとの比較で、サポートコア数と拡張性が向上しており、究極のパワーとパフォーマンスを発揮します。ラックに最適化されたThinkStation PXは、デスクトップとデータセンターの両方の環境に必要な柔軟性を備えており、両者の間でシームレスな移行が可能です。この高汎用性の新型ワークステーションは、最新の第4世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを搭載しており、最大120のCPUコア数に対応しつつ、前世代と比較して平均53%の性能向上を誇ります(注2)。ThinkStation PXは、最大4基のデュアルスロット型NVIDIA RTX™ 6000 Ada世代(注3)GPUにも対応しており、クリエイティブな仕上げやCAEシミュレーションなど、現在の業務環境で見られる最も複雑なワークフローを管理・実行できます。この新型デスクトップワークステーションは、最大2TBのDDR5メモリとPCIe Gen 5対応の拡張スロットを備えており、データセンターでもデスクトップ下のカーペットクラスタでも、ハイブリッド・ワークフロー環境でマルチユーザーの仮想化に必要な柔軟性を備えています。さらに、このワークステーションは、効率的な1850Wの電源ユニットとオプションの冗長化電源に対応します。

Lenovo ThinkStation P7:驚愕のシングルソケットパワー
Lenovo ThinkStation P7は、シングルソケットで最大56コアをサポートする最新のインテル® Xeon® Wプロセッサーを搭載し、画期的な演算アーキテクチャを採用しています。さらに、高い演算能力を必要とするマルチスレッドタスクに正面から取り組む上で必要なパワーを実現しています。ThinkStation P7は、これまで一般的にサーバーやクラウドのリソースに依存していたワークロードに関する最も厳格なパフォーマンスと信頼性の課題を達成できるよう設計されており、4U筐体によるデスクトップ/データセンターの各種環境で使用できるようラックにも最適化されています。ThinkStation P7は、最大3基のデュアルスロット型NVIDIA RTX™ 6000 Ada世代(注3)GPUに対応しており、グラフィックス、可視化、リアルタイム・レンダリング、CAE、AIの分野で未曾有のパフォーマンスを必要とする、コンテンツクリエイター、建築家、設計者、エンジニア、データサイエンティストに最適です。自動車のスタイリングや数値流体力学解析、複雑な映像制作やレンダリングワークフローなど、ThinkStation P7はいかに困難な課題にも対処できます。

インテルのクライアント・コンピューティング事業本部(CCG)クリエイター&ワークステーション・ソリューション担当副社長 兼 本部長であるロジャー・チャンドラー(Roger Chandler)氏は、次のように述べています。「インテルの新型Xeon Wプロセッサー製品ラインは、画期的な演算アーキテクチャに基づき、コア数を大幅に増やしたパッケージングを採用しています。本プロセッサーの提供を通じ、今日の企業が必要とする、最も急成長するワークロード分野でパフォーマンスを加速できることは大きな喜びです。これらのプロセッサーは、クリエイター、エンジニア、データサイエンティストなどのプロフェッショナル・イノベーターを対象とし、業界の最新イノベーションを創造するのに必要なパワーと安定性を得られるよう設計されています。」

Lenovo ThinkStation P5将来を見据えた汎用性、信頼性、パフォーマンス
デスクトップワークステーションの主力製品であるThinkStation P5は、幅広い業界向けに設計されており、より高水準のパフォーマンス、ITの拡張性、容易な管理を求めるエンタープライズユーザーの需要に対応できるよう設計を見直しています。この次世代ワークステーションは、新設計のシャシーと最大24コアの最新インテル® Xeon® Wプロセッサーを採用し、最大2基のNVIDIA RTX A6000プロフェッショナル・グラフィックスカードをサポートします。高速DDR5メモリとPCIe Gen 5帯域幅により、エンドユーザー独自のニーズに対応する究極のコンフィギュレーションが実現します。このワークステーションは、建築家、設計者、エンジニア、クリエイターなどに最適化されており、BIM、複雑な3D CAD、リアリティキャプチャ、地理空間可視化、視覚効果、エッジデプロイメンドなど、ソリッドモデリングや高い演算能力を必要とするタスクで真価を発揮します。

NVIDIAのプロフェッショナルビジュアライゼーション担当バイスプレジデントであるボブ・ペット(Bob Pette)氏は、次のように述べています。「NVIDIAは今回、デスクトップワークステーション向けに世界で最も強力なビジュアルコンピューティングGPUを提供します。これらは、レノボの新型ThinkStationデスクトップシステムの3機種すべてに採用されており、データサイエンティスト、エンジニア、クリエイティブ・プロフェッショナルが大規模データセットを扱い、より迅速なイノベーションを実現し、AIや高い演算能力を必要とする未来のワークフローを進化させる上で必要な高性能テクノロジーを装備しています。」

ThinkStation PX/P7/P5ワークステーションは、最高レベルの負荷のプロフェッショナルなマネージドITワークプレース環境で作業できるよう設計されており、エンタープライズグレードの必須の機能とセキュリティを提供します。レノボの厳格な基準とテスト、ThinkStation Diagnostics 3.0、ThinkShieldのサポート、Premier Supportへのアップグレード、3年間の保証により、安心感と自信を持って、よりセキュアな業務遂行が可能です。

3機種の新型ワークステーションは、2023年5月の出荷開始を予定しています(注4)。レノボのワークステーション製品ポートフォリオの最新機種に関する詳細は、 www.lenovo.com/thinkstations をご覧ください。

(注1)このアドインカードは、2023年後半まで提供されません。
(注2)intel.com/processorclaimsの「4th Generation Intel® Xeon® Scalable Processors」の[G1]をご覧ください。結果は変わる可能性があります。
(注3)2023年7月頃対応予定
(注4)提供状況は地域によって異なる場合があります。製品は一部市場限定で販売される可能性があります。

レノボ、THINKSTATIONおよびTHINKSHIELDは、Lenovoの商標です。IntelおよびXeonはIntel Corporationまたはその子会社の米国およびその他の国における商標です。NVIDIAおよびRTXはNVIDIA Corporationの商標です。その他すべての商標は、それぞれの各社の商標です。

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レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高700億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の171位にランクされています。世界中で8万2000人の従業員を抱え、180市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、世界有数のPCメーカーとしての成功を収めるだけでなく、ITインフラ、モバイル、ソリューション、サービスといった新たな成長分野へも進出しています。世界を変革するテクノロジーを提供することで世界中のあらゆる場所のすべての人のためのサステナブルで信頼できるデジタル化社会を創出します。詳しくは、  https://www.lenovo.com/jp/ja/ でご覧いただけます。 

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会社概要

レノボ・ジャパン合同会社

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URL
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業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区外神田 秋葉原UDX 北ウイング10階
電話番号
0120-030-984
代表者名
檜山太郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2005年05月