神奈川工科大学、早期合格者を対象とした「入学前教育プログラム」に「Monoxer」を活用開始
個別最適な学びの提供により学習習慣の定着をサポートし、導入1ヶ月で、累計学習回数27,000回・400,000問以上の演習問題への取り組みが実現
モノグサ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:竹内 孝太朗、畔柳 圭佑)は、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が、学校法人幾徳学園 神奈川工科大学(神奈川県厚木市、学長:小宮 一三、以下 神奈川工科大学)にて2024年4月入学予定の早期合格者を対象とした「入学前教育プログラム」に活用された旨をお知らせします。
Monoxerを活用した「入学前教育プログラム」によって、累計学習回数27,000回・400,000問以上の演習問題への取り組みが実現しました。1人あたり平均70回・約1,000問程度の演習問題に取り組んでおり、学習習慣の醸成に繋がっています。
入学前教育への注目の高まり
文部科学省の調査によると、AO入試・推薦入試(現在は総合型選抜・学校推薦型選抜)経由の入学者の割合は、2000年度は33.1%でしたが、2020年度には48.8%にまで増加し、早期合格者が増えている傾向にあります※。早期合格者の増加に伴い、大学に入学する以前から学習準備を進める「入学前教育」への注目が高まっています。
※ 文部科学省、「【参考資料2-4】大学入学者選抜関連基礎資料集 第4分冊(制度概要及びデータ集関係)(その4)」
「入学前教育」について
「入学前教育」では、入学後に専攻する学問分野を学習するうえで必要な知識事項の習得に向けて、高校の既習範囲の復習や専門知識の予習が行われます。高校までの基礎学力の補強、学習意欲の向上、学習習慣の醸成、入学後の発展的な学習へスムーズに移行できるようにすることが主たる目的とされています。
神奈川工科大学におけるMonoxer導入の背景
神奈川工科大学では、入学後の学習の円滑化を目的として、これまで総合型選抜と学校推薦型選抜における一部の合格者に向けて、理工系分野の基礎となる科目の入学前教育を実施してきました。しかし、学生一人ひとりの習熟度に合わせた学習機会の提供や学習習慣の定着に課題を感じていました。
そのような中で、Monoxerの「自動難易度調整」(学習者の記憶度に応じて演習問題の出題頻度と難易度を自動調整)と「学習計画機能」(長期記憶化するための学習計画を学習者に合わせて自動作成する機能)が、個別最適な学びの提供に繋がると判断いただきました。また、スマートフォンを通じて手軽に基礎知識事項の学習ができることで、学習習慣の醸成にも寄与できる可能性があることから、2024年4月入学者向け「入学前教育プログラム」にて導入いただく運びとなりました。
神奈川工科大学におけるMonoxerの活用状況
神奈川工科大学では、総合型選抜と学校推薦型選抜で早期合格した一部の2024年4月入学予定者(541名)を対象に、2023年12月よりMonoxerを活用した「入学前教育プログラム」を開始しました。対象者は個人所有のスマートフォンでMonoxerの学習を行いました。課題は英語・数学・理科(物理・生物・化学のいずれかを選択)の最大3科目に取り組みます。管理者は、月に1回ほどMonoxerで中間テストを実施し、学習した内容の定着状況を把握しました。
一般的なオンラインを活用した「入学前教育プログラム」では、各学生が課題に取り組む過程や中間テスト後の復習の実施状況まで、管理者が把握することに難しさがありました。
一方、Monoxerを活用することによって、管理者は学習の進捗度を記憶度としてリアルタイムに管理画面上で確認することができるようになりました。また、管理者はMonoxerのリアクション機能やコメント機能を活用して、学習者一人ひとりの学習進捗状況に応じたフォローアップを実施しました。学生は、記憶度に応じて演習問題の出題難易度が調整されるため、スマートフォンを使って時間や場所を問わず、手軽に課題に取り組めるようになりました。
約1か月間で累計学習回数27,000回・400,000問以上の演習問題への取り組みが実現
Monoxerを活用した「入学前教育プログラム」によって、学習者は約1カ月間で累計27,000回・400,000問以上の演習問題へ取り組みました。1人あたり平均70回・約1,000問程度の演習問題に取り組んでいることになります。
管理者からの適切なフォローアップが実施できるようになったことと、学習を開始するまでのハードルが下げられたことが学習習慣の構築に寄与できた要因として考えられます。
今後の展望
神奈川工科大学では、大学中退率の軽減施策の一環としてMonoxerの活用を検討しています。学生一人ひとりの記憶度に応じた学習機会を提供することで、授業内容の理解につまずく学生を減らし、留年・退学率の軽減も目指します。加えて学生のみならず、教職員が学生の知識定着のサポートにかける時間の一部をMonoxerで代替することで、あらゆる負担を減らし、学生とのコミュニケーションや各種指導により多くの時間を割いていける状態の実現に向けて協働を進める予定です。
【神奈川工科大学「入学前教育プログラム」専用ページ】
https://www.kait.jp/freshers/precurriculum/
「神奈川工科大学」について
神奈川工科大学(KAIT)は、神奈川県厚木市に位置する大学で、2024年4月に学部学科がリニューアルされ、工学部、情報学部、健康医療科学部の3学部、大学院1研究科6専攻の体制となります。
KAITは、個々の学生に最適なキャリアパスを実現するため、専門教育と個別のキャリアサポートの強化に取り組んでいます。この努力が認められ、2023年度には日本経済新聞社と日経HRによる企業の人事担当者から見た大学イメージ調査「採用を増やしたい大学」にて、全私立大学の中で第1位を獲得しました。
【神奈川工科大学】
所在地:〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
学長:小宮 一三
「モノグサ株式会社」について
モノグサ株式会社は、「記憶を日常に。」をミッションとして掲げ、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。
記憶は、私たち人類の知的活動の根幹を担うものです。
人が何かを認識する時や、判断する時。新しいものを生み出す時や、誰かと交流する時も、そこには自らの中に日々蓄積されてきた記憶という土台が必ず存在し、大きな影響を与えています。
一方で「英単語の暗記」のように、記憶することは苦しい活動と捉えられてしまうことが多々あります。その苦しさは、情報が記憶しやすい形に整理されていないことや、記憶定着までの手法や管理が個人の感覚に任されていることに原因がある、と私たちは考えます。
その結果、記憶を無意識に遠ざけるようになってしまい、自らの可能性を形づくる土台をも狭めてしまっているのです。もし、記憶がだれにでも、負荷なく自然に行える活動になったなら、新しい言語を覚えて海外で働くことも、資格をとってなりたい職業に就くことも自由にできます。週末の過ごし方や日常の何気ない会話にすら新たな広がりが生まれることでしょう。
つまり、人の生き方にさまざまな奥行きと選択肢を与えてくれるもの、それが記憶なのです。モノグサは、“記憶をもっと容易に、より日常にすること”を使命とします。すべての人が自らの可能性を最大限に拡げることで、人生をより豊かに、実りあるものにするために。
【モノグサ株式会社】
本社 : 〒102-0072 千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル7階
設立 : 2016年8月10日
代表者 : 代表取締役CEO 竹内 孝太朗、代表取締役CTO 畔柳 圭佑
事業内容 : 記憶のプラットフォーム 「Monoxer」 の開発と運営
U R L : https://corp.monoxer.com/
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