あなたの「頼り先」いくつ言えますか?新生活を前に知っておきたい、メンタルヘルスの重要指標【AIと人との関係性調査 2026年春】
こころの健康度が高い人は、「AIと人の両方に頼っている」ことが明らかに。自分の「頼り先」バランスがわかる無料ツールも公開。
株式会社Awarefy(本社:東京都新宿区、代表取締役 CEO:小川 晋一郎、以下「アウェアファイ」)および、アウェアファイが運営する「こころの総合研究所」(所長:高階 光梨、以下「こころ総研」)は、日本在住のAI利用経験者約1,000名を対象に実施した「AIと人との関係性調査(2026年)」の分析結果を公開いたしました。
多くの人にとって新生活がはじまる4月を前に、「頼り先」の多様性が、こころの健康と深く関連していることが明らかになりました。

サマリー
調査結果
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精神的健康度が高い人は「AIと人の両方に頼っている」割合が、そうでない人と比べて高い傾向が見られた
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精神的健康度が低いグループは、「AIのみ」「誰にも頼れていない」割合が高い
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頼り先の「多様性」と精神的健康度の関連は高群・低群で対称的に確認され、一定のパターンを示している
考察
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「AIか人か」ではなく、頼り先の「多様性」そのものがこころの健康と関連している可能性がある
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「良い頼り先を一つ探す」より「複数の頼り先を持つ」ことが重要かもしれない
調査の背景
こころ総研の調査シリーズ(2025年8月〜)では、対話型生成AIがすでに「最も身近な相談相手」としての地位を確立しつつある実態を示してきました。一方で、AIに「心の支え」を求める人の6割が依存を自覚しており、AIへの過度な依存リスクも無視できない状況です。
今回は約半年ぶりとなる最新データとして、「頼り先」と「精神的健康度」の関連に着目した分析結果をお届けします。進学・入社・異動など、環境の変化が集中し、ストレスが大きくなりがちな4月を前に、自分の「頼り先」を見直すきっかけとして、ぜひお役立てください。
調査から分かったこと:最も健康な人は「AIと人の両方に頼っている」

日本在住のAI利用経験者約1,000名に、精神的健康度と人・AIから得られるサポートの認識について尋ねました。分析対象となった858名の分析結果から明らかになったことは以下の通りです。
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精神的健康度の内訳
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高い:512名(59.7%)
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中程度:239名(27.9%)
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低い:107名(12.5%)
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認識しているサポートの有無
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AIと人の両方あり:592名(69.0%)
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人のみ:160名(18.7%)
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AIのみ:73名(8.5%)
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誰にも頼れない:33名(3.9%)
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理論的な期待値と比較した結果*から、精神的健康度と認識しているサポートの組み合わせのあいだに、明確なパターンが見られました。
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健康度が高いグループでは「AIと人の両方のサポートあり」の割合が期待値よりも高く、「AIのみ」「誰にも頼れていない」割合は低い結果でした。
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健康度が中程度のグループでは「AIのみ」の割合が期待値より高く、「AIと人の両方のサポートをあり」の割合は低い結果でした。
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健康度が低いグループでは「AIのみ」「サポートなし」の割合が期待値より高く、「AIと人の両方のサポートあり」の割合は低い結果でした。
このように、頼り先の「多様性」と精神的健康度の関係性に一定のパターンがあることが示唆されました。
なお、本調査は横断研究であり、因果関係を示すものではありません。「両方に頼れるから健康度が高い」のか、「健康度が高いから両方に頼れているのか」について明らかにするためには、さらなる検討が必要です。
* 精神的健康度と、認識しているサポートの種類の回答がそれぞれまったく関連しないと仮定した場合、各回答の単純な出現頻度の掛け合わせから、理論的な出現数の期待値を得ることができます。この理論的な値と比較した結果について、検討しています。
新生活にむけて「頼り先」の棚卸しを(こころ総研 所長 高階光梨)
今回の調査から、「AIか人か」という二項対立ではなく、複数の頼り先を組み合わせて活用できている状態が、精神的健康度の高さと関連する可能性が示唆されました。言い換えれば、頼り先が複数あること自体が、メンタルヘルスの重要な指標といえます。

これは、東京大学先端科学技術研究センター教授 熊谷晋一郎氏の「自立とは、依存先を増やすこと」という考え方を支持する結果です。「最善の頼り先を一つ探す」よりも、「どんな頼り先でも良いので複数探しておく」ことがメンタルヘルスのためには重要であると言えるでしょう。
新生活が始まる年度の変わり目は、自分の頼り先を棚卸しするよい機会です。ぜひ一度、身の回りの「頼り先」 をさがしてみませんか?
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こころの不調やモヤモヤは、一人で抱え込まず、まず話してみることが大切です。アウェアファイでは、誰でも無料でアクセスできる相談窓口をまとめています。
本調査の詳細分析および関連テーマについては、今後も順次リリースを配信予定です。こころ総研からの最新情報は、アウェアファイ公式サイトおよびプレスリリースにてお知らせします。
調査対象者の詳細
対象エリア:全国
対象者条件:18歳以上、日本国内在住者、生成AIの利用経験がある者
サンプル
・サンプル数:1,010
・分析対象者数:IMC項目に適切に回答した858名(85.0%)を分析対象とした
・性別:女性 525名(61.19%)、男性 318名(37.06%)、回答しない 15名(1.75%)
・年齢:平均年齢は40.08歳(SD =11.24)
調査手法:インターネット調査等 ※アウェアファイユーザーを対象とした調査ではありません
調査期間:2026年2月17日〜2月24日
実施主体:株式会社Awarefy「アウェアファイこころの総合研究所」
※参考リンク
「AIが"最も身近な相談相手"に。ポジティブな変化の裏に、依存や不安も——対話型生成AIの使用実態を調査」(2025年8月15日公開)
「AIに「心の支え」を求める人の6割が依存を自覚。孤独や不安に寄り添うサービス設計にひそむ、見過ごせないリスクが明らかに。」(2025年10月8日公開)
「AIが「誰よりも相談しやすい相手」に。不可逆に広がる「こころの支え」としてのAIと共に歩む、新たな支援のかたちとは」(2025年11月12日公開)
■AIメンタルパートナー「アウェアファイ」


AIなどのテクノロジーに、科学的なエビデンスのある「認知行動療法」等に基づくアプローチをかけあわせたスマートフォンアプリです。これまで100万人以上の方をサポートしてきました。AIキャラクター「ファイさん」との対話機能や、自分の心のコンディションをふりかえる機能、マインドフルネス瞑想に取り組める音声ガイドや課題別の学習コースなど、メンタルヘルスケアに役立つコンテンツが300種以上揃っています。
アプリのダウンロードはこちらから。
■ 株式会社Awarefy(アウェアファイ)

私たちは、最先端AIテクノロジーに、科学的なエビデンスのある「認知行動療法」等に基づくアプローチをかけあわせたAIメンタルパートナー「アウェアファイ」アプリの開発・運営を中心とした事業を展開しています。人々が自分の“大切にしたいこと“と向き合える社会を実現すべく、アプリの機能拡充にとどまらず、復職・職場復帰を目指す方をサポートする施設「アウェアファイ リワーク」の運営など、メンタルヘルスケアの領域での貢献を目指します。
所在地:東京都新宿区西新宿2丁目6-1 新宿住友ビル24階 GROWTH新宿 ROOM-4
代表取締役CEO:小川 晋一郎
事業内容:アプリ「アウェアファイ」の企画・開発・運営、福祉リワーク施設「アウェアファイ リワーク」の運営等
【本件に対するお問い合わせ先】
アウェアファイ広報担当
メール:press@awarefy.com
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