浪人生が宅浪を選ぶ理由は?約5割が「自分のペースで学習したい」。経済的な理由は約3割
宅浪生の学習スタイルは市販教材での自主学習が54.5%と最多。オンライン学習サービスの利用も3割超え
じゅけラボ予備校(所在地:大阪市北区、代表取締役:後藤智則)は、自宅浪人(宅浪)で大学受験をした19歳〜26歳の男女88人を対象に、浪人期間中の勉強法に関する実態調査を実施しました。
■調査概要
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調査概要:自宅浪人(宅浪)の選択理由と学習スタイルに関するアンケート
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調査期間:2024/12/9~2024/12/16
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調査方法:インターネット調査
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有効回答:事前調査で「自宅浪人(宅浪)で大学受験した」と回答した19歳〜26歳の男女88人
宅浪経験者の47.7%が『自分のペースで学習したい』を理由に自宅浪人を選択!経済的理由やオンライン学習の利便性が続く結果に
理由 |
割合(%) |
---|---|
自分のペースで学習したかった |
47.7% |
経済的な理由(費用を抑えたかった) |
31.8% |
オンラインでの学習が便利だったから |
20.5% |
通学時間を節約したかった |
17.0% |
人間関係のストレスを避けたかった |
14.8% |
学習管理型のサービスで効率的に学習できると思った |
10.2% |
近くに自分に合う塾や予備校がなかった |
3.4% |
その他 |
1.1% |
大学進学を目指す浪人生にとって、学習環境の選択は非常に重要です。このたび、浪人生で宅浪で大学受験を経験した88名を対象にアンケート調査を実施しました。その結果、47.7%の人が「自分のペースで学習したい」と考え宅浪を選んでおり、さらに31.8%の人が「経済的な理由」を挙げていることが明らかになりました。本調査結果から、現代の浪人生が重視する学習環境の特徴や変化を深掘りします。
約5割(47.7%)が宅浪を選んだ理由は『自分のペースで学習したい』 個別最適化のニーズが顕著に
調査によると、浪人生が宅浪を選んだ理由として最も多くの回答を集めたのは「自分のペースで学習したかった」で、全体の47.7%を占めました。これは、個別のニーズに応じた学習環境を求める浪人生が増加していることを示しています。特に、塾や予備校のカリキュラムに縛られない柔軟なスケジュールが、宅浪を選ぶ大きな要因となっているようです。
背景には、デジタルツールやオンライン学習プラットフォームの普及があると考えられます。これにより、浪人生が自宅で効率的に学習を進めるための選択肢が増えたことも一因でしょう。
約3割(31.8%)が『経済的な理由』を選択、浪人生にとって費用負担が大きな課題
次いで浪人生が宅浪を選んだ理由で多かったのは「経済的な理由」で31.8%に上りました。予備校や塾に通う費用が高額であることが、宅浪を選ぶ大きな動機となっていることが伺えます。近年、家庭の教育費負担の高まりが社会問題として注目されており、浪人生にとっても経済的なプレッシャーが決して小さくないことが示されています。
また、自宅での学習を選ぶことで、交通費や教材費を抑えることができる点も魅力となっているようです。特に、オンラインでの教材提供や無料で利用できる学習リソース、低価格で利用できるサービスが充実してきたことが、宅浪のコストパフォーマンスの高さを後押ししていると考えられます。
約2割(20.5%)が『オンライン学習の利便性』を理由に、デジタル学習時代の新しいスタイル
「オンラインでの学習が便利だったから」と回答した宅浪経験者は20.5%で、デジタル学習の浸透を象徴する結果となりました。コロナ禍をきっかけに急速に普及したオンライン学習ツールや、オンデマンドで講義を受けられるオンラインサービスが、宅浪を選ぶ理由として支持されています。
さらに、これらのオンラインサービスを活用することで、学習場所を選ばず、自由な時間管理が可能になる点も魅力です。浪人生の間でオンライン学習が定着してきたことは、学習環境の多様化を示しており、今後さらにニーズが拡大する可能性があります。
宅浪経験者の54.5%が『市販教材での自主学習』を選択!オンライン学習や学習支援サービスの利用も3割超え
学習スタイル |
割合(%) |
---|---|
市販の教材や参考書を使用して自主学習 |
54.5% |
予備校・塾のオンラインサービスを活用して指導を受けた |
31.8% |
学習管理アプリやオンライン学習支援サービスを活用 |
30.7% |
家庭教師の指導を受けた(オンライン家庭教師を含む) |
5.7% |
その他 |
0.0% |
自宅浪人生(宅浪生)がどのように学習を進めているのかを明らかにするため、「宅浪を経験した男女88名」を対象に学習スタイルについてのアンケート調査を実施しました。その結果、54.5%の人が「市販教材や参考書を使用して自主学習」を選んでおり、最も多い回答となりました。
一方で、31.8%が「予備校・塾のオンラインサービス」、30.7%が「学習管理アプリやオンライン学習支援サービス」を活用しており、現代の宅浪生がオンラインツールを積極的に活用している実態が浮き彫りになりました。
54.5%が『市販教材での自主学習』を選択、自立型学習が主流に
宅浪生の学習スタイル調査では、「市販の教材や参考書を使用して自主学習」と回答した宅浪経験者が54.5%と過半数を占めました。
市販教材の利点として、豊富な種類や具体的な解説、コストパフォーマンスの高さが挙げられます。さらに、手元にある教材を自由にアレンジして使用できる点が、浪人生にとって魅力的だと考えられます。
近年、SNSやYouTube、オンライン学習支援サービスで市販教材の効果的な使い方を紹介する情報が増えていることも、自主学習を後押ししている要因の一つだと思われます。
31.8%が予備校・塾のオンラインサービスを活用、双方向型指導が支持される
次いで多かった回答が「予備校・塾のオンラインサービス」で31.8%でした。これは、双方向型のオンライン指導が宅浪生にとって信頼性の高いサポート方法として定着していることを示唆しています。
特に、講師とのリアルタイムなやり取りが可能なオンライン授業は、孤独になりがちな宅浪生にとって重要な存在となっています。コロナ禍をきっかけに普及したこれらのサービスは、地域や時間に縛られずに学習支援を受けられる点が特徴で、浪人生にとって効率的な学習環境を提供しています。
30.7%が学習管理アプリやオンライン学習支援サービスを利用、デジタルツールの浸透
「学習管理アプリやオンライン学習支援サービスを活用」と回答した人も30.7%と高い割合を占めました。これは、デジタルツールやオンライン学習環境が宅浪生の学習効率を向上させる役割を果たしていることを反映しています。
学習スケジュール管理や学習進捗の可視化、AIを活用した個別指導や学習アドバイスの提供など、多機能なサービスが宅浪生のニーズに応えています。
こうしたツールやオンライン学習支援サービスは、自己管理が求められる宅浪生活において、継続的に学習を進めるための重要なサポートとなっています。
まとめ
今回の調査では、宅浪経験者の学習環境選びやスタイルに関する貴重なデータが明らかになりました。以下にそのポイントを要約します。
1.宅浪を選ぶ理由
最も多かった理由は「自分のペースで学習したい」で、47.7%が回答。個別最適化や柔軟な学習環境を求める傾向が見られました。デジタルツールやオンライン学習環境の普及が、これを後押ししていると考えられます。
次いで「経済的な理由」が31.8%。塾や予備校の高額な費用負担を避ける動機が背景にあります。オンライン教材や無料学習リソースの充実も、宅浪を選ぶ決め手の一つとなっているようです。
また、20.5%が「オンライン学習の利便性」を挙げており、学習スタイルの多様化とデジタル時代の利点がうかがえます。
2.学習スタイルの選択
「市販教材や参考書を使用して自主学習」と回答した人が54.5%と過半数を占め、宅浪生の中で自立した学習スタイルが主流であることが確認されました。SNSやYouTubeなどの活用も、自主学習を支える要因です。
一方で、「予備校・塾のオンラインサービス」(31.8%)や「学習管理アプリ・オンライン学習支援サービス」(30.7%)を活用する宅浪生も多く、オンライン学習ツールやサービスが重要なサポート手段となっています。
3.現代の宅浪の特徴
現代の宅浪は、自主性を重視しつつも、オンライン学習やデジタルツールを積極的に取り入れることで、効率的かつ柔軟な学習を進めていることが分かります。
経済的負担を抑えつつ、多様なツールを活用するスタイルが定着しつつあり、今後もこの傾向が広がることが予想されます。
今回の調査結果から、宅浪生に向けた学習支援サービスや教材の提供において、自主性を尊重した設計やオンライン学習の利便性を高める工夫が、さらに重要になることが示されました。浪人生が多様な選択肢を持ち、効率的に学習を進められる環境づくりが、今後の課題といえるでしょう。
会社概要
じゅけラボ予備校では、既存の教育サービスにおける無駄を一切省いて、生徒が志望校合格に必要な勉強のみ行えるカリキュラムを提供したいという思いから、生徒一人一人に合わせたオーダーメイドの受験対策プログラムを提供しています。受験に必要な科目をすべて学べて、高校受験は14,080円~、大学受験は16,280円~の圧倒的な低価格で、経済的な事情により塾や予備校に通えない学生・浪人生も、志望校合格に向けて効率良く学習することができます。
社名 :じゅけラボ予備校(株式会社エンライク)
所在地 :
運営本部:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3-500 大阪駅前第3ビル5階10号
教務部:〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西2丁目2−1東梅田八千代ビル7F-C
代表者 :代表取締役社長 後藤 智則
電話番号:0120-445-259
事業内容:教育事業(予備校・オンライン学習塾・インターナショナルスクール・教育教材のオンライン通販)、マーケティング事業
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