「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」3団体を選定
無償のコンサルティングサービス(プロボノ)の提供候補として3団体を選定
「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」プログラムは、持続可能な社会の構築に向けて、特定の課題分野で高いビジョンを掲げ、革新的な取り組みを行っている非営利団体を、DTCの専属チームによる無償のコンサルティング(プロボノ)を通じて支援するプログラムとして、昨年開始されました。第2回目となる今回も、昨年と同じく、(1)「サプライチェーン全体を視野に入れた持続可能でエシカルな生産・消費の実現」、(2)「女性、若者、外国人を含む多様な人々の就業・経済的自立支援」の2つをテーマとして掲げ、いずれかの分野において課題解決に取り組む団体を本年5月より6月まで公募し、それぞれのテーマごとに団体を選定しました。
今後DTCは各団体とそれぞれの課題やニーズに合うプロボノ提供内容を決定、当社の通常のビジネスと同等の品質と専門性に基づくコンサルティングを専属チームが無償で行います。この取り組みにより、それぞれの団体の成長をさらに加速すると共に、そこから生み出される社会へのインパクトを最大化することを目指します。
【2017年 選定団体のご紹介】
■ テーマ(1)「サプライチェーン全体を視野に入れた持続可能でエシカルな生産・消費の実現」
•特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン
1993年設立
http://www.fairtrade-jp.org/
国際フェアトレードラベル機構の構成メンバーとして、国際フェアトレード認証ラベルの普及・管理、製品認証、フェアトレードの普及啓発・教育事業などに取組む
選定団体からのコメント:
「この度は、『ソーシャル・イノベーション・パイオニア』に選定いただき誠にありがとうございます。当法人は、持続可能な生産と生活を可能にする国際フェアトレード認証基準を設定し、貿易の仕組みを通してサステナブルな社会の実現を目指し活動しております。開発途上国の小規模生産者がサプライチェーンの中で最も弱い立場に置かれ、貧困、児童労働、気候変動等の脅威に晒され続けている現実を打破すべく、本プログラムを通じサステナブルな社会の一層の実現を目指したいと思います。」
特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン 事務局長 中島佳織
■ テーマ(2)「女性、若者、外国人を含む多様な人々の就業・経済的自立支援」
•認定特定非営利活動法人マドレボニータ
1998年創立
http://www.madrebonita.com/
「産後ケア」の必要性に関する啓発活動と、産後の女性の心と身体の健康をサポートするための「産後ケアプログラム」の全国各地での展開
選定団体からのコメント:
「この度は、支援先としてお選びいただき誠にありがとうございます。少子高齢化、生産年齢人口減少など社会構造が変化した今、『出産』が就業のハードルとなるのは社会にも家族にも大きな損失です。個人の努力だけでなく、企業がこの問題にコミットすることで、働き方はより健全になり、高い成果を生む、そんな可能性を秘めています。その鍵は出産した後の適切な心身のリハビリと夫婦関係の構築です。ソーシャル・イノベーションのパイオニアとして『産後から世界を変える』を実現できるよう、努力してまいります。」
認定特定非営利活動法人マドレボニータ 理事長 吉岡マコ
•認定特定非営利活動法人Switch
2011年設立
http://www.switch-sendai.org/
思春期、青年期の心に不調を抱えた若者の就学、就労支援を目的に、障害福祉サービス事業所「スイッチ・センダイ」「スイッチ・イシノマキ」等を展開
選定団体からのコメント:
「この度は『ソーシャル・イノベーション・パイオニア』に選定いただき、ありがとうございます。私たちは東北の未来を担う若者の未来を持続的に支えるために、安定した事業基盤の構築と、新たな経営ビジョンの構築が必要な時期に来ております。本プログラムでプロフェッショナルの皆様のお力をお借りしながら、地域のために活動価値の最大化を目指してまいります。」
認定特定非営利活動法人Switch 事務局長 今野純太郎
<本件に関する問い合わせ先>
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
CSR・SDGs推進室 小國
pioneers@tohmatsu.co.jp
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