セーブ・ザ・チルドレンがイエメンにおける葬儀空爆に対する声明を発表
イエメンの首都サヌア北部で16日、サウジアラビア主導の連合軍が葬儀を空爆し、女性9人と子ども1人が死亡し、子どもを含む多数の負傷が出たと、ロイターが報じました。
この報道を受け、セーブ・ザ・チルドレンは直ちに職員を病院に派遣し状況を確認した上で、イエメン事務所副代表のグラント・プリチャードによる声明を発表しました。
「これは恐ろしい攻撃です。子どもが1人亡くなったと報道されていますが、空爆の負傷者を収容している病院を訪れた職員からの報告では、重傷を負った乳幼児2人が治療を受けています。そのうちの1人は1歳の女児で、爆弾の破片が内臓まで達し、顔全体にやけどを負っています。女児の叔母が私たちに語ったところによると、母親は空爆で死亡し、子ども2人がまだがれきに埋もれています。
この約2年間に、こうした空爆が、誰も裁かれることなく、様々な勢力により実行されています。その犠牲を強いられているのが、子どもたちであり、その家族なのです。空爆は子どもたちの家や学校、病院を直撃し、今までに1,500人もの子どもが殺され、何千人もの子どもたちが障害を負わされました。こうした行為が犯罪であることは明白であり、決して許されるものではありません」
<セーブ・ザ・チルドレン概要>
セーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもにとって、生きる、育つ、守られる、参加する、「子どもの権利」が実現されている世界を目指して活動する子ども支援の国際NGOです。1919年に英国で設立され、現在、日本を含む29の国と地域の独立したメンバーが連携し、約120ヶ国で子ども支援活動を展開しています。
http://www.savechildren.or.jp/
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