ハッチ・ワーク、月極駐車場のカーシェアリング拠点開発支援が累計400カ所を突破

～月極駐車場の「ファーストワンマイルステーション構想」の実現に向けて加速～

株式会社ハッチ・ワーク

2024年7月29日 14時00分

株式会社ハッチ・ワーク（本社：東京都港区、代表取締役社長：増田知平、以下ハッチ・ワーク、証券コード：148A）は、月極駐車場に新たな価値を生み出す取り組みとして、カーシェアリングを運営する事業者の拠点開発を支援しており、このたび累計実績が400カ所を突破したことをお知らせします。なお、2025年末までに1,000カ所の開発支援を目指します。

■カーシェアリング拠点開発支援の背景

2023年3月に三菱UFJリサーチ＆コンサルティングが発表した「カーシェアリングの動向整理」によると、国土交通省はカーシェアリングを新型輸送サービスの一つとして位置づけているとともに、「地球温暖化対策計画」の目標達成に向けた国の施策として、カーシェアリングの普及啓発を掲げ、対策評価指針に実施率を設定しています。

上記に伴い、カーシェアリング事業者各社は拠点開発に力を入れています。拠点が増えることで利用者の認知が拡大し、かつ利用希望の時間帯に他者の予約で借りることができない利用者に対し、代替の選択肢を提示することができます。

一方、月極駐車場の管理会社における最も重要な課題の一つは、稼働率の向上です。一定期間、利用希望がない月極駐車場は、その他の活用を検討しています。

ハッチ・ワークは、管理会社向け月極駐車場オンライン管理支援サービス「アットパーキングクラウド」を運営しており、全国の月極駐車場情報を豊富に保有しています。満車／空車のリアルタイムな状況を把握し、導入する管理会社に向けた最適解を提示しています。空車の続く月極駐車場における活用の選択肢の一つとして、カーシェアリング事業者との引き合わせを実施し、拠点開発を支援しています。

またハッチ・ワークは、点在する月極駐車場のネットワークを構築し、多様なモビリティサービスのハブとして、気軽に利用できる「ファーストワンマイルステーション構想」を提唱しています。カーシェアリング拠点開発支援は、同構想の実現に向けた重要なファクターの一つと位置づけています。

■株式会社ジェイアール東日本都市開発　ご担当者様コメント

「アットパーキングクラウド」を導入している、JR東日本グループの株式会社ジェイアール東日本都市開発（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：根本英紀、以下ジェイアール東日本都市開発）の管理駐車場において、特に多くのカーシェアリング拠点開発のご支援をいただいております。

以下、ご担当者様のコメントです。

当社は「心地よいくらしづくり、住みたくなるまちづくり」をテーマに、主に高架下や線路近接用地の管理および店舗開発などを行う「開発・運営事業」や「ショッピングセンター事業」、「オフィス・住宅事業」を行っています。その一つとして、駅前や高架下を中心に、多数の月極駐車場を管理・運営しています。人々が暮らす街と鉄道・駅との接点、その利点に注目するなか、一般的な月極駐車場として貸し出す以外の選択肢として、特にカーシェアリング拠点としての活用に力を入れています。多様なモビリティの変化に対応し、「沿線価値の創造」に取り組んでまいります。

ジェイアール東日本都市開発HP：https://www.jrtk.jp/

■将来展望

ハッチ・ワークは今後も社会課題の解決と月極駐車場の新しい価値創出に向け、カーシェアリング事業者の拠点開発、ならびに管理会社の支援に取り組み、2025年末までに1,000カ所の開発支援を目指します。

■「ファーストワンマイルステーション構想」

ハッチ・ワークが提唱する「ファーストワンマイルステーション構想」は、少子高齢化などの社会課題が叫ばれるなかで、周辺住民や来訪者の利便性向上を目指し、生活に隣接するエリア＜＝ファーストワンマイル＞にある月極駐車場を再定義することで、駐車場としての利用はもとより、各種モビリティサービスの拠点＜ステーション＞となりえるネットワークの構築を目指したものです。モビリティを活用したさまざまなサービスプロバイダが集まることで、月極駐車場はより豊かな社会の実現を下支えすることができると考えています。

■アットパーキングクラウド

アットパーキングクラウドは、月極駐車場の管理業務を最大95%（※）削減し、高い集客力で稼働率を向上させる不動産会社向けの月極駐車場オンライン管理支援サービスです。

月極駐車場検索サイト「アットパーキング」や大手不動産情報サイト「アットホーム」「LIFULL HOME'S」に同時掲載することで、露出を増やし稼働率を大幅にアップします。また、オンライン契約システムや空き待ち予約サービスで業務を自動化し、同時にユーザーの利便性を向上。さらに100％立替払いの滞納保証サービスで滞納督促の業務がなくなり、電話問い合わせの代行も可能なトータルソリューションです。

※管理台数1,000台、毎月20台が入れ替わる仮定でのハッチ・ワークのシミュレーション

アットパーキングクラウド：https://www.at-parking.jp/business