【成人式・振袖に関するアンケート調査】成人式は“写真で残す体験”へ親御さま200名の調査で見えた、振袖と記念写真の今

株式会社アスカネット

プロフォトグラファー向けフォトブックサービス「ASUKABOOK(アスカブック)」を展開する株式会社アスカネット(本社:広島県広島市、代表取締役社長 村上 大吉朗、以下アスカネット)は直近3年以内(2023年から2025年)に成人式を迎えた女性の親御さま200名を対象に「振袖と成人式写真」に関する調査を実施しました。

その結果、振袖選びでは“写真との相性”を意識する声が増えており、さらに多くの家庭が「成人式の写真は、これからも家族で見返すもの」と考えている実態が明らかになりました。成人式は、装いを整えるだけでなく“写真としてどのように残すか”までを含めた体験へと広がりつつあります。

(※調査結果をご紹介いただく際は「アスカネット調べ」と注釈をご記載ください。)

【調査概要】

調査対象:3年以内に成人式を迎え振袖を着用した娘のいる親御さま男女200名

調査機関:アイブリッジ株式会社「freeasy」

集計方法:インターネット調査

調査期間:2025年10月8日~10月10日

回答数 :200名

※調査結果の数値は小数点第2位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。

リリースサマリー

■振袖の準備は購入・レンタルが拮抗。スタジオでのレンタルも17%と一定の割合を占める。
■振袖選びでは「デザイン・色柄」に次いで「写真映え」を意識する割合が高く、写真撮影を前提とした選択が進む。
■記念撮影は94%がフォトグラファーに依頼。成人式は“撮影を含めて楽しむイベント”へ。
■写真の仕上がり満足度は91%、本人の満足度も82.5%と高評価。

■写真の残し方では、台紙写真・アルバムなど“形に残す方法”が主流。

■約7割の家庭が「今後も写真を見返す場面がある」と回答し、成人式写真が長く楽しめる存在であることが判明。

【調査背景】

成人式のあり方が多様化する中で、「振袖」「写真撮影」「保存方法」は切り離せない存在となりつつあります。前撮り文化の浸透やSNSの普及により、“ただ振袖を着る日”から“写真としてどう残すかを考える日”へと成人式の価値が広がっています。

一方で、デジタル化が進んでもなお、台紙写真やアルバムなど“形として残す方法”の人気は根強く、家族で何度も見返す前提で写真を選ぶ家庭も増えています。こうした変化を踏まえ、今回の調査では「振袖をどう選び、どんな準備をし、写真をどのように残しているのか」親御さま目線からその実態を明らかにしました。

振袖選びは多様化、写真スタジオ利用も増加傾向

Q1.成人式当日の振袖はどう用意されましたか?

成人式の振袖準備は「購入」と「レンタル」がほぼ拮抗し、専門店購入27%と衣裳店レンタル27%が並ぶ結果となりました。また写真スタジオでのレンタルも17%と一定の存在感を示し、従来の“購入一択”ではなく、予算や写真撮影ニーズに合わせた柔軟な選択が進んでいることがうかがえます。

今回の結果から、成人式の振袖準備は“当日の衣装手配”だけでなく、“写真撮影を軸にした選び方”が強まっている兆しが読み取れます。写真スタジオでのレンタルが17%を占めたことは、前撮り・後撮りを含めた「写真体験」と振袖選びが一体化している表れです。購入とレンタルの差も縮まり、家族の価値観や記念の残し方に合わせて最適なスタイルを選ぶ傾向が進んでいます。

振袖選びに“写真映え”が存在感を強める

Q2.振袖を選ぶ際に、重視したポイントを教えてください(複数選択)

振袖選びでは「デザイン・色柄」が75.5%と圧倒的に重視され、次いで「価格」「ブランド」が続きました。

一方で「写真映え」も19%に上り、成人式の装いが当日の参加だけでなく、写真として残す価値を前提に選ばれている傾向が確認できます。

デザイン重視は従来通りの結果ながら、「写真映え」が上位に食い込んだ点は大きな変化です。SNSや前撮り文化の浸透により、振袖は“着るもの”から“撮られるもの”へと位置づけが進化しています。家族からのアドバイスやブランド志向を抑え、自分らしい写真表現を意識した選択が広がりつつあり、成人式の準備において「ビジュアルとしてどう残るか」が重要な判断軸となっていることが読み取れます。

振袖準備は“1年以上前”が最多、早期化進む

Q3.成人式用の振袖の準備はいつ頃から始めましたか?

振袖の準備開始時期は「成人式の1年以上前」が27.5%で最多となり、高校3年生(18歳)での準備開始も20%と続きました。

全体として早期化が進んでおり、衣装選びから写真撮影日程の確保まで、計画的に進めたい家庭が増えている様子がうかがえます。

振袖準備の“前倒し化”が進んでいる背景には、成人式当日だけでなく、前撮りや後撮りなど写真撮影のスケジュール調整が必須化している点が大きく影響しています。人気のスタジオやロケーション枠を押さえるには早い段階での計画が欠かせず、衣装選びと撮影計画が一体化した新しい準備スタイルが浸透しています。振袖は既に「1日限りの衣装」ではなく“家族の記念を残すプロジェクト”として扱われつつあることが読み取れます。

成人式費用は20万円未満が主流、写真含む総額が増加

Q4.成人式関連(振袖・美容・写真撮影など)にかけた総費用の目安を教えてください

成人式関連費用は「10万~20万円未満」が27.5%で最多となり、「5万~10万円未満」「20万~30万円未満」がともに19.5%と続きました。

写真撮影や美容を含めた総額として一定の負担が発生しており、成人式を“思い出として残す体験”に投資する家庭が多い実態がうかがえます。

費用分布を見ると、10万~30万円に大きく集中しており、成人式は単なる式典参加ではなく「衣装+美容+写真パッケージ」への支出がスタンダード化していると考えられます。

特に前撮り・当日撮影を含めた写真関連費用の存在感が高まり、家族にとって“節目をどう残すか”が費用判断の軸になっています。50万円以上の高額層も一定数存在し、価値を見出す家庭では積極的な投資が進んでいる点も特徴です。

成人式は“プロ撮影”が主流、前撮り依頼が半数

Q5.成人式の記念写真は、フォトグラファーに撮影を依頼しましたか?

成人式の記念撮影は「前撮りのみ依頼」が50%で最も多く、「当日のみ」「両方」の依頼も合わせると約94%がフォトグラファーに撮影を依頼していました。

プロ撮影は特別な節目を確実に写真として残す手段として定着しており、家庭にとって成人式の重要性がうかがえる結果となりました。

フォトグラファーへの依頼が94%に達した点は、成人式が「写真を残すイベント」として進化している象徴的な結果です。特に“前撮り文化”が浸透し、式典当日の混雑や慌ただしさを避け、余裕を持った状態で記念写真を残すスタイルが主流化しています。衣装選び・ヘアメイク・写真撮影がワンセット化し、成人式は家族のライフイベントを丁寧に保存するプロジェクトへと変化しています。

成人式写真は“形に残す”が主流、フォトブックも高支持

Q6.写真撮影後、どのような形で手元に残しましたか?(複数選択)

成人式写真の残し方は「台紙付き写真」59%、「アルバム・フォトブック」57%がともに高く、データのみも36.5%に上りました。

多くの家庭が写真を“形として残す”ことを重視しており、フォトブックの存在感もデータ時代において依然高いことが明らかになりました。

“データだけでは不十分”という意識が成人式写真では顕著で、台紙写真やフォトブックなど物理的な形での保存が主役となっています。特にフォトブックは、撮影体験から仕上がりまでの一貫したストーリーを残せる点から支持を集めています。

一方で36.5%がデータも選択しており、デジタルと紙媒体の併用が一般化。成人式は「長期保管に耐える形」と「共有しやすいデータ」を使い分けるハイブリッド保存時代に入っています。

成人式写真の満足度は9割超、保存方法も高評価

Q7.写真の仕上がりや保存方法について、満足度をお聞かせください。

写真の仕上がりや保存方法について「非常に満足」44%、「まあ満足」47%となり、合わせて91%が肯定的な評価を示しました。

不満はわずか2%にとどまり、多くの家庭が成人式写真を“期待以上の形で残せた”と感じていることが明らかになりました。

満足度の高さは、プロ撮影の定着やフォトブック・台紙写真など形で残す方法が充実していることの結果といえます。また、保存方法への不満が少ない点は、成人式がデータだけでなく“物理的に残す価値”を重視するイベントへと変化している証拠です。仕上がりの良さと長期保存への安心感が両立し、家族の節目を丁寧に記録する文化が成熟してきていることがうかがえます。

成人式写真は“家族で見返す”価値が最多に

Q8.写真をアルバムなどのカタチに残した際、その良さを感じた点は何ですか?(複数選択)

アルバムやフォトブックを残した良さとして最も多かったのは「特別感・記念品として残る」(51.2%)と「家族で見返しやすい」(50.4%)でした。

来客時に見せやすい、データより安心感があるなど、形にすることで生まれる利点が多く挙げられています。

写真を“形で残す”意義が改めて浮き彫りになりました。アルバムは単なる保存手段ではなく、家族で共有したり来客に見せたりと、コミュニケーションを生む「開く体験」が価値とされています。

データよりも安心感があるという回答も多く、成人式写真は長期的に家族の中で語り継がれる前提で作られていることがわかります。成人式は記録ではなく“家族の物語の一部”として残される時代へと変化しています。

成人式写真の“カタチの保存”、9割が意義を実感

Q9.成人式の写真を「カタチ」で残すことについて、どのように感じますか?

成人式写真をカタチで残すことに対し、「強く意義を感じる」44.5%、「ある程度意義を感じる」45%となり、合わせて89.5%が肯定的な評価でした。

物理的な形で残すことが、節目の記録として重要だと捉える家庭が大多数であることが明らかになりました。

成人式写真のカタチ保存への支持は極めて強く、家族にとっての“節目の確かさ”を形で残したいという心理が映し出されています。データは便利であっても、フォトブックや台紙などの「触れられる形」は長期保存の安心感と、家族内で共有され続ける力を持ちます。写真は記録であると同時に、家族の物語を未来につなぐ媒体として捉えられており、成人式は“形に残す価値が前提”のイベントになりつつあります。

成人式写真への本人の満足度、8割超が“良好”

Q10.成人式の写真”について、お子さまご本人の反応・満足度はどうでしたか?

お子さま本人の写真への満足度は「非常に満足」38%、「まあ満足」44.5%で、合わせて82.5%が肯定的な反応でした。

不満は全体の6.5%にとどまり、成人式写真は撮影品質・仕上がりともに多くの新成人にとって満足度の高い体験となったことがうかがえます。

新成人本人の満足度が高い背景には、撮影技術の向上やスタジオ体験の充実に加え、「SNS時代を意識したビジュアル表現」が求められている点があります。

成人式写真は単なる記録ではなく、自分らしさを表現する“作品”として位置づけられつつあり、その結果としてプロ撮影の需要やフォトブック化の価値が一層高まっています。親世代だけでなく本人が満足する写真体験こそが、長期的な保存意欲にもつながる重要な要素となっています。

新成人が重視したのは“振袖”と“写真”、体験価値が中心に

Q11.成人式に対して、お子さまご本人が特に重視していたことは何だと思いますか?(複数選択)

成人式で子ども本人が重視していたのは「振袖を着ること」(42.5%)と「写真を撮影すること」(41.5%)が上位に。続いて「友人に会うこと」や「家族との記念の場」など、成人式は社会的自覚だけでなく、振袖体験と写真を中心とした“記念イベント”としての側面が強まっています。

振袖と写真がほぼ同水準で重視されている点は注目に値します。新成人にとって成人式は「節目を祝う場」であると同時に、「自分を表現するビジュアル体験」の場となっています。

SNS共有は18%と必ずしも主目的ではないものの、その前提として“写真のクオリティ”を重視する意識が見てとれます。家族との記念性も31%と高く、成人式は個人・友人・家族の3方向で意味を持ち、写真を中心に記憶が編まれるイベントへと変化しています。

成人式写真のSNS投稿は44%、“共有”は二極化

Q12.お子さまは、成人式の写真をSNSに投稿していましたか?(InstagramやX、TikTokなど)

成人式の写真をSNSに投稿した新成人は44%、投稿していない層も42.5%と拮抗しました。

SNS投稿は必須ではないものの、約4割が「写真としての見栄え」を意識して発信しており、記念写真がオンラインでの共有とも結びついている実態が見て取れます。

SNS投稿率が半数に満たない点は、成人式写真が“共有のためだけの写真”ではないことを示しています。一方で投稿した44%にとっては、成人式は自己表現の場であり、写真のクオリティや撮影背景へのこだわりが求められる傾向があります。投稿しない層でも写真体験そのものへの満足度は高く、成人式はSNSの有無に関係なく“家族と本人の節目を丁寧に残す”イベントとして広がっています。SNSは付随価値であり、中心はあくまで記念性と写真品質にあると言えます。

SNS非投稿の理由は“習慣”と“プライバシー”が中心

Q13.投稿しなかった(または控えめだった)理由について、思い当たる点があれば教えてください。Q12.「投稿していない」「わからない」の方:(複数選択)

SNSに投稿しなかった理由として最も多かったのは「プライバシーに配慮したため」(47.3%)、次いで「投稿習慣がないため」(35.7%)でした。

写真への不満が理由の割合は8%と少なく、非投稿は撮影品質ではなく“価値観やスタンス”によるものである点が明確になりました。

成人式写真がSNSに投稿されない背景には、品質への不満よりも、“プライバシー管理”や“日常的な投稿習慣の有無”といった個人の価値観が大きく影響しています。これは、成人式写真が単にSNS映えを狙ったものではなく、“家族や本人の中で大切に残す写真”として扱われていることを示唆します。また、非投稿層でもフォトブックや台紙写真の満足度は高く、SNSと無関係に記念性が評価されている点は、成人式が“私的な保存の文化”として根付いている証拠といえます。

成人式写真は“見返される前提”、7割が再閲覧を想定

Q14.成人式の写真を、今後もご家族やご本人が見返す場面はどのくらいあると思いますか?

成人式写真を今後見返す機会について、「よくある」26%、「ときどきある」45%で、71%が再閲覧の機会があると回答しました。

一方「あまりない」「まったくない」は合計29%にとどまり、多くの家庭が成人式写真を長期的に楽しむ前提で残していることがうかがえます。

成人式写真は“撮って終わり”ではなく、家族や本人が繰り返し見返す存在として期待されています。これは、フォトブックや台紙付き写真など、手に取りやすい形で残す文化の広がりとも一致しています。

再閲覧機会が7割に上る背景には、成人式が家族の節目として語り継がれる場面が想定されている点があります。記録から記憶へ、そして“未来に向けて開かれる写真”としての価値が定着していることが読み取れます。

“形で残す成人式写真”の推奨はフォトブックが最多

Q15.今後、成人式に参加される方におすすめするとしたら、どの形態で写真を残すのが良いと思いますか?

成人式写真の残し方として最も推奨されたのは「フォトブック/アルバム」(46%)で、「台紙写真」(26%)を大きく上回りました。

データのみの推奨は15.5%にとどまり、多くの親御さまが“形に残す価値”を重視して次の世代へ勧めたいと感じている実態が見て取れます。

推奨の最多がフォトブックとなった背景には、「見返しやすさ」「多くの写真を残せる」「家族で共有しやすい」という利点が評価されている点があります。台紙写真は格式の高さで一定の支持を集めつつも、選択肢としての中心はストーリー性のあるフォトブックへ移行しつつあります。データのみを推奨する層は少なく、成人式写真は“未来のために形で残すもの”という価値観が主流になりつつあることが明確に示されました。

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会社名 :株式会社 アスカネット ( https://www.asukanet.co.jp ) 

所在地 :〒731-0138 広島県広島市安佐南区祇園3-28-14

設立  :1995年7月6日   資本金 :4.9 億円

代表者 :代表取締役社長 村上大吉朗(むらかみだいきちろう)

事業内容:フォトブック事業、フューネラル事業、空中ディスプレイ事業

※ 本リリースに記載されている社名・製品名等は、株式会社アスカネットの商標または登録商標です。

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業種
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本社所在地
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電話番号
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代表者名
村上大吉朗
上場
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資本金
4億9030万円
設立
1995年07月