大和・高知工科大学・NODEが産学連携で新ギフトサービス創出プロジェクトを推進 学生が市場分析からサービス企画、試作品開発まで挑戦
~成果発表会でAIやアバターを活用した新たなギフト体験の試作品を公開~
オンワードグループにおいてギフト事業を担う株式会社大和(本社:長野県安曇野市、東京都中央区 代表取締役社長:川島 豊)は、高知工科大学 データ&イノベーション学群(所在地:高知県高知市永国寺町)および株式会社NODE(本社:東京都品川区 代表取締役:金 均)と連携し、2025年11月から2027年3月までの17カ月間、新たなギフトサービスの創出を目指すPBL(Project Based Learning:企業や自治体などが抱える実際の課題に取り組む課題解決型学習)プロジェクトを実施しています。
本プロジェクトでは、大和の事業領域であるギフト市場の新たな価値創造をテーマに、学生たちが市場分析や顧客理解、サービス企画、試作品開発に挑戦します。
このたび、6月5日(金)・6日(土)に高知工科大学で開催された成果発表会「D&I EXPO 2026」において、学生たちがこれまでの活動成果を地域住民や報道関係者に向けて発表しました。試作品として、ギフト選びを支援するギフトAI機能と、贈り手の気持ちを表現するアバター機能を組み込んだギフトサービスを披露しました。

プロジェクト実施の背景
当社は創業から85年以上にわたり、法人向けにカタログギフトを中心としたギフト事業を展開してきました。
しかし近年、ギフト市場を取り巻く環境は大きく変化しています。これまで市場を支えてきた冠婚葬祭を中心とするフォーマルギフトは、慣習やしきたりに基づく贈答文化の変化に加え、コロナ禍を契機とした虚礼廃止の流れもあり、縮小傾向が続いています。
一方で、誕生日や記念日、感謝や応援の気持ちを伝える際など、日常的なコミュニケーションの中で贈られるカジュアルギフト市場は拡大傾向にあり(※)、ギフトを通じたコミュニケーションの在り方も変化しています。
こうした市場環境の変化を受け、当社では個人向けのカジュアルギフトの強化を重要な経営課題の一つとして位置付けています。カタログギフトで培ってきた「選べる贈り物」という価値を、カジュアルギフト市場における新たな価値として提案し、事業構造の変革を進めています。
本プロジェクトは、その取り組みの一環として、高知工科大学データ&イノベーション学群および事業開発支援を行う株式会社NODEと連携して実施しています。企業・大学・コンサルティングファームの三者が連携し、学生ならではの視点を取り入れながら、新たなギフトサービスの創出を目指しています。
※矢野経済研究所『ギフト白書2025』参照
学生の取り組み
プロジェクトではまず、ギフト市場や競合環境、当社の事業戦略について学ぶことからスタートしました。学生たちは3C分析(市場・顧客、競合、自社)を通じて市場環境を把握するとともに、カジュアルギフト市場の拡大や消費者ニーズの変化について調査を実施。さらに、インタビューやディスカッションを重ねながら、ギフトを取り巻く課題や価値について検討を進めました。
その過程で学生たちは、ギフトを単なる「モノを贈る行為」ではなく、「感情・熱量が伝わる気持ちのコミュニケーション」として捉え直しました。
また、贈り手と受け取り手双方の感情を分析し、ギフトに伴う期待や喜びだけでなく、遠慮や負担感といったネガティブな感情にも着目。贈り手の想いをよりきめ細かく表現しながら、受け取り手の心理的な負担を軽減する新たなギフト体験のあり方について議論を重ねました。

発表会の概要
成果発表会では、学生たちがこれまでの調査・分析結果やサービスコンセプトを発表しました。
発表では、現在のカジュアルギフトサービスが抱える課題として、
・手軽に贈れる一方で、贈り手の想いや熱量が伝わりにくいこと
・利用回数を重ねることで形式的になりやすいこと
などを指摘しました。
そのうえで、「伝える」から「伝わる」をテーマに、ギフトを通じた感情コミュニケーションをより豊かにするサービスコンセプトを提案しました。
また、コンセプトを具体化するための試作品も制作し、来場者に向けて紹介しました。
【試作品の主な機能】

① ギフト専用AI
相手への想いを整理し、適切なギフト選びをサポートするAI機能です。「何を贈ればよいか分からない」「相手に合ったギフトを選びたい」といった悩みに対し、相手との関係性や贈るシーン、伝えたい気持ちなどについて対話形式で整理。会話内容をもとに、AIがギフト候補を提案します。

② アバター機能
表情や動きを通じて、文字だけでは伝えきれない気持ちを届けるアバター機能です。
利用者は自分に似せたアバターを作成し、感謝や応援、お祝いなどの気持ちに合わせて表情や動きを設定できます。メッセージとともにアバターを贈ることで、贈り手の感情や熱量をより豊かに伝えることを目指しています。
【発表会の様子】


本発表が行われた『D&I EXPO 2026』の概要については、下記リンクをご覧ください。
https://di-expo2026.netlify.app/
『D&I EXPO 2026』展示ブースで生活者の声を収集
『D&I EXPO 2026』の会場では学生による発表に加え、展示ブースを設置しました。
ブースでは、学生たちが考案した2つのサービス案や試作品を展示し、来場者に対して「利用してみたいと思うか」を5段階で評価してもらう投票企画を実施。あわせてアンケートも行い、サービスに対する率直な意見や改善点を収集しました。
また、当社が検討を進める新たなギフトサービスの構想についても紹介し、地域住民や報道関係者との対話を通じて、今後の商品・サービス開発に向けた意見交換を行いました。
学生にとっては、自ら考案したサービスに対する生活者の評価や意見を直接得る貴重な機会となり、当社にとっても新たな視点や気づきを得る場となりました。


今後の展望
今後は、成果発表会で実施したアンケートや投票結果を分析するとともに、協力意向をいただいた参加者への個別インタビューを実施し、サービスに対する期待や課題についてさらに理解を深めていきます。
また、高知工科大学の学生、大和、NODEの三者で今回得られた生活者の声をもとに提案内容のブラッシュアップを進める予定です。複数のサービス案の中から実現可能性や市場性の高いアイデアを絞り込みながら、事業化に向けて必要となる体制やリソース、実現方法について検討を深めていきます。
当社は、今後も高知工科大学および株式会社NODEとの共創を通じて、新たなギフト体験の創出と、産学連携による新たな価値創造に取り組んでまいります。
高知工科大学データ&イノベーション学群について
高知工科大学データイノベーション学群は、データサイエンスやAI、経営・マーケティングなどを横断的に学び、社会課題の解決や新たな価値創造に取り組む人材の育成を目指す学群です。企業や自治体と連携した実践的なプロジェクト学修(PBL)を重視し、データ活用を通じた課題解決や価値創造について学ぶ機会を提供しています。
HP:https://www.kochi-tech.ac.jp/datascience-and-innovation/

株式会社NODEについて
株式会社NODEは、事業戦略立案や新規事業開発支援を行うコンサルティングファームです。「Deploy the value」を掲げ、企業や地域、専門家との共創を通じて、新たな価値創造や事業成長を支援しています。オープンコミュニティ型ファームとして、多様な知見やネットワークを掛け合わせながら、企業や地域が抱える課題解決と新たな事業機会の創出を支援しています。
HP: https://node-labo.com/about

■株式会社大和について
オンワードグループにおいてギフト事業を担う株式会社大和は、カタログギフトを中核に、幅広いギフトサービスを展開する企業です。贈る人と贈られる人双方の気持ちに寄り添い、企画・制作・販売・運営を一貫して手がける体制と豊富な実績を強みに、法人・個人の両領域に向けた多様なギフトサービスを提供しています。近年では、自治体と連携したふるさと納税やソーシャルギフト領域にも取り組み、事業の拡張を進めています。
・商号:株式会社大和(やまと)
・長野本社:〒399-8204 長野県安曇野市豊科高家1178 -11
・東京本社:〒103-0027 東京都中央区日本橋 3-10-5 オンワードパークビルディング7F
・大和直営店(高輪ゲートウェイ・二子玉川・渋谷など全国6店舗)
店舗一覧(https://www.ymt-yamato.co.jp/service/#diregt)
・代表者 : 代表取締役社長 川島 豊
・事業内容 :ギフト商品・カタログギフトの企画、制作、販売、運営
▼本件についてのお問い合わせ先
株式会社大和 プロモーション Div.
TEL:03-6629-1505
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