「HILO JINS×Patricia Urquiola」本日5/26(木)発売
約2年半の時を経て、待望の“JINS Design Project” 第6弾 世界的に活躍するデザイン界のキープレイヤー、パトリシア・ウルキオラを起用!
サステナビリティとは?に挑戦し続けた4年間。コンセプトは「HILO(ヒロ)」
JINSは、2017年より“メガネを本質からデザインする”をコンセプトに世界的なデザイナー達との対話を通じてこれからの時代に価値あるメガネを提案する「JINS Design Project」に取り組み、Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)らと協業。優れたデザインのメガネを多くの人が手に取りやすい価格で提供し、反響をいただいています。
第5弾の発売から2年半。第6弾で協業するパトリシア・ウルキオラは、建築家、デザイナー、そして歴史あるイタリアのデザインで名高い企業、カッシーナ社のアートディレクターとして活躍。Louis Vuitton、BMW、Ferrari, Missoni をはじめとする多くの著名企業のほか、Flos, Kartell, Haworth, Moroso などのデザインで名高い企業のプロジェクトを手がけ、今やデザイン界のキープレイヤーとして注目を集めるデザイナーです。作品はニューヨーク近代美術館、パリ装飾美術館をはじめ、世界的な美術館でも紹介されています。
JINSとパトリシアの出会いは4年前。協業にあたり彼女が一貫してこだわったのは、「サステナブル」であること。そして生まれたコンセプトが「HILO」(ヒロ、スペイン語でイロと読む)です。パトリシアが生まれ育ったスペインの言葉で「糸」を意味します。一本の糸、連なる線、ある流れによってつなげられていくもの。未来に向けた意識や行動が行われていることを象徴しており、その思想は素材、デザインに余すことなく反映されています。
細部に宿る美しさと、サステナブルであることを両立させた渾身のアイウエア
特別でありながら、顔に馴染む2つのデザイン
素材は、1年以上にわたる実用化検証を経て、非可食の作物であるヒマ(トウゴマ)種子から得られるひまし油を含んだアルケマ社の「Rilsan® Clear G850 Rnew®」を採用。サステナブル製品の課題でもある、美観と強度のトレードオフをせず、パトリシアらしい発色の美しさを実現しながらも、耐久性・柔軟性を兼ね備えた一本に仕上がっています。
コンセプト「HILO」から誕生したのは「LAYERS(レイヤーズ)」と「FLUID(フルイド)」の2つのデザイン。それぞれにラウンドとスクエアの2型を作成し、各3色をラインアップしています。「LAYERS」は、「アッセンブル」をキーワードとして、積み重ねる、つなぎあわせるという考えでデザインされ、フロント、ブリッジ、ヨロイ、テンプルなどメガネを構成する各部分のパーツを重ねて、ニュアンスカラーの層となっています。そして「FLUID」は、テンプルからリムに至るまで一本の線でつながったデザイン。なめらかな一筆書きのような線が、テンプルへとぐるりと回転してつながるデザイン。顔になじんで洗練された姿を演出します。
これまでJINS Design Projectを通じて世界的巨匠から得た知見を大切に、そして、4年にわたりパトリシアと挑戦した経験をもとに、JINSはこれからも優れたデザイン性を追求した、サステナブルなアイウエアづくりに取り組んでまいります。
商品概要
【商品名】HILO JINS × Patricia Urquiola
【ラインアップ】4型12種
【発売日】2022年5月26日(木)
【価格】¥8,800(税込) ※度付きレンズ代込
【付属品】オリジナルケース、オリジナルセリート
【販路】JINS一部店舗(51店舗)、JINSオンラインショップ
【特設サイト】https://designproject.jins.com/jp/ja/
LAYERS
「造型を重ねる、つなぎあわせる」との考えに基づくデザイン。顔に調和するカラーリングであることを始め、顔になじむフロントの形状、鼻パッドの形状とブリッジとのバランスなど、デザインのこだわりは随所に。
FLUID
「液体」という言葉通り流れるような姿。太さや曲線を細かく調整することで、横から見た際に美しい一本の線となることを目指した。ディテールに至るまでパトリシアとの長い対話を経て完成したフォルム。
商品詳細
特徴的なテンプル部。重なるデザインの形状を一体成型で形づくったうえで色を塗り分けるというJINS初の着色方法によって、ニュアンスカラーの層を実現。
一筆書きのようでありながらレンズを保持する構造、ヒンジにネジを完全に埋め込むディテール。「イノベーションとは即座には気づかぬところに潜んでいる」と考える彼女のこだわり。
オリジナルのケースとセリートも、環境配慮型の素材を採用。ケースは、外側に60%リサイクル紙を配合した紙を使用し、内側には100%リサイクルポリエステルを活用しています。また、セリートは、リサイクルポリエステルを60%配合したポリエステルです。
オリジナルケースもパトリシア・ウルキオラが手掛け、蓋から本体にかけてコンセプト「HILO」の文字が繋がるデザインで、不使用時は嵩張らずに平たくたためる仕様となっています。
素材特性
フランスに本社を置くアルケマ社の「Rilsan® Clear G850 Rnew®」(通称G850 Rnew®)は、非可食の作物であるヒマ(トウゴマ)種子から得られるひまし油を約半分(45%)含んでおり、従来使用されてきた化石原料由来のポリアミド素材よりも温室効果ガス排出量がより少ない環境配慮型のサステナブル素材です。アルケマ社はトウゴマ原産国インドで「プラガティ・イニシアティブ(Pragati initiative)」という複数の企業で構成された持続可能なトウゴマ栽培プログラムに参画しており、トウゴマ収穫量の向上、水・土壌資源の維持管理、労働環境保全といった目標を掲げプロジェクトを推進しています。
実現まで4年を費やした今回のJINS Design Project#6では、そのうち1年以上かけて様々な素材探しや実用化検証を実施。最終的に、パトリシアらしい発色の美しさを実現しながらも、耐久性・柔軟性を兼ね備えたこのG850 Rnew®を採用しました。今回のプロジェクトの特筆点は、従来サステナブルな商品には難しいとされてきた、美観と強度の両立を可能にしたことにあります。パトリシアの細部までわたるデザインへのこだわりを、妥協することなく形にしました。
※Rilsan®、Rnew®はアルケマ社の登録商標です。
デザイナープロフィール
Patricia Urquiola(パトリシア・ウルキオラ)
マドリード工科大学とミラノ工科大学で建築とデザインを学び、ミラノ工科大学ではイタリアの巨匠デザイナー、アキッレ・カスティリオーニに師事。イタリア、デパドバ社で巨匠ヴィコ・マジストレッティと協働し、ピエロ・リッソーニのスタジオでチーフデザイナーを務めた後、2001 年に自身のスタジオをミラノに開設。2015 年よりカッシーナ社のアートディレクターとして活躍中。他にもLouis Vuitton、B&BItalia、Moroso、Flos、Kvadrat、BMW、Ferrari など多くの企業のプロジェクトを手がけ、注目を集めている。作品はニューヨーク近代美術館、パリ装飾美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館等、世界的な美術館で紹介されている。各国の大学で講義を行うほか、ミラノ工科大学アドバイザリーボード、ミラノ・トリエンナーレ美術館科学コミッティー・メンバー。
これまでのJINS Design Project協業デザイナーと商品ラインアップ
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