ServiceNow、従業員エクスペリエンスの向上、人材育成の強化、対面業務の最適化を支援するAIを活用した新機能を発表
※本資料は、2024年5月9日(米国時間)付けで米国ServiceNow, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。
人材開発ソリューションの強化により、学習体験にAIを導入し、スキルの把握、社内流動性のサポート、メンタリングの強化を実現
ワークプレイスサービスデリバリの新機能は、従業員の対面でのコラボレーションを促進し、データと洞察によって、よりスマートなワークプレイス活用の意思決定を支援
ServiceNowとピアソンによる調査が、AIと新興技術が雇用創出と経験豊富なIT技術者の需要促進策を示す
ServiceNow(NYSE:NOW)( https://www.servicenow.com/jp/ ) は本日、年次イベントKnowledge 2024 ( https://knowledge.servicenow.com/flow/servicenow/k24/event/page/home ) にて、従業員エクスペリエンス ( https://www.servicenow.com/jp/solutions/employee-experience.html ) の向上、人材育成の強化、対面業務の最適化を支援するAI搭載の新機能 ( https://www.servicenow.com/jp/standard/resource-center/infographic/ai-infographic-layout.html ) を発表しました。ServiceNowのTalent Development solution(旧名称:Employee Growth and Development)の強化により、学習体験にAIが導入され、スキルの理解、社内流動性のサポート、メンタリングの強化が可能になります。さらに、新しいワークプレイスサービスデリバリ ( https://www.servicenow.com/jp/products/workplace-service-delivery.html ) 機能は、従業員の対面でのコラボレーションを促進し、データと洞察によって、よりスマートなワークプレイス活用の意思決定を支援します。
ServiceNowとピアソンの調査 ( https://www.servicenow.com/workflow/hyperautomation-low-code/workforce-skills-forecast.html ) によると、AIと新興技術は、雇用創出と経験豊富なIT技術者の需要を促進するのに役立つことがわかりました。ServiceNowが提供するAI搭載の新機能は、従業員エクスペリエンスを向上させつつ人材戦略も進めたいと考える企業を支援します。
ServiceNowの最高人材活用責任者(CPO)であるジャッキー・キャニー(Jacqui Canney)は次のように述べています。「ビジネスとして成功するためには、従業員の能力開発、成長、ウェルビーイングにコミットしなければならないことをリーダーは知っています。従業員に需要の高いスキルを開発するためのツールを提供することで、キャリアアップの機会を拡大し、より強力なイノベーションと長期的なビジネスの成功を促進することができます。AIの力は、パーソナライズされた経験によって従業員の学習と成長を支援するだけではなく、従業員が基本的に人間らしい仕事に集中できるようにします。また、AIを搭載したソリューションの活用は、リーダーや組織に実用的な洞察を与え、ビジネスを推進し、人材を育成します。」
パーソナライズされた成長とキャリアアップのためTalent Developmentに新機能を導入
Talent Developmentでは、AIとスキルインテリジェンスを活用して、従業員のスキルギャップを特定し、適切なトレーニングや成長の機会を推奨しています。本日発表されたアップデートは、スキルを理解するAI機能、社内流動性のサポート、メンタリングの強化をそれぞれ拡張するソリューションの完全なスイートとして提供します。
Skills in Manager Hub: Talent DevelopmentはManager Hubに統合され、マネージャーは既存のツールで直接、チームのスキルを包括的に把握できます。重要な洞察が集約されているため、マネージャーはチームの強みを理解し、スキルギャップを特定し、従業員のスキルと職務や業務との整合性を評価できます。また、管理者はスキルの習熟度やスキル開発に関する活動を確認することもできます。これらの洞察は、マネージャーがスキルギャップを埋め、強みに基づいて適切なチームメンバーに仕事を割り当て、関連するスキルを持つ人材を採用してチーム開発をサポートするトレーニングを推奨するのに役立ちます。
Opportunity Marketplaceは、AIアルゴリズムを使用して、従業員のスキル、希望、好みに合った社内求人と従業員をマッチングし、従業員のエンゲージメントと定着を促進すると同時に社内の採用プラットフォームを検索する時間と労力を節約するのに役立ちます。従業員は、特定の職種や勤務地で検索することができます。Opportunity Marketplaceは、優先順位の高い職務の検索を従業員に促し、その職務をより迅速に充足するのに役立ちます。
Mentoringは、従業員のスキル、好み、専門知識に基づいてメンターを提案します。社員は簡単にメンターを見つけ、成長計画にメンター活動を追加することができます。また、使いやすいスケジュール管理ツールによってメンターとメンティー(助言を受ける者)の継続的なエンゲージメントを促進します。
Now Assist for HR Service Delivery ( https://www.servicenow.com/jp/products/hr-service-delivery.html ) は、チャット、モバイル、検索、その他のチャネルで従業員やマネージャーがいる状態に対応し、生成AI ( https://www.servicenow.com/jp/now-platform/generative-ai.html ) を使用して、人材開発に関する質問に回答・行動します。例えば、従業員は仮想エージェント ( https://www.servicenow.com/jp/products/virtual-agent.html ) にどのようなキャリア開発の機会があるのか質問し、行動を起こすよう促すリアルタイムの会話形式の回答を受け取ることができます。さらに、生成AIを活用した検索 ( https://www.servicenow.com/jp/products/ai-search.html#features ) では、人材開発、職場、人事に関する質問に対して、直接パーソナライズされた状況に応じた回答を提供し、従業員のセルフサービス ( https://www.servicenow.com/jp/products/hr-service-delivery/what-is-employee-self-service.html ) を向上させ、組織のコスト削減に貢献します。
従業員の満足度を高め、業務効率を最適化するワークプレイスサービスデリバリのアップデート
ギャラップ ( https://www.gallup.com/workplace/511994/future-office-arrived-hybrid.aspx ) の調査によると、ハイブリッドワーカーは社内のスケジュール調整が協調的な意思で決まった時に最も高いエンゲージメントを示しています。しかし、その一方で協調的な意思決定が行える手段やアプローチを採用している、と回答したハイブリッドワーカーはわずか12%でした。ワークプレイスサービスデリバリ ( https://www.servicenow.com/jp/products/workplace-service-delivery.html ) のアップデートは、従業員の重要なニーズに応える、より良い職場コラボレーション、次世代のオフィス体験を提供します。また、より良い職場管理に必要なリアルタイムデータにも対応します。
Workplace Presence and Workplace Conciergeは、オフィス内の空きスペースの検索、部屋やデスクの予約、出社日の推奨など、一般的なワークプレイスのリクエストを自動化するチャットベースのコンシェルジュエクスペリエンスを通じて、オフィス内のコラボレーションを促進します。ServiceNowの生成AIエクスペリエンスであるNow Assist ( https://www.servicenow.com/jp/now-platform/generative-ai.html ) を搭載することで、従業員はWorkplace Conciergeに「上司がオフィスにいる日は」といった質問をすることができます。そして従業員は、上司とのコラボレーションのために何日に出社すべきかの推薦を受け、会議室の予約まで促してくれます。
Smart Building Insights and Integration Frameworkは、Metrikus、VergeSense、IAdea、Embravaなどの大手センサー企業との融合によってワークプレイスサービスデリバリに一層のインテリジェンスが追加されます。スマートビルディングのイニシアチブ(構想)をサポートし、効率性、最適化、居住者の体験に関するリアルタイムで実用的な洞察をワークプレイスサービスデリバリに直接提供します。これにより、施設担当チームやビジネスリーダーは、フロアプラン、メンテナンススケジュール、不動産支出などの主要なワークプレイスイニシアチブについて、データに基づいた意思決定を行うことができます。
ServiceNowのEmployee Workflows製品担当SVP兼GMであるグレッチェン・アラーコン(Gretchen Alarcon)は次のように述べています。「ServiceNowは、AIを活用した人材開発に戦略的に投資し、企業が将来の労働力を確保できるよう支援しています。Talent Developmentは、単にスキルを向上させるだけではなく、従業員のキャリアゴールとビジネスのニーズをマッチさせるパーソナライズされた成長パスを提供します。ワークプレイスサービスデリバリのアップデートは、対面でのコラボレーションを強化し、ワークスペースの使用方法について企業がより賢明な判断を下せるようにすることを目的としています。これらの進展は、従業員の経験を向上させ、今日の競争市場において企業が優秀な人材を確保できるようにするために極めて重要なことです。」
世界的な調査が浮き彫りにした、テクノロジー分野の有意義で持続可能な仕事の機会
ServiceNowとピアソンが本日発表した新しい調査 ( https://www.servicenow.com/workflow/hyperautomation-low-code/workforce-skills-forecast.html ) では、AIと新興技術が労働力とグローバルなスキル経済に与える変革的な影響を明らかにしました。AIを活用した予測アルゴリズムを用いた同調査では、2028年までに世界全体で技術系労働力の伸びが総労働力の伸びを大幅に上回ると予測し、ITの役割の継続的な重要性が指摘されています。米国だけでも2028年までに新たに176万人の技術系労働者が必要となり、全産業のIT職の合計では623万人が必要になると予測しています。同調査ではまた、世界的な労働人口の増加傾向も明らかにしており、最も高いのはインドで、6.3%の経済成長を維持するためにはさらに3,400万人の労働人口が必要になると予測しています。
技術系人材のニーズに大規模に対応するためにはリスキリングの取り組みが必要ですが、デジタル時代のレジリエンスを高めるには、進化する雇用市場への積極的な適応、継続的な学習、戦略的な人材計画が不可欠です。
提供時期
Talent Developmentとワークプレイスサービスデリバリを含む新機能は、本日より利用可能です。
追加情報:
ServiceNowとピアソンの調査はこちら ( https://www.servicenow.com/workflow/hyperautomation-low-code/workforce-skills-forecast.html ) です。
ServiceNowはこのほど、ServiceNowのエリートパートナーであるAdvance Solutions Corp.が開発したエンドツーエンドの人材獲得ソリューション、Intellaの買収を発表(ブログ)( https://www.servicenow.com/blogs/2024/acquires-ip-enhance-talent-acquisition ) しました。
以上
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