遠隔現場支援システム「V-CUBE コラボレーション」がNETIS最高位の認定「VE」を獲得
〜J-COMSIA検定クリアの電子小黒板機能もリリース・フィールドワークの生産性へ貢献〜
株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役会長 グループCEO:間下直晃、以下 ブイキューブ)は、遠隔現場支援システム「V-CUBE コラボレーション」が国土交通省のNETIS(国土交通省新技術提供システム)において、最高ランクの「VE評価(活用効果評価済み技術)」に認定されたことをお知らせいたします。
■ブイキューブの遠隔現場支援システム「V-CUBE コラボレーション」について
遠隔現場支援システム「V-CUBE コラボレーション」は、2017年5月にi-Construction推進コンソーシアムで行われたシーズとニーズのピッチイベントをきっかけに、東北地方整備局における実証実験で活用されました。その評価結果を受けて、その有効性を広く建設現場へ伝えるべく、実証実験を協力して行ったりんかい日産建設株式会社と共同でNETISに登録されています。「材料確認」「段階確認」「立会」などの遠隔臨場をスムーズに実現するシステムです。
■NETISの認定制度概要ならびに最高位認定の意義について
NETISに登録されている技術は、評価情報の有無や実績の有無によって登録番号が異なります。今回「V-CUBE コラボレーション」は、2022年にはNETISでの活用効果調査件数も23件を超えたことで導入実績が評価され、整備局等による継続調査の対象としない(評価の確定した)技術であると認定され、「-VE」が付与されました。新たな登録番号は「THK-180002-VE」となります。
参考:国土交通省NETISとは
NETIS(新技術情報提供システム New Technology Information System)は、新技術を活用して公共工事における様々な問題点を解決すると共に、優れた技術を持つ企業をサポートし、更なる新技術開発を促進する事を目的として、民間事業者開発の有用な新技術を活用するためのデータベースシステムです。
出典:国土交通省、http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/Explanation/MainExplanation.asp
■「V-CUBE コラボレーション」の特長ならびに6月末追加予定の新機能について
「V-CUBE コラボレーション」はブイキューブが培ってきた通信技術を反映し、次のような特長を有しています。
・パソコンだけでなく、建設現場での様々なシーンに適用した機材(スマートフォン、タブレットやスマートグラスなど)から誰でも簡単に利用できる
・映像、画像および図面等の電子データをリアルタイムに共有でき、書込み指示ができる
・指示した内容を記録して、そのままレポートとして残せる
・通信状況の悪い環境でも使える
こうした特長に加え、6月末には、遠隔現場の円滑な支援、建設現場で発生する業務生産性向上を目指し、電子小黒板機能もリリースいたします。本機能は建設分野の情報通信技術を推進する「一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)」が実施する検定にも合格しており、改ざん不可機能も実装しています。
・ご利用方法:本アプリケーションはV-CUBEコラボレーションの付随機能です。V-CUBEコラボレーションをご契約中のお客様のみご利用いただけます。
機能の詳細や利用についてはこちらからお問い合わせください。
https://jp.vcube.com/solutions/scene/emergency
上記特長と新機能により、建設現場における次のような課題の解消が期待できます。
・効率性向上:現場や現場事務所がそれぞれの場所から距離感を感じることなく、迅速かつ適確に情報を共有して遠隔支援できるようになり、現場作業の中断や手戻り作業が軽減される
・品質向上:現場と現場事務所の双方からリアルタイムな映像を通して適確かつ、容易に作業状況を確認できるため、 品質・出来形の向上が図れる
・安全性向上:現場からのリアルタイムな映像を通して作業状況を確認し、さらにその確認データの保存が可能になったことにより、現場監督が現場事務所にいながら、巡視結果に対する是正を適切に目視確認でき、その結果を画像で残せるため、安全性の向上が図れる
・技術継承:熟練者のノウハウ・技能を現場担当者に伝えることにより、人材育成につながる
今後も現場のニーズに応える機能開発および提供を通して、インフラや建設業のコミュニケーションをアップデートし、フィールドワークの課題解消へ貢献していきます。
【ブイキューブとは https://jp.vcube.com/】
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。
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