モザンビークのコーラルFLNG社向けFLNGプロジェクトの竣工式を実施
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO:佐藤雅之)は、海外EPC事業会社である日揮グローバル株式会社(代表取締役社長執行役員:ファルハン・マジブ)が仏テクニップ・エナジーズ(Technip Energies N.V.)、仏テクニップFMC (TechnipFMC plc)、韓国サムスン重工業(Samsung Heavy Industries Co., Ltd.)と共同で遂行しているモザンビークのコーラルFLNG社向けFLNG(Floating LNG: 浮体式天然ガス液化設備)プロジェクトにおいて、竣工式が執り行われたことをお知らせします。
去る11月23日にモザンビークにて実施された式典には、モザンビーク国 Filipe Jacinto Nyusi大統領、顧客であるGuido Brusco, Eni COOおよび、Estevão Pale, ENH CEO、日揮ホールディングス石塚忠社長COO、テクニップ・エナジーズMarco Villa COO、サムスン重工業 YG Kang EVPなど、総勢300名もの関係者が出席し盛大に行われました。
本プロジェクトは、当社コンソーシアムが2017年に受注し、新型コロナウィルス感染症の世界的な感染拡大などの困難を乗り越え、品質および安全を担保しつつスケジュール通り、2021年11月に韓国造船所から操業地モザンビーク沖に向けて出航(Sail Away)し、試運転等を経て2022年11月13日にLNGの初出荷を達成しました。
本プロジェクトは、水深2,000メートルを超える深海ガス田向けの大型FLNG(年産340万トン)プロジェクトとして世界初の事例であり、深海ガス田開発に対応できる先駆的なFLNGとなります。本プロジェクトは、モザンビークでの事業展開拡大の橋頭堡になるものと期待しております。
当社グループは本プロジェクトに加えて、マレーシア国営石油会社(ペトロナス社)向けFLNGプロジェクトを含め、世界で稼働中の新造FLNGプロジェクト3件のうち2件のEPCプロジェクトに従事しているほか、現在ペトロナス社およびナイジェリアのUTM FLNG社向けのFLNGプロジェクトの基本設計役務を遂行中です。
当社グループは、引き続きトランジションエネルギーとしての重要性が増すLNGプラントの事業計画の実現に向けて、これまでの経験・実績に加えて高い遂行力と技術力を活かしながら貢献していく所存です。
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