リコーブラックラムズ東京、リーグワン第13節で 「ユニバーサルデー」を初開催
「誰もが楽しめるラグビー観戦環境」を目指し、特別ゲストやTokyo Marunouchi Innovation Platformと新たな取り組みへ挑みます!
ブラックラムズ東京では、2024年3月30日(日) 第13節 コベルコ神戸スティーラーズ戦を「ユニバーサルデー」と位置付けて開催します。「ユニバーサルデー」では、誰もが楽しめるラグビー観戦環境にむけて、普段スタジアムへの来場が難しい方にもご来場いただけるように、障壁を少しでも軽減していきます。
ブラックラムズ東京ではこれまでの医療的ケア児との交流や老人ホームでのラグビー体験会、聴覚障がい者団体との活動を通じて、スポーツの力、またコミュニティの一員として地域社会のために活動する重要性を感じてきました。この度、リーグワン所属チームとして「ユニバーサルデー」という初の取り組みをおこないます。今回関連団体の皆様からいただいた声をもとにファンの皆様・パートナーの皆様とともに、よりよりラグビー観戦環境を継続して目指してまいります。
当日は、コピーライターの吉谷吾郎さん、『ラグビー わんだほー!』MCの浅野杏奈さん、パラリンピック金メダリストの藤本聰さん(柔道家)にもご来場いただき、Tokyo Marunouchi Innovation Platformと連携して障がいのある方の環境を体験できるブースなども出展します。

【ユニバーサルデー コンセプト】
「誰でも利用できる」という意味で使われる”ユニバーサル”。普段スタジアム観戦が難しい方にもご来場いただけるように障壁を少しでも軽減し、誰もが楽しめるラグビー観戦環境に挑戦します。
試合が終われば敵も味方も関係なく、お互いをリスペクトし試合を楽しんだ仲間として友情を深める、ラグビーの「ノーサイドの精神」。選手以上に多様なバックグラウンドを持つ人々が集まるスタジアムでも、互いにリスペクトを持って楽しく観戦できる環境を皆様とともにつくり上げる一日。そしてこの取り組みを試合日以外も続けていきたい。そんな想いを込めて「ユニバーサルデー」と名付けました。
ブラックラムズ東京では、リーグワン第13節 コベルコ神戸スティーラーズ戦を「ユニバーサルデー」の第一歩として取り組みを始めます。本試合でのフィードバックをもとに、今後も関連する皆様との連携を通じてよりよいスタジアム環境、よりよい社会環境を目指して活動を続けてます。
ユニバーサルデー シンボルマーク
Hポールを超えていくハートのクローバーには、ブラックラムズ東京やラグビーに関わる皆さんとともに障壁を超える挑戦を続けていきたい。そして、「誰もが楽しめるラグビー観戦環境」を目指したい。という想いを込めました。

濱野大輔選手 メッセージ
ちょうど一年前に頸椎損傷の怪我を負い、現在はリハビリをしています。
入院当初は、ベットから起きて車いすに乗るにも誰かの手助けが必要で、車いすも誰かに押してもらわないと動かせない。少しの移動もハードルが高く、行きたいところに行けない状況でした。
障がいを持っている方や外出が困難な方には、スタジアムに行くのは本当に大変だと思います。バリアフリーになっている施設はまだまだ少なく、手すりやエレベーターでさえ不十分です。
今回の「ユニバーサルデー」はチームにとって初めての取り組みですが、ここで見つけた課題を関連各所へフィードバックして、スタジアム環境を改善していけたらと思います。
また、来場いただく皆さんとの交流を通じて、選手にとっても学びの場にしていきたいです。
ブラックラムズ東京が大切にしている「活力と感動を」というミッション。
「勝てるはずがない」という思い込みや先入観を持たず、自分たちの可能性を信じて戦う。
ブラックラムズ東京のそういうプレーから、少しでも何かを感じ取ってもらえたら嬉しいです。
(参考)『ラグビーからもらった、宝もの。』 CTB 濱野 大輔

【3月30日(日) 試合当日実施内容】
1. 「BlackRams Radio」吉谷吾郎さん出演決定
ラグビーワールドカップ2019日本大会のキャッチフレーズ「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」の生みの親であるピーライターの吉谷吾郎さんやその他ゲストを迎えて、スタジアムラジオ「BlackRams Radio」(無料)にて実況・解説を配信します。視覚に障がいがありピッチの様子を把握するのが困難な方や、ラグビー観戦初めての方でも、安心してスタジアム観戦をお楽しみいただけます。BlackRams Radioの視聴方法は別途ご案内します。
吉谷吾郎さん プロフィール
コピーライター、クリエイティブディレクター。
日本ラグビーフットボール選手会の設立、アスリートのメンタルヘルス啓蒙活動「よわいはつよいプロジェクト」など法人や事業の立ち上げにも参画。

2. 浅野杏奈さん来場!
J SPORTSの大人気番組『ラグビー わんだほー!』でMCを務める浅野杏奈さんが来場されます。

3. パラリンピアンと弱視グラスでラグビー体験!
パラリンピック金メダリストの藤本聰さんとともに、弱視環境を体験できるメガネをかけてラグビーボールに触れていただきます。自分が見ている世界との違いをぜひ体験してみてください。
藤本聰さん プロフィール
パラリンピック・世界選手権で数多くのメダルを獲得している「パラリンピック伝説の柔道家」。
現在のポジション/クラスはJ2(弱視)/70kg級。後天的視覚障害を持つ。

4. 北スタンド裏コンコースにキッズスペース登場!
80分間のスタジアム観戦はこどもが飽きてしまうから連れていけない…という保護者の方の心のハードルを少しでも解消するために、北スタンド裏コンコースを開放します。ぜひお気軽にご利用ください。(対象:小学生以下)
※写真はイメ―ジです。

5. TMIPアクセシビリティサークルとの取り組み
大企業の新規事業創出支援や大企業とスタートアップ、産・官・学・街との連携で事業創出を目指すオープンイノベーションプラットフォームTokyo Marunouchi Innovation Platform(以下、TMIP)にご協力いただき、TMIPアクセシビリティサークルに参加企業のサービス・技術を展示します。

TMIPアクセシビリティサークルとは
TMIP会員企業・パートナーが主体となり、社会課題や新技術などテーマごとに仲間を集め、情報共有や意見交換をするプロジェクト「TMIPイノベーションサークル」の中で、「アクセシビリティ」をテーマに活動。
アクセシビリティ(Accessibility)は、英語で「利用しやすさ」「近づきやすさ」などを意味する言葉。ビジネスにおいては、本来の意味から派生して「商品やサービスを利用できること」を指して使われています。アクセシビリティが実現できていない状況では、障がいのある方だけではなく、高齢者や日本語での生活が難しい外国人の方などは、サービスが利用しにくい状態になります。リコーは、「SDGs」の理念である『誰一人取り残さない社会』の実現に向けて、福祉とビジネスの両輪で『アクセシビリティ』を考え、事業創出を目指して日々活動を行っています。
※過去イベント : https://www.tmip.jp/ja/report/5031
※発起人:株式会社リコー(TMIP会員)
(参考)Tokyo Marunouchi Innovation Platform 公式サイト https://www.tmip.jp/ja/
●視覚に障がいを抱える方の課題を最新AI技術で体験しよう
Eye Navi(アイナビ)は、iPhoneひとつで、道案内と障害物検出、歩行レコーダー機能を備えた視覚障がい者歩行支援アプリです。目的地までの方向や経路、周辺施設、進路上の障害物、歩行者信号の色、点字ブロック等を音声で知らせます。誰もがどこへでも自由に楽しく移動できる社会の実現を目指しています。
【事業者名】株式会社コンピューターサイエンス研究所)
【実施時間/場所】11:30- 場外イベントエリア

●免許不要で誰でも乗れる。近距離モビリティを体験しよう
WHILLは近距離移動のプラットフォームを作っています。デザインとテクノロジーの力を生かした誰でも乗りたいと思える近距離モビリティでさまざまな場所に関わるインフラをシームレスにつなぎ、新しい移動スタイルを提供します。
【事業者名】WHILL株式会社
【実施時間/場所】11:30- 場外イベントエリア

●Ontennaの振動で応援のリズムを感じよう
Ontenna(オンテナ)」は、振動と光によって音の特徴をからだで感じることができる、手のひらサイズのクリップ型デバイスです。髪の毛や服の襟元など好きなところに着用して、スポーツ観戦を盛り上げる応援歌のリズムをOntennaで感じてみましょう。
【事業者名】富士通株式会社
【実施時間/場所】11:30- 場外イベントエリア

6. NTTの技術を体験!
NTTブースでは3つの技術体験コーナーを設置します。
① 筋肉を動かすときに発生する信号を使ったゲーム体験
② スマホによる手の器用さチェック
③ スクラムヒット時の姿勢・加速度・向きなどの可視化
今シーズン限定のD1全チームロゴ入りのオリジナルトートバッグも配布予定です。
ぜひこの機会にNTTの技術を体験しにきてください!
【実施時間/場所】11:30- 場外イベントエリア

この他にも、これまでに一緒に活動した団体様の試合ご招待、南スタンドの車いすエリア化、スタッフによる手話でのご挨拶、車いすユーザー向け駐車場・だれでもトイレ利用のための周辺施設との連携など、様々な活動を実施予定です。

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