猛暑の影響に苦しむ生産者を支援するため規格外青果を正規品として販売
猛暑のためピーマンは赤色に、リンゴは青いまま、そして収穫量は激減
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下グリーンコープ共同体)は、猛暑の影響に苦しむ生産者を支援すべく、従来は規格外品として扱われていた青果を正規品と同じ価格で仕入れ、販売します。
規格外野菜とは味には問題がないのに、サイズが大きすぎる、逆に小さすぎる、あるいは形が不揃いといった理由で一般の流通ルートから弾かれ、廃棄されてしまう野菜のことです。
夏の猛暑の影響で、野菜の収穫量が激減し、さらに上の写真のような規格外野菜が増えています。写真のピーマンは、猛暑のため赤く変色しています。下の写真のりんごは、通常であれば赤く色づくのですが、やはり猛暑の影響で緑色のままです。
グリーンコープへの出荷量も激減しています。たとえばミニトマトは昨年と比べ35.3%、キャベツ
は31.0%、大根は26.5%も減少しています。
こうした状況では、生産者の収入も大きく下がってしまいます。そこでグリーンコープでは味に問題のない規格外青果を正規品と同じ価格で仕入れ、販売することにしました。
今回の販売前に、グリーンコープでは多くの九州各地の生産者に猛暑の影響に関してヒアリングを実施しました。その厳しい状況は私たちの想像以上でした。今回の施策が少しでも生産者の助けになることを願っています。
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。
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