NearMe、韓国のゴルフアプリ「APL Golf」を提供するVC Soft, Ltd.と提携

ゴルフシャトルなど3つのサービス連携し、韓国から訪れる旅行者に移動のドアツードアサービスを提供

移動の課題に取り組むソーシャルデザインカンパニーの株式会社NearMe（本社：東京都中央区、代表取締役社長：髙原幸一郎、以下：ニアミー）は、韓国のゴルフIT企業であるVC Soft, Ltd.と提携し、同社のゴルフアプリ「APL Golf」において日本国内での交通予約サービスの提供を2024年1月より開始しています。
「APL Golf」の利用者に対して、日本の車両予約プラットフォームサービスを提供している「NearMe」のゴルフシャトル、エアポートシャトル、エアポート貸切リモと提携し、日本でのゴルフ旅行時に、ゴルフバッグやスーツケースなどの大きな荷物を移動する際の悩みや、日本滞在時において、よりリーズナブルな移動体験を提供することを目的としています。

• サービス提携における背景

このサービスは「ドアツードア」によって、空港から東京23区をはじめとした対象地域まで2万ウォン（約2,000円）台から移動できる価格が特徴です。予約はサービス利用日の1週間前までに済ませておく必要があります。また、エアポートシャトルやゴルフシャトル（ともに貸切含む）の中から、お客様のご要望に応じてサービスの選択が可能です。

まず、エアポートシャトルは、羽田/成田空港から東京23区および千葉県一部地域(東京ディズニーワールド含む)の目的地まで便利なドアツードアによる移動を提供します。 予約時に「シェア乗りサービス」を選択すれば、他の利用客と一緒に移動することもできるだけでなく、通常のタクシー移動よりリーズナブルに利用できるのが特徴です。 また、エアポート貸切リモは、利用者が車両を貸切で利用することができるため、プライベートなサービスを希望する利用者におすすめです。 特に4人以上の予約時には、「シェア乗りサービス」よりもエアポート貸切リモがよりリーズナブルな安い価格で利用できるので、利用者のシチュエーションに合ったサービスを選択して合理的に予約することができます。

VC Soft, Ltd.が提供するゴルフ場送迎サービスは、東京市内ホテルから127の千葉県ゴルフ場まで移動が可能です。 片道/往復の中から選択して予約することができ、VC Soft, Ltd.のシンサンイル代表は「これまでの日本ゴルフ旅行が車両問題でパッケージ旅行のみ可能であれば、今回のニアミーとのコラボレーションによって、例えば朝にはゴルフラウンドを、そして夕方には東京でショッピングと グルメツアーが可能になり、より豊かな日本での自由な旅行の道が開かれるようになった」とコメントしています。

＜エアポートシャトルのサービスイメージ＞

VC Soft, Ltd.は、ゴルフ距離測定機「ボイスキャディ」として知られるVC Inc. (VOICE CADDIE)の子会社で、全国270以上のゴルフクラブと提携し、APLゴルフアプリを通じて「リアルタイムピン位置」情報を提供している。 また、同社はニアミーと展開する日本でのタイアップサービスオープンを皮切りに、全世界3万個のゴルフ場データを活用し、ゴルファーたちに新たな移動体験を提供していきます。

• NearMe代表取締役社長　髙原幸一郎　コメント

ゴルフは、屋外レジャーの中でも適度な距離を確保しながらプレイをできることから、コロナ禍以降、多くの人にとって楽しみやすい余暇活動の1つとなりました。また、若年層の間でもゴルフをプレイする人口が増えているとも言われています。次に、韓国のゴルフ事情において、プレイ人口は約564万人といわれており、その数は日本より多いともいわれています。その一方で、韓国のゴルフ場の数は約500コースで、2,000以上あると言われている日本と比べるとその数は25%程度しかありません。さらに、プレイ料金に目を向けると、平日の平均プレイ料金は韓国が約25万ウォン（約25,000円）であることに対し、日本は5,000円～8,000円です。そのため、韓国のゴルファーのみなさんはプレイする場を求めて、日本をはじめとした海外に行く傾向が高くなってきているそうです。その状況を踏まえて、このたびVCソフト社にお声がけいただき、弊社のゴルフシャトルとの提携をさせていただく運びとなりました。

ニアミーとしては、ゴルフをおトクでスムーズな移動環境でプレイいただくだけではなく、エアポートシャトルやエアポート貸切リモなどのサービスも合わせて提供させていただくことで、日本観光における移動をより「おトクで、スムーズ」にし、より多くの皆様に日本を楽しんでいただくためのサポートをしたいと思います。

• 「NearMe」について

「NearMe」は、独自のAIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までの移動をドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。その中でも、空港とその周辺の都市部を結ぶ空港送迎型のエアポートシャトルサービスは、2019年8月のサービス開始よりこれまで延べ60万以上※1の方々にご利用いただいています。 現在は、全国15の空港※2（成田国際・中部国際（セントレア）・関西国際・大阪国際（伊丹）・東京国際（羽田）・新千歳・福岡・北九州・那覇・旭川・帯広・青森・仙台・南紀白浜・徳島）と、空港周辺の都市部でご利用いただくことができます。対象エリアであれば、出発地となるご自宅から空港、そして空港から最終目的地まで一気通貫でつながるため、公共交通機関の乗り換えがなくなるなど、ストレスフリーな移動体験を提供することができます。また、貸切送迎サービスや、東京都と千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、シチュエーションに応じて様々な移動のニーズに対応するための各種サービスを展開しています。

その他にも、スポーツ観戦における移動をスムーズにし、スタジアム周辺の渋滞によるCO2排出や排気ガスによる環境問題、交通事故など様々な地域課題解決を目指した『スタジアムシェアタクシー』※2や、秋田県美郷町の観光二次交通の課題解消を目指した『ミズモシャトル』※3など、地域ごとの交通課題解消を目指した様々な実証事業を行っています。

※1 2023年12月時点。

※2 2023年12月時点。旭川空港、帯広空港、仙台空港は貸切送迎サービスのみ。

※3 実証事業は終了しています。

• 会社概要

会社名 ：株式会社NearMe

所在地 ：東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町

代表者 ：代表取締役 髙原幸一郎

設立 　：2017年7月18日

URL      ：https://nearme.jp/

移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が、自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会を実現することをミッションに掲げ、地域の社会課題を解決するプラットフォームになるべく、まずはシェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタート。

2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を発展。この技術を活用し、オーバーツーリズムなどの観光課題や日常における移動課題、ドライバー不足に対応できる仕組みづくりを目指し、様々なサービスを展開しています。なお、ニアミーは、2023年4月、経済産業省が行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載。週刊東洋経済（発行：東洋経済新報社）の『｢すごいベンチャー100｣2023年最新版』、日経クロストレンド（発行：日経BP社）の「未来の市場をつくる100社【2024年版】」にそれぞれ選出。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」（主催：一般社団法人日本自動車工業会）の開催期間内に行われた日本最大級のピッチイベント『Pitch Contest & Award』でクランプリを獲得。