【大企業のワークフローシステム、運用の課題とは?】90.3%の大企業が、未だ「紙などで残る社内申請・稟議」あり
〜組織改編や人事異動に伴うワークフローのメンテナンス工数では、4割以上が「1週間以上」かかっている実態が明らかに〜
株式会社エイトレッド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡本 康広 以下、エイトレッド)は、大企業(従業員数300名以上)のワークフロー運用担当者112名に対し、大企業のワークフローシステム運用に関する課題調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年10月14日〜同年10月15日
有効回答:大企業(従業員数300名以上)のワークフロー運用担当者112名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社エイトレッド」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.atled.jp/wfl/
- ワークフローシステム活用によるメリット、62.7%が「稟議や申請がきちんと記録され参照しやすくなった」と実感
・稟議や申請がきちんと記録され、参照しやすくなった:62.7%
・リモートワークなど柔軟な働き方に対応できる:56.0%・稟議や申請がスムーズになった(承認スピードの向上):54.7%
・資料管理の手間が省ける:44.0%
・内部統制の構築ができる:41.3%
・書類の所在確認や、上司の機嫌を伺うような心的ストレスが減った:25.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:2.7%
- 他にも「承認連絡等の手間が省け、効率的に作業が進む」や「目的のテンプレートが用意されているので、処理に困らず間違いがない」などのメリットを感じる声も
<自由回答・一部抜粋>
・42歳:承認連絡等の手間が省け、効率的に作業が進む。
・52歳:目的のテンプレートが用意されているので、処理に困らず間違いがない。
・49歳:いつでも申請できる。
・35歳:質問が減った。
・56歳:どこを回覧中か一目でわかる。
- 一方で70.5%の担当者が、ワークフローシステム運用上の課題を実感
・非常にある:30.3%
・ややある:40.2%・あまりない:23.2%
・全くない:5.4%
・わからない/答えられない:0.9%
- 課題内容として、「運用ルールや運用方法についての社内共有」が67.1%で最多
・運用ルールや運用方法についての社内共有が大変:67.1%
・組織改編や人事異動に応じたメンテナンスに時間と手間がかかる:51.9%・外部システムとの連携が満足にできない:48.1%
・操作性が悪く使い勝手が良くない:43.0%
・複雑な申請ルートの設定などに対応できない:43.0%
・運用が属人化している:39.2%
・閲覧等の権限設定が満足にできない:25.3%
・利用者からの問合せが多い:21.5%
・その他:1.3%
・わからない/答えられない:1.3%
- 他にも「基本的なマニュアルが全く準備出来ていない」や「回付ルートの柔軟な対応を含め、細かい変更ができない」などの課題も
<自由回答・一部抜粋>
・58歳:基本的なマニュアルが全く準備出来ていない。
・49歳:予定通り動作しない場合に、原因追及に時間がかかること。
・61歳:回付ルートの柔軟な対応を含め、細かい変更ができない。
・49歳:やりたい事が出来ない。
・59歳:セキュリティ。
・61歳:ワークフローの機能について詳しくないので、問合せへの対応がし辛い。
- 4割以上が「組織改編や人事異動に伴うワークフローシステムのメンテナンス」に1週間以上かかっていると回答
・14日以上:8.0%
・10日~14日未満:15.2%・7日~10日未満:18.8%
・5日~7日未満:12.5%
・3日~5日未満:8.9%
・1日~3日未満:12.5%
・1日未満:6.2%
・わからない/答えられない:17.9%
- 90.3%の大企業が、未だ「紙などで残る社内申請・稟議」あり
・かなりある:34.9%
・ややある:55.4%・すべての申請・稟議を電子化できている:7.1%
・わからない:2.7%
- ワークフローシステムの機能として、約4割が「誰でも直感的に操作ができる」や「複雑な承認ルートにも対応可能」を重視
・誰でも直感的に操作ができる:43.8%
・複雑な承認ルートにも対応可能:39.3%
・既存の紙ベースの帳票をそのままの形で電子化できる:35.7%
・フォーム作成などノーコードで運用ができる:33.9%
・複雑な組織設定が可能:30.4%
・基幹システムや外部システムと連携して使用できる:28.6%
・セキュリティが高度である:27.7%
・申請・承認状況を簡単に確認できる:25.9%
・サポート体制がしっかりしている:17.0%
・メンテナンスしやすく管理者の負担が少ない:16.1%
・初期コストが安い:15.2%
・初期設定が簡単:12.5%
・モバイル対応している:12.5%
・多言語対応している:5.4%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:2.7%
- まとめ
本調査でも、大企業のワークフロー運用担当者の7割超が、運用上の課題を感じており、「運用ルールや運用方法についての社内共有が大変」という声や、組織改編や人事異動に伴うワークフローシステムのメンテナンスに「1週間以上かかっている」実態が明らかになりました。また、現在運用しているワークフローシステムで電子化しきれずに、紙などで残っている社内申請・稟議がまだあるという回答は約9割にのぼり、誰でも直感的に操作ができることや複雑な承認ルートにも対応可能な機能を重視したいという声からも、管理者・利用者双方にやさしく、どのような承認ルートも再現できる柔軟なワークフローシステムが大企業では求められているといえます。
組織が大きくなるほど、承認ルートが複雑化したり、組織変更に伴う管理負担も大きくなりやすいため、業務効率化や意思決定の加速といったワークフローのメリットを最大化するためにも、今一度ワークフローシステムの運用について見直してみてはいかがでしょうか。
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- 株式会社エイトレッドについて
名称 :株式会社エイトレッド(東証スタンダード:3969)
所在地 :東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー
代表者 :代表取締役社長 岡本 康広
設立 :2007年4月
事業内容:ワークフロープロダクトの製品開発・サポートサービス・クラウドサービス
URL :https://www.atled.jp/
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