日本初導入!MKタクシー本社ガレージに次世代蓄電池を設置。「バナジウムイオン電池エネルギー貯蔵システム」オープニングセレモニー実施

~安全性と耐久性を兼ね備えた次世代蓄電池によるEV充電実証を7月1日より開始~

MKグループ

テープカットの様子。背後に2つ並ぶ構造物のうち向かって右側「バナジウムイオン電池エネルギー貯蔵システム」(VIB ESS)。同左側がコントロールセンター

 エムケイ株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:前川博司、以下「MK」)は、2026年7月16日(木)、日本初となる「バナジウムイオン電池エネルギー貯蔵システム」(以下「VIB ESS」)の設置を記念し、弊社本社においてオープニングセレモニーを実施いたしました。

 今回設置した韓国・Standard Energy(スタンダードエナジー)社製のVIB ESSは、従来のリチウムイオン電池と比べて発火リスクを極めて低く抑えた高い安全性と優れた耐久性を持ち、EV化を推し進める弊社の充電環境を支える次世代の蓄電システムです。

 本設備は実証実験として導入したものであり、2026年7月1日より1年間の実証実験を開始し、その結果を検証した上で本格導入に向けた検討を行う予定です。

 セレモニーには、日本国内への導入支援・総販売元であるLB Hunet(エルビーヒューネット)株式会社の具 本完 代表取締役、開発・製造元であるStandard Energy株式会社の金 府妓 代表取締役、韓国三井物産株式会社の石井 嘉彦 本部長、およびMKグループ各社の役員が出席し、MK本社に設置されたVIB ESSを公開するとともに、テープカットを執り行いました。

■LB Hunet株式会社 代表取締役 具 本完(グ・ボンワン)氏のコメント

 今回の実証を通じて安全性と経済性、運営データを十分に確保し、これを基盤として日本の商業施設、物流施設、産業団地、EV充電インフラなど多様な分野へとVIB ESSの適用を拡大していきたいと考えています。今後も日本市場におけるスタンダードエナジーの信頼できるビジネスパートナーとして、現地企業との協力をさらに強化し、持続可能なエネルギーインフラの拡散のために責任ある役割を遂行してまいります。今日のこの第一歩が、韓国と日本が共に創り上げる新たなエネルギー協力の出発点となることを期待しています。

オープニングセレモニーで挨拶するLB Hunet株式会社・具副会長

■Standard Energy株式会社 代表取締役 金 府妓(キム・ブギ)氏のコメント

  韓国の工学技術陣が世界で初めて開発したバナジウムイオン電池が、韓国での実証を越えて海外での初の実証事例を作ることになり感無量です。今回のMKタクシーとのEV超急速充電連携の実証を皮切りに、日本市場など海外市場の開拓に積極的に乗り出していく考えです。再生可能エネルギーの拡大、EV普及の拡大、AI産業の拡大といった傾向はすでに全世界的なトレンドであり、それによる電力網の不安定性は全世界的な悩みであり、バナジウムイオン電池ESSを通じてその解決に貢献していきます。

オープニングセレモニーで挨拶するStandard Energy株式会社・金代表

■エムケイホールディングス 取締役副社長 金本達也のコメント

 EVの急速充電は、短時間で大量の電力を消費するため、電力網への負担や、高い契約電力によるコスト増といった課題がありました。しかし、スタンダードエナジー様が世界で初めて開発されたこのシステムを活用することで、電力使用のピークを低減するだけでなく、契約電力による充電器の設置台数制限を緩和することが可能となります。

 また、このシステムの「絶対的な安全性」にも期待しています。過去の実証実験においても熱暴走などの事故が1件も発生しなかったと伺っており、日本においても、まさに最適なソリューションであると確信しております。今回このシステムは「初の日本国内の設置事例」となりますが、韓国から日本への輸送をはじめ、設置に至るまで、多大なるご協力をいただいたパートナー企業の皆様にも改めて感謝申し上げます。

 MKも、このシステムを活用しながらEV充電インフラの拡大と持続可能な社会の実現に向けて、皆様と共に歩んでまいりたいと存じます。

オープニングセレモニーで挨拶するエムケイホールディングス取締役副社長・金本達也(写真左)

参考資料

■各社の役割について

スタンダードエナジー: 世界最高水準のVIB ESS開発・製造元

LBヒューネット   : 日本国内への導入支援・総販売元

韓国三井物産    : 導入における総合的な調整・支援

各社の力を合わせることで、国内初のVIB ESS導入を実現することができました。

 

■バナジウムイオン電池エネルギー貯蔵システム」(VIB ESS)の特徴

 可燃性の「有機系電解液」が使用されているリチウムイオン電池に対し、水を溶媒とする水系電解液を使用しているバナジウムイオン電池は、物理的に発火・爆発のリスクが極めて低いのが最大の特徴です。その高い安全性から、日本の都市部や人口密集地域にも安全に設置できることが期待されています。

 また、一般的なリチウムイオン電池は充放電の繰り返しに伴い数年〜10年で容量が70〜80%以下に低下するのに対し、バナジウムイオン電池は劣化が極めて少なく、20年間使用しても、初期容量の9割以上を維持できるとされています。

 現時点での初期導入コストはリチウムイオン電池よりも高額ですが、寿命が非常に長いため、LCOS(均等化蓄電コスト:ライフサイクル全体での1kWhあたりのコスト)で見れば、極めて高い費用対効果を発揮します。

 なお、設備投資額は非公表ですが、導入後の電気基本料金の削減効果(ピークカット効果)により、本格導入時には10年程度で投資回収を見込んでいます。

※現在は実証実験段階のため、本年7月1日から1年間の稼働検証を行った上で、本格導入の判断を行います。

 

■VIB ESSのスペック

 蓄電容量: 75kWh

 急速充電器の出力:VIB ESS経由時 最大150kW

 ※EV車両を短時間で充電(30分で約80%)するのに十分なスペックです。

 バッテリー寿命 20年以上

 メーカー保証  15年

 

■電気代の削減効果(ピークカット)について

 複数のEVタクシーが同時に急速充電を行うと、電力のピーク(デマンド値)が跳ね上がり、電気基本料金が高騰します。本システムを用いてオフピーク時間の割安な電気を貯蔵し、日中のピーク時間帯にシフト(ピークカット)することで基本料金を抑制することができます。

 今回の実証実験において、概算で基本料金を約20~25%(年間数百万円規模)削減できる見込みです。

 

■MKタクシーのZEV化について

 2026年6月現在、京都MKの認可台数882台のうち、EV車両が258台、EV化比率は約29%となっています。MKでは2030年までに全車ZEV化を目指しています。

 今後さらにEV車両が増加しても充電効率を上げていけるよう、今回のVIB ESS導入が目標達成のための重要なステップとなります。

(参考)MKのSDGsの取り組みと全車ZEV化についてはHPもご参照ください

 https://www.mk-group.co.jp/about/sdgs_ev

MKグループについて

全国9都市で運行するハートのマークのMKタクシーを中心にハイヤー、観光バス、運行管理事業、レンタカー、ガソリンスタンド、アミューズメント等を運営する企業グループ。質の高い接客サービスとハイグレード車両で国内外から評価される。エムケイホールディングスグループ、MK西日本グループ、東京エムケイ株式会社の3グループで経営。

エムケイホールディングスグループはエムケイホールディングス株式会社が持株会社となり傘下にはエムケイ株式会社、滋賀エムケイ株式会社、名古屋エムケイ株式会社、札幌エムケイ株式会社、エムケイ石油株式会社、エムケイ観光バス株式会社がある。MK西日本グループは大阪エムケイ株式会社、神戸エムケイ株式会社、関空エムケイ株式会社、福岡エムケイ株式会社、沖縄エムケイ株式会社からなる。

社名 : エムケイ株式会社

本社所在地 : 〒601-8432 京都市南区西九条東島町63-1

代表者 : 代表取締役社長 前川 博司

事業内容 : タクシー、ハイヤー、トラベル、整備、アミューズメント

◆ウェブサイト>> https://www.mk-group.co.jp/

◆Instagram>> https://www.instagram.com/mktaxi.jp/

◆Twitter>> https://twitter.com/MKofficial_PR

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会社概要

URL
https://www.mk-group.co.jp/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
京都府京都市南区西九条東島町63-1
電話番号
-
代表者名
青木 信明
上場
未上場
資本金
-
設立
1960年10月