福井大学とALL CONNECT が産学連携教育を開始―プロバスケットボールクラブ「福井ブローウィンズ」を題材に、学生が地域活性効果の見える化に挑戦 ―

「社会をにぎやかに!」を企業理念に、通信回線やスマートフォンなどの通信インフラサービスを取り扱う株式会社ALL CONNECT(オールコネクト、代表取締役社長:岩井 宏太、本社:福井県福井市)は、国立大学法人福井大学 大学院工学研究科 経営・技術革新工学研究室と連携し、福井に根ざすプロバスケットボールクラブ「福井ブローウィンズ」をテーマとした産学連携教育を 2025 年前期(5 月~7 月)より開始いたしました。
学生は福井ブローウィンズの活動によって生まれる “にぎやかさ” や “情緒的な変化” を数値化し、その観測手法と活用策を明らかにします。
■取り組みの狙い
地域振興効果の可視化
福井ブローウィンズがもたらす経済波及効果(2023-24シーズン試算:約28億円)だけでなく、活動によって起こる定性的な価値を含めた様々な変化や影響を観測し地域振興効果の見える化に挑戦します。
実践的な人材育成
学生はこの講座を通じて、将来起業をする際や就職活動において活用できる経験と学びを深めます。
10年続く産学連携モデル
単年度で終わらず、長期にわたり地域の知見を蓄積し、企業・行政・大学が共創するプラットフォームを目指します。
■講義スケジュール
≪第1回≫ 5月:仮説立案構築
≪第2回≫ 6月:調査手法設計
≪第3回≫ 7月:調査結果の発表・共有
■第一回講義の様子


2025年5月16日に福井大学にて、第1回目となる講義が行われました。
学生・関係者合わせ、約200名ほどが参加。
複数グループに分かれ、福井ブローウィンズが地域にもたらしているかもしれない効果について、意見を出し合い、発表。
「福井に移住している外国人が日本のバスケの試合を見て情報発信し、海外との交流が生まれる」「推し活が広がり人々の生活が豊かになる」などの意見が上がりました。
次回講義では、もたらしている効果を見える化するため、調査手法について考えます。
■関係者コメント

竹本 拓治
福井大学 基盤部門
地域創生推進本部 教授
本プロジェクトは、地域社会が持つ情緒的・定性的価値をデータで可視化し、科学的に捉えるという、経営・技術革新工学研究室の強みを生かした挑戦です。学生にとっても、社会実装を見据えた実践の場で、課題発見力と提案力を磨く貴重な機会となります。大学・企業・地域が一体となって福井の未来を考えるこのプロジェクトを、教育・研究の両面から力強く支援してまいります。

千本 祥三
株式会社ALL CONNECT
第二事業本部 本部長
すべての企業が地域事業の有益性を実感し、積極的に投資できるようになる。そのきっかけを、この取り組みでつくりたい。地域の活性化が日本全体の豊かさにつながる̶その第一歩にしたいと考えています。福井で生活している学生だからこそ見えるリアルな経験や気付きによって、この取り組みが、私たち企業にとっても、大きな学びになると信じています。
■法人概要
株式会社ALL CONNECT

代表取締役 |
岩井 宏太 |
所在地 |
福井県福井市栂野町第15号1番地2 |
設立 |
2005年4月21日 |
URL |
国立大学法人 福井大学

所在地 |
文京キャンパス:福井県福井市文京3丁目9番1号 福井大学大学院工学研究科 経営・技術革新工学研究室(教授 竹本拓治) |
URL |
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