ベター・プレイス、連携金融機関が30社を突破。1年間で提携社数10社増、お金の福利厚生「はぐくみ企業年金」の普及を急加速
〜社会を支える中小企業従業員の資産形成を後押し〜
「福祉はぐくみ企業年金基金」(以下、「はぐくみ企業年金」)を中心に、企業年金・退職金制度の導入・設計をサポートする株式会社ベター・プレイス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:森本 新士、https://bpcom.jp/、以下、ベター・プレイス)は、累計30社の金融機関と業務提携/ビジネスマッチング契約を締結したことをお知らせいたします。直近1年では新たに10社との連携が実現し、金融機関との連携が急拡大しています。

■30社の金融機関と業務提携/ビジネスマッチング契約締結に至った背景・目的
ベター・プレイスが30社の金融機関との連携を実現した背景には、日本の社会を支える中小企業が、大企業と比較して給与水準が低い傾向にあることに加え、企業年金制度の整備が十分ではなく、従業員の資産形成サポートが不足しがちであるという社会課題があります。
さらに、人材不足や人材定着に悩みを抱える中小企業にとって、従業員のお金の不安を軽減し、安心して働ける環境づくりは喫緊の課題です。当社が普及推進する「はぐくみ企業年金」は、まさにそうした課題解決に寄与する「お金の福利厚生」として、地域の中小企業を中心に支援する多くの金融機関から共感いただき、連携の輪を広げてきました。
「はぐくみ企業年金」は確定給付企業年金制度(DB)で、加入する従業員は元本保証*¹を受けながら安心して将来の資産形成を行うことができます。
企業にとっても、従業員の資産形成を支援することで福利厚生の充実を図ることができ、エンゲージメントの向上や定着率の改善といった効果が期待されます。
*¹運用実績により不足が生じた場合は、事業主が不足分を補てんします。
また、従来は企業年金制度導入における煩雑な事務手続が課題とされていましたが、当社が独自開発した企業年金DXシステム「はぐONE」により事務手続の工数を大幅に削減。労務担当者の手間を大きく増やすことなく、制度導入が可能となっています。福祉業界をはじめ、さまざまな業種・規模の企業から支持をいただいており、「はぐくみ企業年金」は設立から約7年で加入者数9万人、導入法人数は4,000社を突破しました。
当社は今後も地域経済を支える中小企業とそこで働く方々を支えるため、企業年金の普及を通して安心して働ける社会の実現に向けて全力で取り組んでまいります。
■業務提携/ビジネスマッチング契約を締結した金融機関
東北、関東、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州の全国8エリアでの連携体制を確立しています。

東北地方 |
岩手銀行*、東邦銀行、山形銀行 |
関東地方 |
東京スター銀行*、きらぼしコンサルティング、みずほ銀行*、栃木銀行*、 千葉興業銀行 |
東海地方 |
遠州信用金庫、静清信用金庫、あいち銀行* |
北陸地方 |
北陸銀行*、福井銀行、福邦銀行 |
近畿地方 |
紀陽銀行 |
中国地方 |
中国銀行*、山口銀行*、もみじ銀行*、鳥取銀行、山陰合同銀行*、広島銀行* |
四国地方 |
四国銀行*、伊予銀行*、愛媛銀行、百十四銀行*、阿波銀行、高知銀行 |
九州地方 |
北九州銀行*、大分銀行*、佐賀銀行 |
*ビジネスマッチング契約
■ 中小企業における企業年金制度の整備状況について
日本の全企業数のうち、中小企業数は99.7%、中小企業で働く従業員数は69.7%*²と非常に多いなか、従業員規模30~99人の企業で退職年金制度がある企業はわずか16%*³にとどまっています。

(出所)
*² 独立行政法人 中小企業基盤整備機構 (2021年6月)
https://www.smrj.go.jp/recruit/environment.html
*³厚生労働省 公的年金と私的年金の現状と課題について(2023年)
https://www.mhlw.go.jp/content/10600000/001177171.pdf
私たちは、富裕層ではない一般の人たちに「はぐくみ企業年金」をはじめとした企業年金制度をご利用いただくことで、中小企業従業員やエッセンシャルワーカーの人たちが「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。「はぐくみ企業年金」の普及推進はSDGsの目標達成にもつながります。今後さらに多くの方へ本サービスをお届けできるよう、引き続き邁進してまいります。
■「はぐくみ企業年金」について
現在我が国は、人口減少と超高齢化による「就労人口の減少」が進み、慢性的な人手不足の現状があります。また、若年労働者が企業を退職する理由は経済的な理由が最多*⁴であり、働く世代の老後の不安の第一位は「お金」*⁵となっています。
勤務する企業規模や居住する地域によって生じている経済格差、これは将来の資産形成、老後資金にも大きく影響しています。私たちは、主に中小企業とそこで働く方を支えるため、企業にも従業員にもメリットがある企業年金制度「はぐくみ企業年金」の導入を推進しています。
「はぐくみ企業年金」は厚生年金被保険者であれば、従業員(非正規雇用含む)でも役員でも加入可能な確定給付企業年金(DB)で、事業主側はコストを抑えながら企業年金・退職金制度を構築することができます。企業年金・退職金制度の充実が従業員満足度向上・離職率低下につながったというお声もいただいており、特に人手不足が深刻化している中小企業や福祉業界において、従業員に安心して働いてもらうための「お金の福利厚生」としてご好評いただいています。
従業員側のメリットには、難しい投資の知識が不要で、元本が保証*¹されていることがあげられます。また、原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC(企業型確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に比べて、高齢期の資産形成を目的とした積み立てが基本となる点は同じですが、年金として受け取るのではなく退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取る選択が可能なため、育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集めています。
現在、導入法人の96%が従業員300名以下の中小規模法人*⁶で、約4割の法人が福祉・医療・教育関連*⁷となっています。
*¹運用実績により不足が生じた場合は、事業主が不足分を補てんします。
サービス紹介サイトURL:https://bpcom.jp/hagukumikikin/
(出所)
*⁴厚生労働省 令和5年若年者雇用実態調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-r05_gaikyou.pdf
*⁵金融庁 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」2019年6月
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603.html
*⁶厚生年金被保険者数記録のある2018年4月~2024年9月現在までに導入した2,849法人が対象
*⁷2018年4月~2024年9月現在までの実績


※事業所・加入者数:2025年4月末時点
※平均本人掛金:2024年9月末時点
※平均加入率算出根拠
期間:直近1年(2023年10月~2024年9月)の導入法人(1,602法人/1,665事業所)
加入者数:実加入者/対象者数(被保険者数のうち加入できると判断された人数)
■株式会社ベター・プレイス
私たちは「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」という企業理念を掲げ、富裕層ではない一般の人たちが「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。
中小企業従業員やエッセンシャルワーカーの多くは、世の中を支える大切な仕事をしているにもかかわらず、大企業で働く人々と比べて所得水準が高くありません。また、勤務先に企業年金・退職金制度が設けられていないことが多いため、その恩恵を十分に享受できていません。
将来のお金の心配を抱えることは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下や、子どもを望んでも安心して生み育てることができない心理状態につながります。
将来への「希望格差」― ベター・プレイスは、この課題を解決するために事業活動を行っています。
<主なサービス>
企業年金DXシステム「はぐONE」の提供
「福祉はぐくみ企業年金基金」企業年金・退職金制度導入設計・サポート
企業型確定拠出年金導入設計・サポート
<会社概要>
会社名:株式会社ベター・プレイス
所在地:東京都新宿区市谷本村町1-1 住友市ヶ谷ビル15F
代表者:代表取締役社長 森本 新士、 代表取締役COO 古市 成樹
設立: 2011年10月17日
URL: https://bpcom.jp/
【採用情報】
ベター・プレイスでは、私たちと一緒により素晴らしい未来を作り上げていく仲間を募集しています。
少しでもご興味がございましたら、お気軽にご連絡ください。
採用情報はこちら: https://bpcom.jp/recruit/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像