「人的資本経営推進分析融資」の契約締結について
本融資は三井住友銀行と株式会社日本総合研究所（代表取締役社長：谷崎 勝教，以下，日本総研）が作成した独自の評価基準（以下，本評価）に基づき，企業の人的資本経営に関する取組や情報開示を評価し，取組や情報開示の適切さについての現状分析，今後の課題，課題への取組事例などが還元される融資商品です。
IHIは，三井住友銀行が昨年12月に「人的資本経営評価融資」の取り扱いを開始して以降，本評価初の最高評価となり，人的資本経営において以下の点で，優れた取り組みと情報開示を実施しているとの評価をいただきました。
① 経営者による人的資本経営へのコミットメント
② 変革をリードする人材育成のための体系的な研修プログラムの整備
③ 従業員それぞれのキャリアを尊重できる職場環境整備に向けた取り組み
IHIは，2021年11月に“ESGを価値観の軸においた社会・環境に配慮した適切な経営”を実現させるための具体的な取組みを示すものとして，「IHIグループのESG経営」を公表しました。その中で，「人権の尊重」と「多様な人財の活躍」を推進しています。加えて，2023年5月に公表した「グループ経営方針2023」では，事業・企業体質の変革を成すため，人への投資による成長戦略を打ち出しました。これらを実現すべく，社員が事業活動を通じて成長し働く喜びを得られる企業であり続けるために，企業文化や職場環境の整備を進めていきます。
IHIは，「人材こそが最大かつ唯一の財産である」という経営理念のもと，今後も人財の価値を企業価値に結びつける取り組みを通じてESG経営を推進してまいります。
【参考リンク】
IHIグループのESG経営
https://www.ihi.co.jp/sustainable/esg/
「グループ経営方針2023」