電通デジタル、企業のSNSの投稿運用を独自AIにより高度化する「∞AI Social」を開発

企業SNSのアイデンティティをAIが学習し、エンゲージメント獲得に貢献する投稿文案を生成

　株式会社電通デジタル（本社：東京都港区　代表取締役社長執行役員：瀧本 恒　以下、電通デジタル）は、AI活用によって企業の次世代マーケティング活動支援を総合的に行うソリューションブランド「∞AI®※1」において、企業やブランド、サービスのXアカウントの投稿文をAIで生成する独自ソリューション「∞AI Social（ムゲンエーアイ ソーシャル）」を開発しました。本日より電通デジタル社内での本格運用を開始し、本ソリューションを活用したAIによるSNS運用支援を強化します。

「∞AI Social」ロゴ画像

　企業やブランド、サービスのSNSの投稿運用業務において、投稿数や投稿バリエーションの多さにより運用負荷がかかってしまうことや、知見が運用担当者に属人化してしまうなどの課題があります。

　このような背景を受け、これまで数多くのSNSアカウントの投稿文の作成やクリエイティブ作成などの支援を行ってきた実績をもとに、生成AIを活用した投稿案の生成・出力を行う「∞AI Social」を開発しました。

＜「∞AI Social」の主な特長＞

① 過去1年以上の投稿を学習
企業やブランド、サービスのX公式アカウントについて、許諾を得たうえで過去1年以上の投稿を学習します。学習した投稿のバリエーション分け、特徴のラベリングや、いいね数、リポスト数、保存数などのエンゲージメント実績から成果の高い投稿と低い投稿の精査をAIが独自で行い、そのアカウント特有の世界観や文章表現、絵文字の利用方法などのアイデンティティを反映し、エンゲージメント獲得に貢献する投稿案を生成します。

② テーマやターゲットによって自由に投稿内容の生成が可能
投稿の生成にあたって、テーマとなる情報やキャンペーンの概要、ターゲットとなるユーザーの情報を入力することで、過去投稿の中から類似の投稿を参照し、エンゲージメントの高い投稿の共通点を踏まえた投稿案を生成します。

③ 過去の投稿だけでなく、ウェブページの情報の参照も可能
テーマとなる情報のインプットは、手動での入力以外にも、キャンペーンやプレスリリースの情報をURLで入力し自動で参照させることもできます。事実情報を参照させることで、生成AIが誤った内容を生成してしまうハルシネーションを防ぐような設計です。

「∞AI Social」概要図

　これらの特長により、SNS運用において、エンゲージメント獲得につながる投稿文案を簡単に作成することが可能となります。

　なお今後、「∞AI Social」はXだけでなく、各種SNSへの対応も予定しています。

　電通デジタルでは、「∞AI Social」を含むAIを活用したソリューションを複合的に活用し、企業のマーケティング活動の支援に貢献してまいります。

※：「∞AI Social」が学習したデータは、独自環境外から学習されることを防ぐ設計です。

※1：∞AI🄬について　https://www.dentsudigital.co.jp/services/AI/mugen-ai

＜電通デジタルについて＞https://www.dentsudigital.co.jp/

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