「ヒジャブ」反対の女性たちを弁護して実刑38年とむち打ち148回
釈放を求めるオンライン署名を開始しました
イランの人権派弁護士ナスリン・ソトゥデさんが、その弁護活動、人権活動がもとで、禁錮38年とむち打ち148回という不当な刑を下されました。アムネスティ・インターナショナル日本では、同国の最高指導者ハーメネイー師に対しナスリンさんの釈放を要請するオンライン署名を開始しました。署名は各国のアムネスティ・インターナショナルが集めており、世界中で一斉に、昨年ナスリンさんが逮捕された日付である6月13日に、イラン当局(日本では大使館)に提出します。
ナスリンさんは、イランにおける女性差別を撲滅するための活動に、人生を捧げてきた著名な女性弁護士です。
同国では、女性が公共の場で「ヒジャブ」を着用することは法律で義務化されており、ヒジャブ着用の強制に抗議しただけで逮捕や起訴された女性たちが数多くいます。ナスリンさんはこうした女性たちの弁護を引き受けていました。
それが公共の秩序を乱す反体制の活動だとされたのです。
不当な刑に抗議し、釈放を求めるオンライン署名に、みなさんも、ぜひ、参加してください。
▽参加はこちらから
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/ir_201904.html
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
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