京都大学医学部附属病院の妊産婦の体重管理に「カロミル」「カロミルアドバイス」を本格導入した臨床研究がスタート

「食事管理が難しい」「どれくらい食べればいいか分からない」という妊産婦の声に応える

ライフログテクノロジー株式会社(東京都中央区、代表取締役:棚橋繁行)が開発・提供する、食事・運動・体重管理アプリケーション(以下アプリ)「カロミル」及び、カロミルと連携した指導者向けのウェブツール「カロミルアドバイス」が、京都大学医学部附属病院(京都府京都市、病院長:宮本享)にて妊産婦の体重管理に導入され、効果検証を行う臨床研究(以下、「本研究」)が本格始動しました。

◎本研究がスタートした背景
妊婦が健康な赤ちゃんを産むためには、体調管理や食事内容等、健康に関する様々な要素が必要だと言われています。その中の1つに挙げられるのが「体重管理」です。妊婦の体重(やせすぎ、あるいは肥満)は、「赤ちゃんが小さく生まれるリスク」や「妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、難産のリスク」と関連することが知られており、赤ちゃんや妊婦自身の健康に大きな影響を与えます。しかし、妊婦の体格に応じて妊娠中の体重増加の目安とされる数値が示されている一方、医療者からは、妊婦の体重増減を適切にコントロールするための食事管理、栄養指導が難しいとの声が寄せられています。妊婦側からも「もっと食べる量を増やしましょうと言われたが、何をどれくらい食べれば良いのか分からない」「果物は体に良いと聞き食べていたが、思ったよりも糖質が高く驚いた」などの声が挙がっており、医療者、妊婦ともに食事管理、指導に課題があるとのことです。そこで妊産婦への食事指導や体重管理の介入方法に課題を感じている産婦人科医師、助産師をターゲットに、「カロミル」「カロミルアドバイス」を診療に活用していただくことで妊産婦のリスク回避のための行動変容を促し、良好な体重管理が可能であることを確かめるべく、今回の導入が決定しました。2月からの検証導入を経て、4月から本格導入が開始されました。

〇「カロミル」「カロミルアドバイス」の活用方法
妊産婦は「カロミル」で毎日食事記録、体重記録を付け、指導者の産婦人科医師/助産師は「カロミルアドバイス」を利用して食事指導や体重管理を行います。さらに、予め設定された基準体重よりも実際の体重に一定量の増減がある妊産婦は、カロミルアドバイスの「管理画面リスト」の上部へアラートマークがついた状態で表示されるようになり、指導者が妊産婦の体重変化をタイムリーに捉えることが出来るようになっています。

 

 

 

〇京都大学医学部附属病院 産科婦人科 助教 千草義継先生からのコメント 

私もカロミルを利用していますが、1枚の写真で食事メニューや栄養素などが認識されるため入力が非常に楽ですし、食事管理に悩んでいる妊産婦の食事管理に効果的だと感じます。自分自身も食事記録により、食生活への意識がかなり変わったと思います。今後研究を進めていくのが楽しみです。




〇京都大学医学部附属病院 産科婦人科 医員 小松摩耶先生のコメント
カロミルを使い食事記録を継続したことで、意外と栄養バランスが偏っていることに気づきました。また食品に含まれる栄養分や、摂取した食事と量でカロリーの予想もできるようになりました。「ダイエットなど自分なりに食事について考えたけれど、上手くいったことがない」という方も、カロミルを利用することでその原因や対処法などが分かるかもしれません。
 
  • 健康管理アプリ「カロミル」について


食事・運動・体重管理アプリです。食事記録に関しては、写真1枚で毎日の食事を記録し、AI(人工知能)の画像解析技術によって自動で栄養価を割り出し登録します。カロリーだけでなく、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど18種類の栄養素の計算・記録もできるので、ダイエットのみならず、栄養バランスを考慮した健康管理が可能です。また、食事記録だけでなく運動・バイタルの管理機能もそなえ、「健康のトータルマネジメント」を実現しています。会員数は140万人を超えました(2022年4月時点)。

 
  • カロミルアドバイスについて

https://advice.calomeal.com/
指導対象者(顧客)の「カロミル」アプリと連携し、食事や栄養指導がすべてオンライン上で完結できる、指導者向けのウェブツールです。指導対象者(顧客)の食事データの記録・蓄積が自動化されるだけでなく、AIが食事内容を自動で解析・栄養計算し、指導者の栄養計算など食事指導にかかる手間が大幅に削減されます。
 
  • カロミル Well-beingについて
https://www.calomeal.com/well-being/
健康管理アプリ「カロミル」を使用した、在宅ワークなど、どんな業務スタイルでも参加できる「食事×運動」の新しいヘルスケアイベントです。日々の運動量や、食事データをチーム間で共有し、参加者の健康への興味を高めることができます。また実施した結果、食事内容の改善による肥満の改善やコミュニケーションの円滑化なども期待できます。
 
  • ライフログテクノロジー株式会社について
https://calomeal.com/
当社は管理栄養士、エンジニア、データサイエンティスト、人工知能の研究者で構成されたヘルスケア関連のテクノロジー企業です。2016年2月に創業し、東京本社と宮崎に拠点があり、スタッフは全員フルリモートワークです。主な事業はヘルスケアアプリ「カロミル」の開発・運営ですが、大学や企業、医療研究機関などと健康管理や食生活に関する共同研究も行っています。

◆サービスに関するお問い合わせ先◆
ライフログテクノロジー株式会社
info@calomeal.com
社 名: ライフログテクノロジー株式会社(Life Log Technology, Inc)
所在地: 〒103-0027 東京都中央区日本橋三丁目2番14号 新槇町ビル別館第一 1階
設 立: 2016年2月
資本金: 6億1,956万円(資本準備金含む)
代表者: 代表取締役 棚橋繁行

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
http://calomeal.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋三丁目2番14号 新槇町ビル別館第一 1階
電話番号
-
代表者名
棚橋繁行
上場
未上場
資本金
6億1956万円
設立
2016年02月