「京都国際映画祭」のアート部門の裏側に迫る!「OFLIFE」1月8日放送おかけんたのアートプランナー(深夜1:59~2:30)
昨年10月11日~14日、「第5回京都国際映画祭」が開催された。4日間の会期中、京都の街を美術館に見立て、映画をはじめ、アート、パフォーマンス、工芸など幅広い芸術を展開している。特に今回のアート部門では全長12メートルに及ぶ巨大こけしが登場したのをはじめ、240名のアーティストが参加し、さまざまな作品が展示された。アートプランナーとしてその全てのプランニングに関わったのが、芸人のおかけんただ。ダウンタウン、ハイヒールと同期で結成36年目を迎えたベテラン漫才コンビ、おか けんたゆうた。おかけんたは「エエ声~!!」でおなじみの美声ギャグで知られる。
開催に向けて、おかは、丸1年かけ、プランニングからアーティスト選び、展示の場所探し、展示構成、設営、宣伝、すべてに関わってきた。展示場所を確認し、ディスプレイのアイデアを次々提案、素早いひらめきをその場で形になるよう指示する姿は、芸人とは全く違う別の顔だ。
アートに興味を持ったきっかけは30年前に遡る。ダウンタウン司会で話題となったMBSのテレビ番組「4時ですよーだ」(1987年4月~89年9月)の頃。一緒にセカンドハウスを借りていた東野幸治が
東京進出。荷物がなくなり殺風景になった部屋に、
抽象的な版画のポスターを買って飾ってみた。すると、「周りが明るくなって、アートってこんなに部屋のイメージを変えるんだ」と感動。アートにのめり込むきっかけに。当時を知る芸人仲間の木村祐一は「もともと音楽もやるし、アーティスト系でおしゃれな人」と評する。1人っ子ゆえに自身で考案した遊び「指プロレス」の技を写真にした作品は、現代美術家の嶋本昭三氏に「素晴らしい!」と評されたこともある。が、「二足のわらじはアーティストの方に失礼」と、アートの面白さを伝える道を選んだ。「アートは、「こんなん私にも出来る」と思っても、絶対出来ない。すごく奥が深い」という、おか。人から「アートの伝道師」と呼ばれることも。
「京都国際映画祭」のアート部門でイチ押しの展示は、よしもと芸人84人がアートを描き、展示したスペース。なかでもおかが面白いというのはアインシュタイン稲田の作品。有名なアーティストの手法を知らずに使っているという。この作品群は、おかの取り組みに惚れ込んだ百貨店の美術担当者の目に留まり、異例の販売イベントも組まれた。
日本にはあまり育っていないというアートプランナー。おかの話は「小難しくなく、わかりやすい。そこがすごいところ」と言われる。アートを愛し、多くの人にアートを体感し、面白いと思ってもらえるよう、「アートの可能性を探っていきたい」と語るおかのアートプランナーとしての顔に迫る。
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