AI自動分別リサイクルボックス「Bin-e」を活用した都庁舎リチウムイオン電池回収、約1か月で4,600点超 持込理由の約5割が「捨て方がわからなかった」
中間集計を公表 回収キャンペーンは9月30日まで実施中
株式会社フォーステック(以下「フォーステック」)は、事業パートナーであるKDDI株式会社(以下「KDDI」)とともに参画する、東京都の「東京鉱山から資源を掘り起こし~都庁舎リチウムイオン電池回収キャンペーン~」(2026年6月26日〜2026年9月30日)について、中間集計をお知らせします。
本キャンペーンでは、東京都庁第一本庁舎にAI自動分別リサイクルボックス「Bin-e(ビンイー)」を設置し、家庭に保管されている小型充電式家電を回収しています。
※キャンペーン開始時の名称:Weecle technology by Bin-e
※Bin-eはポーランドのBine社が開発・製造し、フォーステックが日本での正規販売代理店として展開する製品です。

【中間集計結果サマリー】
・2026年6月26日の開始から7月31日までの36日間に、1,983人からモバイルバッテリーや携帯電話など計4,625点が持ち込まれました。
・持込理由に関するアンケートでは、「捨て方がわからなかった」が831件(48.7%)で最多となりました。さらに、「住んでいる自治体では捨てる方法がなかった」216件(12.7%)を合わせると、処分方法に関する回答が全体の61.4%を占めました。
今回の中間集計から、使用しなくなった小型充電式家電を手放したいと考えていても、「どのように処分すればいいのか」が分かりにくいことが家庭で保管され続ける一因となっている可能性と、回収場所や方法を知ることで、実際の持ち込みにつながることがうかがえます。
都庁舎での回収の様子
◾️キャンペーン実施の背景
リチウムイオン電池は、スマートフォンや携帯電話(ガラケー)、モバイルバッテリーに加え、ハンディファンやワイヤレスイヤホンなど、さまざまな身近な製品に使用されています。一方、不適切な廃棄等による発火・発煙事故や、廃棄物処理の過程における火災等が課題となっており、適切な回収・処理体制の構築が求められています。
また、これらの小型充電式家電には、金、銀、銅、レアメタルなどの有用金属が含まれており、適切な回収を通じた資源循環の促進が重視されています。
東京都では、リチウムイオン電池の適切な分別と、使用済み製品に含まれる資源の再資源化を促進する取り組みの一環として、2026年6月26日から東京都庁第一本庁舎にBin-eを設置し、家庭に保管されている小型充電式家電を回収するキャンペーンを実施しています。
◾️集計概要
・集計対象期間:2026年6月26日(金)〜7月31日(金)
・アンケート方法:持込者への聞き取り(任意回答)
・アンケート実施:東京都
◾️集計結果詳細
1. 36日間で4,625点、1,983人が持ち込み
6月26日から7月31日までの36日間に、1,983人から計4,625点の小型充電式家電が持ち込まれました。1日平均では約128点、1人あたりの持ち込み数は平均約2.3点となります。
都庁舎という公共の場に「わかりやすい回収拠点」を設けたことで、短期間に多くの資源が寄せられる結果となりました。
2. 最多はモバイルバッテリー1,500点
品目別回収数では、モバイルバッテリーが1,500点(32.4%)で最多となりました。次いで、携帯電話(ガラケー)820点(17.7%)、スマートフォン700点(15.1%)となっています。
このほか、ワイヤレスイヤホン、加熱式たばこ、ハンディファンなど、リチウムイオン電池を内蔵したさまざまな小型充電式家電が持ち込まれました。
※6月27日から29日には、KDDI株式会社により、携帯電話(ガラケー)を対象にしたイベント「おもいでケータイ再起動」が同会場で実施され、端末の回収に繋がりました。

3. 持込理由最多は「捨て方がわからなかった」48.7%、処分方法・回収先に関する回答は61.4%
持込理由について回答した1,705件のうち、最も多かったのは「捨て方がわからなかった」831件(48.7%)でした。次いで、「面倒だった」253件(14.8%)、「住んでいる自治体では捨てる方法がなかった」216件(12.7%)となりました。
「捨て方がわからなかった」と「住んでいる自治体では捨てる方法がなかった」を合わせると1,047件となり、処分方法・回収先に関する回答が全体の61.4%を占めます。
自由回答でも、回収場所が近くにない、受付時間が合わない、家電量販店等で回収してもらえなかった、膨張したバッテリーの処分先が分からないといった、回収方法や回収場所に関する声が寄せられました。
こうした結果から、リチウムイオン電池の適切な回収を推進するためには、回収拠点を設けることに加え、回収できる品目や場所、利用方法を生活者に分かりやすく伝えることも重要であることがうかがえます。

◾️中間集計から見えた、資源循環の「入口」の重要性
今回、36日間で4,625点が持ち込まれ、「捨て方がわからなかった」「住んでいる自治体では捨てる方法がなかった」との回答が6割を超えたことからも、資源循環を進めるためには、生活者の身近な場所に分かりやすい「回収の入口」をつくることが重要だとフォーステックは考えています。
フォーステックは、本キャンペーンで得られた回収データや利用者の声を今後のBin-eの運用に生かし、自治体や企業等と連携しながら、資源物を適切に回収し、循環を推進する仕組みづくりに取り組んでまいります。
本キャンペーンは2026年9月30日まで実施中です。
◾️キャンペーン概要
・実施期間:2026年6月26日~9月30日
・設置場所:東京都庁第一本庁舎1階南側
・主な回収対象:モバイルバッテリー、携帯電話、加熱式たばこ、ハンディファン、ワイヤレスイヤホンなどの小型充電式家電
・安全対策:フォーステックは、回収用の内箱にTOPPAN株式会社製の消火フィルムを貼付しています。
※本キャンペーンは、東京都スタートアップ戦略推進本部が実施する「課題即応型官民協働ブーストアップ事業」の第1号案件です。
※Bin-eは本キャンペーンが国内初設置となります。
※消火フィルムは、フォーステックが本キャンペーンにおけるリチウムイオン電池回収のために追加したものであり、Bin-eの標準仕様ではありません。
◾️AI自動分別リサイクルボックス「Bin-e」について
Bin-eは、ポーランドのBine社が開発・製造し、株式会社フォーステックが日本での正規販売代理店として展開を行うAI自動分別リサイクルボックスです。
AI画像認識により95%以上の精度で投入物を自動分別し、資源物の適切な回収・分別を支援します。また、内部センサーと通信機能によってボックス内の蓄積状況や回収状況を専用ダッシュボード上で可視化し、回収業務の効率化や、回収した資源物に関するデータの収集・活用を行うことができます。さらに、本体には50インチのデジタルサイネージを搭載しており、回収対象品目や投入方法などを利用者に分かりやすく案内します。
これにより、利用者は迷わず簡単に資源物を投入でき、管理者は効率的な運用が可能になります。

【Bine社について】
会社名:Bine Sp. z o.o.
設立 :2009年
所在地:Innowatorow 8, Dabrowa, Poland, EU
代表者:Jakub Lubonski(President and CEO)
公式サイト:https://bine.world
◾️フォーステックについて
会社名:株式会社フォーステック
設立 :2019年4月15日
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi Oneタワー6階
代表者: 代表取締役社長 竹村 陽平
事業内容:日本各地へのスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」の設置を通した、街と企業と人々が一体となった環境活動の提案
公式サイト:https://forcetec.jp
◾️本件に関するお問い合わせ
株式会社フォーステック 広報担当
電話: 03-3453-7140
お問い合わせフォーム: https://smago.jp/contact/
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