2024ラリー・スウェーデン – Day3のレポート

Hyundai Mobility Japan 株式会社

•2024年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦のラリー・スウェーデンで、Esapekka Lappi(エサペッカ・ラッピ)/Janne Ferm(ヤンネ・フェルム)が感動的な2度目の総合優勝を飾った
•この勝利でHyundai Motorsportは、ラリー・モンテカルロに続いて2連勝となり、マニュファクチャラーズランキングではトヨタとともに87ポイントで首位に立った
•Thierry Neuville(ティエリー・ヌービル)は4位でフィニッシュしてドライバーズランキングで首位をキープ、Ott Tänak(オィット・タナック)はスーパーサンデーでさらに6ポイントを獲得した

ウメオ(スウェーデン)、 2024年2月18日発表 -Hyundai Motorsport所属のエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組は、2024年FIA世界ラリー選手権の第2戦ラリー・スウェーデンにおいてチームに2度目の勝利をもたらしました。


日曜日、トップに立つラッピとフェルムは、優勝を目指して最後の3本のステージで集中し続け、 見事に2度目の総合優勝を果たしました。フィンランド出身の2人が、300.10km続く危険なコンディションの中、小さなミスが甚大な結果を招く可能性があったラリーで冷静さを保ち続けた結果です。


金曜日、スタート順が遅いという利点を活かしてHyundai i20 N Rally1 Hybridで3本のステージで勝利し、トップに躍り出ました。土曜日、リードを固めるために最小限のリスクを取り、日曜日も同じ戦略でした。その結果、Hyundai Motorsportチームとして初勝利を、2人にとっては2017年のラリー・フィンランドでのデビュー戦に続く2勝目を挙げました。


ティエリー・ヌービル/ Martijn Wydaeghe(マルティン・ウィダグ)組はスーパーサンデーで3位に入り、総合4位を確定させました。この2人のベルギー人クルーは金曜日の朝、難しい先頭スタートとなりました。WRC唯一のスノーラリーでそのポテンシャルを最大限に発揮することができませんでした。土曜日の午後に行われたループでは3本のステージで連勝を飾り、順位を10位から4位に上げました。最終日のパワーステージはマシンをぶつけ、最後の数メートルでリアウイングを含めてすべてを置き去り、わずか0.1秒差でステージ優勝を逃しました。ヌービルは2位と3ポイント差でドライバーズチャンピオンの首位を守っています。


エストニア出身のオィット・タナックと Martin Järveoja(マルティン・ジェルペオジャ)は金曜日のリタイアから回復し、新しいスコアシステムで4ポイントを獲得して日曜日を4位で終えました。土曜日、Hyundai i20 N Rally1 Hybrid 8号車は、不利な状況にも関わらず、トップを目指して走行し、オープニングテストでの勝利を含め、この日は3本のステージのタイムがトップ3に入りました。Hyundai Shell Mobis World Rally Team所属の2人は、パワーステージでさらに2ポイントを獲得して大会を終えました。


 シーズンの第1戦と第2戦で連勝を飾ったHyundai Motorsportは現在、マニュファクチャラーズランキングでトヨタとともに首位に立っています。ラリー・スウェーデンに参戦した3組は、3月28日から31日まで開催されるシーズン初のグラベルラリーとなるサファリ・ラリー・ケニアに参戦します。

クルーコメント:エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム
(Hyundai i20 N Rally1 Hybrid4号車)

フィンランド出身の2人は雪のスウェーデンで抜け目のない冷静な走りを見せ、1位に

クルーにとってWRCでの2勝目となった


ラッピのコメント:「今はとてもいい気分です。この2度目の勝利をかなり長い間追い求めていましたから。2023年シーズンの後半に苦しい時期が続いたにも関わらず、僕をチームに残してくれたシリルに心から感謝します。この瞬間はあの頃と正反対です。チーム、そして家で待っている家族にも心から感謝します。みんな勝つためにここにいるので、勝った時は世界で最高の気分です。素晴らしいラリーでした。リタイアがもっと少なかったらもっと楽しめたかもしれません。雪溜まりは敵にも味方にもなりますが、今週は味方でした。報酬を弾んでおきましたから」


クルーコメント:ティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ
(Hyundai i20 N Rally1 Hybrid 11号車)

総合4位、スーパーサンデーで3位を獲得

ヌービルは48ポイントでドライバーズランキング首位に立ち続けている


ヌービルのコメント:「チームにまた勝利をもたらすことができて良かったです。たとえ最高のパフォーマンスでなかったとしても、特に最初のパスでは勝利は重要ですから。でも、2023年シーズンは2勝しかできなかったので、3週間で2勝できたことは大きなモチベーションになります。今回は一切のミスなく乗り切る必要があったのですが、ミスがなかったクルーは僕たちだけだったかもしれません。金曜日の状況を受け入れなければならなかったですし、土曜日はもっと良くなることを望んでいたのですが、なんとか順位を上げることができました。結局まずまずのポイントを獲得できてうれしいです」


クルーコメント:オィット・タナック/マルティン・ジェルペオジャ
(Hyundai i20 N Rally1 Hybrid 8号車)
         
スーパーサンデーとパワーステージで4位に入賞

エストニア出身の2人は週末は難しい状況だったにも関わらず6点を獲得した


タナックのコメント:「今週末は、最速になるのに必要なペースを出すのが難しかったと思います。金曜日のミスではもちろん苛立ちましたが、その後はなおさら苛立ちました。路面が少し滑りやすくなった金曜はマシンの感触は良くなりましたが、グリップが改善すると不安を感じました。僕のほうは、シーズン序盤は確かにミスが多すぎました。でも僕たちはもっと良い結果を出せるはずです。ケニアでクリーンなラリーができることを楽しみにしています」


「エキサイティングなラリー・スウェーデンでした!EPとヤンネは待ちに待った2度目の勝利を挙げただけでなく、今週末は大きな仕事をしてくれました。昨年、私たちが疑ってしまった時にもEPを信じていたショーン・キムに感謝したいと思います。今回のようなラリーのロードポジションでは車をシェアすることが有利になるのはわかっていましたが、同時に、多くの難関を乗り越えて見事な仕事を成し遂げてくれました。本当に素晴らしかったです。いつものように、チームが2人のことを非常によくサポートしてくれましたが、今朝はトヨタの凄さを改めて思い知らされました。これを過小評価してはいけません。オープニングステージのトヨタのペースは実に見事でした。今回は良い結果に終わりましたが、順位を見れば、1ポイントでも最終結果に影響することはわかります」とHyundai Motorsportの社長でチーム代表でもあるCyril Abiteboul(シリル・アビテブール)は述べました。


次回ラリー

・WRCの次戦は、3月28日から31日まで開催される今シーズン初のグラベルラリー、サファリ・ラリー・ケニア

・Hyundai Motorsportからはティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ組、オィット・タナック/マルティン・ジェルペオジャ組、そしてエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組が参戦


Final Overall Classification – ラリー・スウェーデン

2024年FIA世界ラリー選手権マニュファクチャラーズランキング

第2戦終了後

1. Hyundai Shell Mobis World Rally Team   87

2. Toyota Gazoo Racing World Rally Team       87

3. M-Sport Ford World Rally Team      47


2024年FIA世界ラリー選手権ドライバーズランキング

第2戦終了後

1.T.ヌービル 48 

2.E.エバンス 45

3.A.フルモー 29

4.S. オジエ   24

5.O.タナック  21

6.E. ラッピ    19

7.勝田貴元     12

8.K.ロバンペラ11

9.O.ソルベルグ  8

10.A.ミケルセン6


Hyundai Motorsport GmbHについて

Hyundai Motorsport GmbHは、FIA世界ラリー選手権(WRC)や各種カスタマーレーシングプロジェクトなど、Hyundaiのグローバルなモータースポーツ活動を担っています。2012年の創設以来、WRCにおいて高い評価を得ており、2019年と2020年にはマニュファクチャラーズタイトルを獲得しました。2022年にWRCはハイブリッドの時代に突入し、これまでとまったく異なる技術が求められ、結果Hyundai i20 N Rally1 Hybridが誕生しました。2015年にはカスタマーレーシング部門を設立してからは、世界中のラリーやサーキットでの成功を目指すチームやドライバーにとって信頼できるパートナーとなっています。競争力のあるHyundai i20 N Rally2から先頭を走るHyundai Elantra N TCRに至るまで、Hyundai Motorsportが製造したマシンは、国内のラリー選手権だけでなく、FIA世界ツーリングカーカップ(WTCR)(2018年、2019年、2022年)とTCRワールドツアー(2023年)でもタイトルを獲得しています。Hyundai Motorsportは、この10年間、世界中のHyundaiブランドの重要な認識の転換を支えてきました。今後も、Hyundaiのグローバル・ハイパフォーマンス・ブランド「N」の推進において重要な役割を果たし続けていきます。

Hyundai Motorsportに関するさらに詳しい情報は以下をご覧ください。

http://motorsport.hyundai.com


Hyundai(ヒョンデ)について

1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。

Hyundai Motor Companyとその製品に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。

 https://www.hyundai.com/worldwide/en/

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会社概要

Hyundai Mobility Japan 株式会社

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URL
https://www.hyundai.com/jp/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1 みなとみらいセンタービル16F
電話番号
-
代表者名
趙 源祥
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2000年01月