理解されにくい関節リウマチ患者さんの主観的症状に関するアンメットニーズと患者さん、医師、看護師間のコミュニケーションの課題を“見える化”した『関節リウマチGood DAYグラフィックレコード』を公開

患者さん同士の話し合いの内容を絵や文字で描き起こすグラフィックレコーディングで見える化する『関節リウマチGood DAYデザインワークショップ』は全国で順次開催中

日本イーライリリー株式会社

日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:パトリック・ジョンソン、以下「日本イーライリリー」)は、関節リウマチ患者さんの、理解されにくい主観的症状の負担と日常生活におけるアンメットニーズや、患者さん、医師、看護師間のコミュニケーションの課題に関する患者さん同士の話し合いの内容を絵や文字で“見える化”した『関節リウマチGood DAYグラフィックレコード※1』を公開します。この『関節リウマチGood DAYグラフィックレコード』は、全国で順次開催している『関節リウマチGood DAYデザインワークショップ』で作成されました。


関節リウマチは、日本での患者数が70~80万人※2と推定されており、仕事や家庭を築くライフステージの重要期にある40代の女性が診断されることも多い疾患です。近年、関節リウマチ治療は大きく進展し、寛解※3を目指し、関節破壊の抑制を介して患者さんの長期予後を改善することができる時代となりました。一方で、2017年7月7日~8月9日に実施の「関節リウマチの主観的症状と医師と患者さんのコミュニケーションに関する患者調査」(調査結果はこちら)からは、日常で痛みを感じている患者さんは9割強、倦怠感を感じている患者さんは8割強、こわばりを感じている患者さんは6割強であり、医師から寛解と言われている患者さんであっても、主観的症状は残っている方が多くいらっしゃることが明らかになりました。また、主観的症状は、目に見えないことから伝えることも容易ではなく、医療現場でのコミュニケーションの課題や社会生活における悩みを抱え続けている患者さんがいらっしゃるという現状があります。

こうした背景があることから、日本イーライリリーでは、医師と患者さんにご参加いただき、関節リウマチの主観的症状や症状に関する患者さんと医師のコミュニケーションの現状や課題を話し合い、その内容を絵や言葉で分かりやすく描き起こすことで“見える化”する『関節リウマチGood DAYデザインワークショップ』を2017年より東京、静岡、新潟、広島、京都、名古屋と順次開催してきました。新潟開催以降は、このテーマをより広く社会と共有したいという思いに共感頂いた地元のメディアとの共催、公益社団法人日本リウマチ友の会の後援により開催しています。広島、京都、名古屋では、関節リウマチ治療に関わる看護師の先生にもご参加いただきました。実際に、体験された患者さん達からは「皆、同じ思いなんだということがわかって元気がでた」、「こんなに言える場面はあまりない。周りの人の意見が聞けて勉強になる」「この思いをもっと広げたい」といった感想を頂いています。

目に見えない・言葉だけでは伝えづらい関節リウマチ患者さんの症状や思いについて理解を深め、関節リウマチ患者さんの『良い日(Good DAY)』のために何ができるか、患者さんや患者さんを取り巻く方々と共に考える一助となることを願い、今回、2017年11月20日(月)に東京で開催された初回のワークショップ(https://www.lilly.co.jp/goodday/index.html)に続き、静岡・新潟・広島・京都・名古屋の5地域で開催されたワークショップで作成されたグラフィックレコードを一挙公開します。『関節リウマチGood DAYデザインワークショップ』は全国で順次開催しております。

※1 : 会議やミーティング、あるいはカンファレンスやワークショップなど、さまざまな立場の人たちが集まる場所で行われる議論をグラフィックによって可視化することで、より良い対話をもたらし課題解決に導く手法。
※2 : 厚生労働省:リウマチ・アレルギー対策委員会報告書について, 2011,8
※3 : 病気そのものは完全に治癒していないが、症状が一時的、あるいは永続的に軽減、または消失すること

<エリア別の関節リウマチGood DAYグラフィックレコード>
■静岡開催 関節リウマチGood DAYデザインワークショップのグラフィックレコード
2018年3月16日開催
主催       :日本イーライリリー株式会社
登壇者    :総合病院 聖隷浜松病院 膠原病リウマチ内科 部長 宮本俊明先生
参加人数 :15名
https://www.lilly.co.jp/goodday2019/workshop/shizuoka/index.html



■新潟開催 関節リウマチGood DAYデザインワークショップのグラフィックレコード
2018年10月3日開催
共催       :株式会社 新潟テレビ二十一、日本イーライリリー株式会社
後援       :公益社団法人日本リウマチ友の会
登壇者    :新潟県立リウマチセンター副院長 伊藤聡先生
参加人数 :4名
https://www.lilly.co.jp/goodday2019/workshop/niigata/index.html


 
■広島開催 関節リウマチGood DAYデザインワークショップのグラフィックレコード
2018年12月14日開催
共催       :株式会社広島ホームテレビ、日本イーライリリー株式会社
後援       :公益社団法人日本リウマチ友の会
登壇者    :広島大学病院 リウマチ・膠原病科 講師 平田信太郎先生
      学校法人兵庫医科大学 兵庫医療大学 看護学部看護学科 教授 神﨑初美先生
参加人数 :21名
https://www.lilly.co.jp/goodday2019/workshop/hiroshima/index.html


 
■京都開催 関節リウマチGood DAYデザインワークショップのグラフィックレコード
2019年3月5日開催
共催       :株式会社京都放送、日本イーライリリー株式会社
後援       :公益社団法人日本リウマチ友の会
登壇者    :京都府公立大学法人 京都府立医科大学大学院 医学研究科 免疫内科学
      病院教授 川人豊先生
      学校法人兵庫医科大学 兵庫医療大学 看護学部看護学科 教授 神﨑初美先生
参加人数 :11名
https://www.lilly.co.jp/goodday2019/workshop/kyoto/index.html


 
■名古屋開催 関節リウマチGood DAYデザインワークショップのグラフィックレコード
2019年3月5日開催
共催       :名古屋テレビ放送株式会社、日本イーライリリー株式会社
後援       :公益社団法人日本リウマチ友の会
登壇者    :名古屋大学大学院医学研究科 総合医学専攻 運動・形態外科学講座 整形外科学
      教授 石黒直樹先生
      名古屋大学医学部附属病院 看護師 永井薫先生
参加人数 :19名
https://www.lilly.co.jp/goodday2019/workshop/nagoya/index.html

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医薬・製薬医療・病院
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会社概要

日本イーライリリー株式会社

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URL
https://www.lilly.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
兵庫県神戸市中央区磯上通5-1-28 LILLY PLAZA ONE Bldg
電話番号
078-242-9071
代表者名
Simone Thomsen
上場
未上場
資本金
127億7250万円
設立
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