マンションのご近所付き合いに関するアンケート結果を発表 現状「ご近所付き合いがある人」は分譲では59%、賃貸では28%にとどまるものの分譲では88%、賃貸では67%が「ご近所付き合いは必要」と回答

~適度な距離を保ちながらつながりを持続できる、緩やかなご近所交流が有効か~

 アルテリアグループの株式会社つなぐネットコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:臥雲 敬昌、以下:つなぐネット)は、マンション・アパート(集合住宅)に暮らす住民に対して「マンションのご近所付き合いに関するアンケート」を実施しました。結果は以下のとおりです。

調査サマリー 

  • 調査期間:2024年12月19日~12月22日

  • 調査方法:インターネット調査(日本国内に住む 20歳~79歳のインターネットパネル登録モニターを対象に実施)

  • 回答者数:9,687 名(分譲4,289 名、賃貸5,398名)

  • ご近所付き合いが「ある」と回答した人の割合は分譲59.3%、賃貸28.3%

    さらに世代別(29歳以下、30-49歳、50歳以上)で比較すると年齢が上がるほどご近所付き合いが増える傾向に

  • ご近所付き合いが「ある」と回答した人に聞いた、ご近所付き合いの程度の上位は、分譲では「レベル2:立ち話をする人がいる」が32.3%、賃貸では「レベル1:挨拶を交わす人がいる」が50.2%

  • 理想的なご近所付き合いの程度として、「ご近所付き合いが必要」と回答した人の割合が、分譲では88.1%(不要:11.9%)、賃貸では66.6%(不要:33.4%)

調査結果ピックアップ

Q1:回答者の居住タイプ比率 / 回答者の年齢比率(回答者属性に関する参考情報です)

注:構成比は小数点以下第 2 位を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合があります(以下同様)

Q2:現在お住まいのマンション・アパート(集合住宅)内で、ご近所付き合い※をしていますか?

※お互い顔見知りで、会えば挨拶をし合う間柄(またはそれ以上)の人がいる場合とします。

上記を世代別で集計した場合

 現在お住まいのマンション内のご近所付き合いの有無を聞いた結果、「はい」と回答した割合が、分譲では59.3%、賃貸では28.3%と、傾向に大きな差がみられました。さらに世代別で集計を行ったところ、若年層ほど「いいえ」の割合が多いという結果に。また、年齢が上がるごとに分譲居住の割合が増えていくことから、ライフステージによって住居タイプや暮らし方が変わり、あわせてご近所付き合いの状況も変化していくことが推察されます。

Q3:現在お住まいのマンション・アパート(集合住宅)内で、どの程度までのご近所付き合いがありますか?

Q4:現在お住まいのマンション・アパート(集合住宅)内で、どの程度までのご近所付き合いが理想的だと思いますか?

 現在お住まいのマンションでご近所付き合いが「ある」と回答した人に絞って、どの程度までのご近所付き合いがあるかを聞いたところ、分譲では「レベル2:立ち話をする人がいる」が32.3%、賃貸では「レベル1:挨拶を交わす人がいる」が50.2%と一番多い結果となりました。

 どの程度までのご近所付き合いが理想かを聞いたところ、「ご近所付き合いが必要」と回答した人の割合が、分譲では88.1%(不要:11.9%)、賃貸では66.6%(不要:33.4%)。前述のQ2で現在お住まいのマンション内でご近所付き合いが「ある」と回答した人の割合が、分譲59.3%、賃貸28.3%だったことと比較すると、「ご近所付き合いは必要」と感じている人のほうがより多く、理想と現実に大きな差があることが確認できました。

 ただし、理想的なご近所付き合いの程度としては分譲・賃貸ともに「レベル1:挨拶を交わす人がいる」と回答した人の割合が一番多く、分譲では36.6%、賃貸では46.5%に。マンションにおいては、一定の距離を保ったご近所付き合いが求められており、なかでも賃貸はその傾向が顕著です。

 マンションで良好なコミュニティ形成が進むと、防犯・防災力が高まります。また、安心して暮らせる環境が整い、住みやすさが向上するため、分譲では資産価値の向上が、賃貸では空室率の低下が期待できます。一方で上記アンケート結果が示すとおり、マンションではあまり深い関係性を求めない住民が多いことから、適度な距離を保ちながらつながりを持続できる、緩やかなご近所交流が有効と思われます。

▼アンケートの結果は、以下アンケートレポートよりグラフと併せてご覧いただけます

https://mlab.ne.jp/n/n0f0d54233640

インターネットにもご近所にもすぐにつながる安心・便利の実現へ

 マンションISP国内シェアNo.1※1のつなぐネットでは、マンション住民に役立つ様々なサービスを包括的に提供するという取り組みを強化しています。その一環として、2023年12月に、株式会社コネプラ※2と業務提携契約を締結しました。両社連携による、マンション価値・居住価値の向上を目指しており、つなぐネットでは、マンション全戸一括インターネット接続サービスにあわせてマンション住民向けコミュニティサービス「GOKINJO(ゴキンジョ)」の導入提案を行っています。

 「GOKINJO」は、株式会社コネプラが提供する、デジタルとリアルの両輪で、マンションでの程よく心地よい持続可能なコミュニティ形成を支援するサービスです。住民同士で情報を交換したり、モノのシェアリングが出来るスマートフォンのアプリ(デジタル)と、イベントの企画・開催(リアル)を通じて、交流のきっかけをつくり、ちょうど良いつながりで住み心地を良くし、街やマンションの防災力や資産価値向上をサポートします。

 住民限定という信頼空間の中でニックネームを使用し気軽に活用することが可能なため、管理組合のない賃貸物件においても有効なコミュニケーションツールとなり得ることから、分譲・賃貸両市場への導入を推進してまいります。

▼コミュニティ支援 GOKINJO

https://www.tsunagunet.com/ictsolution/gokinjo

※1 MM総研「全戸一括型マンションISPシェア調査」(2024年3月末)に基づくもの

※2 URL:https://conepla.co.jp/

<株式会社つなぐネットコミュニケーションズ 会社概要>  

代表者        代表取締役社長 臥雲 敬昌

所在地        東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル

設立         2001年1月24日

URL         https://www.tsunagunet.com/

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会社概要

URL
https://www.arteria-net.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区新橋六丁目9番8号 住友不動産新橋ビル
電話番号
-
代表者名
阿部 達也
上場
未上場
資本金
51億5000万円
設立
1997年11月