創業期の起業家に特化した伴走支援プログラム「社会起業塾イニシアティブ」エントリー受付開始!
参加者の100%が「今後の日本社会に必要」と答えた社会起業家の登竜門!【募集期間は7月6日正午まで】
NPO法人ETIC.(エティック、所在地:東京都渋谷区)は、2002年より社会の課題解決や価値創造に挑む起業家の伴走支援をするプログラム「社会起業塾イニシアティブ(以下、社会起業塾)」において、今年度の塾生の募集を開始しました。
これまでに140名の社会起業家を輩出し、挑戦を支えるエコシステムとして社会にインパクトをもたらしてきた社会起業塾。2022年度も、NEC・花王をオフィシャル・パートナー、電通をプログラム・パートナーとして迎え、これまで以上に起業家にとって必要なプログラムとは何かを共に検討し、提供してまいります。
課題の本質を捉え、セクターを越え、関わる人々の力を引き出しながら、変化を促す触媒(チェンジ・エージェント)となる起業家の皆様からのエントリーをお待ちしております。
- 社会起業塾イニシアティブとは
創業期の社会起業家に特化した起業家育成・伴走支援プログラムです。
今期で20周年を迎え、日本で一番歴史のある社会起業家支援プログラムとなりました。社会課題解決や新たな価値創造を目指す次世代の起業家が互いに切磋琢磨する環境を整えることを通じて、その成長の後押しを目的としています。
また、企業や起業家などのさまざまなステークホルダーとともに、社会課題が解決されるネットワークづくり・エコシステムの成長を目指しています。
2002年にETIC.とNECの協働が始まったことをきっかけに誕生し、現在は複数企業が参画しています。参画企業はスポンサーとして起業家を支援しながら、多様な社内リソースとの連携を目指します。20年間で140名の起業家を輩出し、起業家と企業が互いの境界を越えて貢献し合う文化が育んできました。パートナー企業と卒塾起業家との協働事例も生まれています。
社会起業塾イニシアティブ WEBサイト:https://kigyojuku.etic.or.jp/
- プログラムの特徴
(特徴)
1)経営者として必要なマインド・視点・考え方を鍛える
:卒塾後も自走して事業を成長・拡大していくために必要な、経営者としての力を身につけることを重視しています。
2)「なぜ起業するのか」、事業の本質を深める伴走体制
:メンターからの問いかけを通じて、1人では得られなかった気づきや、団体内では生まれない学びを経験します。始めたばかりの事業を社会のニーズに更に合致させていく上で、メンターの鋭い投げかけが経営者としての視座を高めます。
3)社会起業塾を取り巻くエコシステム(コミュニティ)
:これまでに輩出した140人にわたる、全国の「社会を変えたい、もっと良くしたい」という思いを持った起業家と、同期生の垣根を越えて繋がることで、お互いの事業を高め合う関係性が構築されています。卒塾後にはOBOG同士でのコラボレーションが各地で生まれています。
(卒塾生の声)
「起業家としての根幹であるなぜやるのか、何のためにやるのかを繰り返し問われた期間は、一生物の財産だと思っています。」 認定特定非営利活動法人ReBit 代表理事 藥師実芳(2014年度 NEC社会起業塾生)
「一人ではたどり着けない地点により早く到達できたと感じています。応援団なのだと感じ心強く感じました。 」株式会社いただきますカンパニー 代表取締役 井田芙美子(2012年度 NEC社会起業塾生)
- メンター
小野 邦彦 氏/株式会社坂ノ途中 代表取締役
1983年奈良県生まれ。京都大学総合人間学部では文化人類学を専攻。外資系金融機関での「修行期間」を経て、2009年、株式会社坂ノ途中を設立。「100年先もつづく、農業を」というメッセージを掲げ、農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を行っている。提携農業者の約9割が新規就農者。少量不安定な生産でも品質が高ければ適正な価格で販売できる仕組みを構築することで、環境負荷の小さい農業を実践する農業者の増加を目指す。その他、東南ア ジアの山間地域で高品質なコーヒーを栽培することで森林保全と山間地での所得確保の両立を目指す「海ノ向こうコーヒー」を展開。2009年NEC社会起業塾生。
今井 悠介 氏/公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事
1986年生まれ。神戸市出身。小学生の頃に阪神・淡路大震災を経験。大学在学中に、学生主体の教育NPO・ブレーンヒューマニティーと出会い、子ども・若者の体験活動や不登校生徒の支援事業に携わる。卒業後、株式会社公文教育研究会(KUMON)に入社し、子どもの学習指導や学習教室のコンサルティング業務に従事。東日本大震災を契機に、学生時代の仲間とチャンス・フォー・チルドレンを設立し、代表理事に就任。日本国内の教育格差を解消するために、スタディクーポン提供事業を展開。多様な学びの機会を全ての子どもたちに提供できるよう、全国の自治体・NPO・民間教育事業者と連携して取り組んでいる。2013年花王社会起業塾生。
甲田 恵子 氏 / 株式会社AsMama 代表取締役社長
関西外大卒業後、環境事業団(現独立行政法人環境再生保全機構)にて役員秘書と国際協力室を併任。2000年ニフティ株式会社に転職し、海外事業部の立ち上げ及び渉外を担当。在職時にビジネスモデル特許を多数発案。2005年4月に長女を出産し、翌年4月の復職後は、上場・IR主担当を拝命。2007年にベンチャー投資会社ngi group株式会社(現ユナイテッド株式会社)に転職し、広報・IR室長に就任。会社都合で2009年に同社を退社。「一人ひとりがライフステージに応じて、頼ったり支えたりすることで自己実現できる社会の仕組みを創ろう」と全国から同志を募り、同年11月、AsMamaを創業し代表取締役社長就任(現任)。2016年、一般社団法人シェアリングエコノミー協会理事就任(現任)。著書に「ワンコインの子育てシェアが社会を変える!」「子育ては頼っていいんです~共育て共育ち白書」がある。2010年横浜社会起業塾生。
大西 連氏/認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい 理事長
1987年、東京うまれ。2010年頃よりボランティアとして路上生活者支援に関りはじめ、〈もやい〉に2012年からスタッフとして参画し、2014年に理事長就任。〈もやい〉以外に、新宿の路上でホームレスの人などへの支援活動をおこなう「新宿ごはんプラス」の共同代表、自殺予防の相談支援活動である社会福祉法人いのちの電話の理事などをつとめる。
また、政府のSDGs(持続可能な開発目標)推進円卓会議の構成員、同じく政府のSDGsアワードの審査員もつとめている。2021年6月より内閣官房孤独孤立対策担当室政策参与に就任し、政府の孤独・孤立対策の政策立案にも携わる。著書に『すぐそばにある「貧困」』(2015年ポプラ社)、『絶望しないための貧困学』(2019年ポプラ社)
- 募集要項
・NEC社会起業塾テーマ:
「ICTを活用し解決できるような、先駆的な社会課題に取り組む事業」
・花王社愛起業塾テーマ:
「これからの新しい生活文化をつくる事業」
【応募条件】
・代表者をはじめ、活動の中心メンバーが18~39歳程度であること
※学生・社会人の区別は問いません
・社会的事業・取り組みであること
※法人化の有無および形態(営利法人/非営利法人)は問いません
・顧客/当事者に対してサービスやプログラムを提供した実績があるなど、
・すでに活動に取り組み始めていること(事業プランの検討のみは不可)
・全てのプログラムに代表者が参加すること
※詳細は社会起業塾イニシアティブのWEBサイトを参照ください
- スケジュール
【予科プログラム】
・7月27日(水)~8月17日(水)講義&メンタリング
・8月31日(水)最終選考会
・9月上旬 選考結果連絡
【本科プログラム】
・9月14日(水) オープニングセッション
・9月21日(水)〜10月7日(金)キックオフセッション
・10月〜12月 実践期間
・12月8日(木)〜9日(金)レビューセッション
・12月~2月 実践期間
・3月8日(水)〜15日(水) ファイナルセッション
※詳細スケジュールは社会起業塾イニシアティブのWEBサイトを参照ください
- 社会起業塾イニシアティブ 20周年について
20年前と比較すると、ソーシャルセクターの裾野は確実に広がったと感じます。それは、これまで塾生として参加してくださった140名の起業家のみなさんをはじめ、メンターやパートナー企業として関わってくださった多くの方の力があってこそです。
私たち事務局であるETIC.は、皆様とご一緒するなかで、本当に多くのことを学び、かけがえのないご縁をたくさん頂いています。
そこで、20年の長きにわたり継続できたこの場を、これまで一緒につくってくださったすべての方々に感謝の気持ちを込めて、今秋にかけていくつかのイベントを企画中です。
SDGsやESG投資の普及も背景に、企業セクターの変化も進みつつある変化の中で、次の10年間を我々はどんな役割を果たすべきなのかという問い等、起業家の皆様と未来について対話をする場を予定しております。
※詳細は特設サイトを開設予定です。
社会起業塾のWEBサイトにて、ご案内いたします。
- NPO法人ETIC.とは ~人をつくる、社会をつくる、日本をつくる~
NPO法人ETIC. WEBサイト:https://www.etic.or.jp/
- お問い合わせ先
住所 :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1丁目19-19 恵比寿ビジネスタワー12階
電話 :050-1743-6743 / FAX:050-3606-6347
E-mail:incu@etic.or.jp
URL :https://kigyojuku.etic.or.jp/(社会起業塾)/ https://www.etic.or.jp/(ETIC.)
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