夏バテの原因は“腸”?夏の食欲不振は他季節の1.3倍!

〜夏に食欲不振を感じる人は、“エクオール産生菌”の割合が少ないことが判明~

株式会社サイキンソー

株式会社サイキンソー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:沢井 悠、以下サイキンソー)は、腸内フローラ(腸内細菌叢)検査サービス「Mykinso(マイキンソー)」を通じて収集した、腸内フローラデータの分析レポート「夏バテの原因は“腸”?夏の食欲不振は他季節の1.3倍! 〜夏に食欲不振を感じる人は、“エクオール産生菌”の割合が少ないことが判明~ 」を発表しました。

連日、過酷な猛暑が続く今年の夏。食欲が落ちることで、食べやすいメニューに偏ってしまったり、3食の食事が摂れなかったり、夏バテが気になる季節です。実は、こうした夏の食欲不振には「腸」が深く関わっています。本リリースでは、夏の食欲不振と腸内環境の深い関わりについて、累計20万件のマイキンソーデータから、20,451名のサンプルを元に分析しました。

夏に食欲不振を感じる人は、その他の季節の約1.3倍!
「週1日以上の食欲不振」を感じる人は、6人に1人に及ぶことが判明

夏に腸内フローラ検査を受けたマイキンソーのユーザーを対象にしたアンケートで、「食べたくない、食欲が落ちた」と感じる頻度を尋ねたところ、夏に週1日以上の食欲不振を感じる人は、6人に1人に及ぶことが分かりました。また、その他の季節に検査を受けたユーザーが同じ質問に回答した割合を比較すると、夏の方が約1.3倍も食欲不振を感じる人が多いことが分かっています。

夏の暑さによる大量の発汗は、水分とともにナトリウム(塩分)を体外へ排出します。水はナトリウム濃度が高い方へ移動する性質があるため、体内のナトリウムが不足した状態で真水を摂取しても、十分な水分吸収ができず、脱水症状につながってしまいます。また、エアコンの効いた室内と高温の外気との激しい寒暖差は、自律神経の乱れにつながります。自律神経は胃腸の働きにも関わるため、寒暖差でバランスが崩れると、胃腸の機能を鈍らせる要因となります。加えて、暑い夏に摂取量が増える冷たい飲み物やアイスなども、胃腸の冷えを招き、働きをさらに鈍らせてしまいます。このような様々な要因が複合的に作用することで、胃腸の不調が引き起こされ、夏の食欲不振につながってしまうのです。


<調査概要>

・分析対象:2015年6月~2025年6月に検査を受けたMykinso利用者のうち、6月~8月に検査を受けたユーザーを「夏に検査を受けた人」と定義。9月~5月に検査を受けたユーザーを「その他の季節に検査を受けた人」と定義。

・回答者数:20,451名(夏に検査を受けた人:4,270名、その他の季節の検査を受けた人:16,181名)

・分析方法:夏に「食べたくない、食欲が落ちた」と感じる人の割合や頻度を調査。

・調査方法 :自社データ調べ

夏に食欲不振を感じる人の腸内環境の特徴

マイキンソーデータより、夏に食欲不振を感じる人の腸内環境には、「エクオール産生菌の割合が少ない」という特徴があることが分かりました。

■夏に食欲不振を感じる人ほど、「エクオール産生菌」の割合が少ない傾向が判明!

エクオール産生菌は、納豆や豆腐などの大豆製品に含まれる大豆イソフラボンを摂取することで、腸内で女性ホルモンの働きをサポートする「エクオール」という成分を産生する腸内細菌です。女性ホルモンは、自律神経の働きと密接に関わっており、ホルモン分泌量が減少すると副交感神経の働きが低下し、消化機能の低下や胃の不調などにもつながりやすくなります。これにより「胃の不快感・便秘・食欲不振」などが起きやすくなることが分かっています。特に夏は、外気と室内の気温差などで自律神経が乱れやすく、女性ホルモンの量が減少することでこうした不調が起きやすくなります。その中でも、エクオール産生菌の割合が少ない方は、腸内でエクオールが産生されず、女性ホルモンの働きをサポートできないことで、食欲不振を感じる頻度が増えやすくなっているのかもしれません。また、夏は素麺や冷やし中華など、冷たくさっぱりした食事に偏りやすく、温かい味噌汁やその具材の豆腐など、大豆製品全般の摂取量が減少しやすい傾向にあります。そのため、エクオールの産生に必要な大豆イソフラボンも不足しやすくなるのではないかと推測されます。

<分析概要>

・分析対象:2015年6月〜2025年6月に検査を受けたMykinso利用者のうち、6月〜8月に検査を受けたユーザーを「夏に検査を受けた人」と定義。9月~5月に検査を受けたユーザーを「その他の季節に検査を受けた人」と定義。

・サンプル数:20,451名(夏に検査を受けた人:4,270名、その他の季節の検査を受けた人:16,181名)

・分析方法:夏に「食べたくない、食欲が落ちた」と感じる人の腸内環境の特徴を調査。

・調査方法:自社データ調べ


マイキンソーで腸内環境を改善するための個別アドバイスを確認!

分析を通して、夏に食欲不振を感じる人の腸内環境の特徴が明らかになりました。本レポートでご紹介した「エクオール産生菌」は、夏の食欲不振とその割合が関わっていることが判明しています。夏バテで食欲が出ない方や胃腸の不調を感じている方は、腸内環境をチェックすることで、ご自身に合った対策が見つかるかもしれません。

当社が提供する腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」では、8つのカテゴリー別に、腸内環境を可視化。「美容」のカテゴリーからエクオール産生菌の割合を確認することができます。

それぞれの項目に合わせて、腸内環境を改善するための個別アドバイスも確認することができます。この機会にぜひマイキンソーをお試しいただき、ご自身の腸内環境をチェックしてみてください。

会社概要

「細菌叢で人々を健康に」を企業理念に掲げ、腸内フローラをはじめとする常在細菌叢と心身の健康・疾患リスクとの関連を解明し、全ての人々の日常に個別最適な解を提供することで、誰もが自然と健康になれる社会を目指しています。その一環として、腸内環境の状態を把握することが健康維持・増進につながるとの考えから、自宅で手軽にできる腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」を開発しました。日本人の大規模な菌叢データベースと高度なデータサイエンス技術を活用し、検査サービスの拡張やOEM開発、システム構築支援、匿名加工情報の研究利活用推進など、菌叢データに基づく事業を多角的に展開しています。

・会社名:株式会社サイキンソー

・設立 :2014年11月19日

・所在地:東京都渋谷区代々木1-36 -1 オダカビル2階

・代表者:代表取締役 沢井 悠

・主な共同研究先:大阪大学微生物病研究所

・HP :https://cykinso.co.jp/

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会社概要

株式会社サイキンソー

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URL
https://cykinso.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区代々木1-36-1 オダカビル2階
電話番号
03-5309-2522
代表者名
沢井 悠
上場
未上場
資本金
1億6491万円
設立
2014年11月