“見えない世界遺産”で話題の 「三重津海軍所跡」みえつで初めての体験をして、とくべつな1日を。『#みえつではじめて』プロジェクト始動!
【第1弾】約7万ピースのレゴブロックで作られた全長5mの巨大レゴブロック「凌風丸」が三重津に初上陸!【第2弾】「みえつ ドック」ならぬ、「みえつダック」イベント初開催!
「#みえつではじめて」は、三重津海軍所跡の魅力を県内外にアピールし、みえつで特別な一日を過ごしてほしいという思いを込めたプロジェクトで、「#みえつではじめて」をテーマに企画したイベントを2回にわたり実施します。
第1弾は、2018年12月9日(日) に開催する、日本初実用蒸気船「凌風丸」を今人気のレゴブロックおよそ7万個を使用して作った、全長5mの巨大レゴブロック 「凌風丸」 初上陸イベントです。また第2弾は、「みえつドック」ならぬ「みえつダック」(アヒル)イベントです。
幕末維新期の佐賀藩の科学技術が集結した三重津海軍所は、他藩に先駆けて取り入れた西洋の技術を用いて洋式船の製造・修理や海軍教育などをおこなった施設で、日本初の実用蒸気船「凌風丸」もここで建造されました。2015年7月には、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつとして世界遺産に登録されました。
第1弾のイベントでは、国内最大規模のレゴユーザーグループSakuraの副代表森田氏の制作により、この日本初の実用蒸気船「凌風丸」が巨大レゴブロック「凌風丸」になって、みえつに初上陸します。さらに、イベント当日は東京工業大学レゴ同好会が監修した、「ミニ凌風丸」をレゴで作れる無料体験イベントもご用意。「ミニ凌風丸」はお持ち帰りできます。
現在、海軍所が稼働していた当時を物語る遺構は保存のために埋め戻されていますが、隣接する佐野常民記念館で無料で貸し出しているVR機器「みえつSCOPE」やドーム型スクリーンに迫力いっぱいに映し出す「みえつドームシアター」を通して、当時の様子を体感できます。
登録から3年。2018年冬はレゴブロック「凌風丸」の展示と「みえつダック」イベントを実施し、御来館いただくことで、三重津海軍所跡の魅力を知ってもらうきっかけになるよう県内外にPRします。
※当イベントは、レゴグループおよびレゴジャパン、レゴランドとは一切関係がありません。
第1弾 巨大レゴブロック 「凌風丸」 初上陸イベント
日本初の実用蒸気船「凌風丸」を、レゴブロックで作成した巨大船(縦:約5m 横:約1m 使用ブロック数:約7万ピース)を、佐野常民記念館にて展示します。それを記念したイベントを、2018年12月9日(日) に佐野常民記念館内コミュニティ広場にて開催します。
全長5mのレゴブロック船は国内最大級のレゴブロック船です。国内最大規模のレゴユーザーグループSakuraの副代表であるブロックビルダーの森田竜也氏が、細部にまでこだわって一つ一つ丁寧に造り上げた「凌風丸」は、まさに昔の姿が蘇ったようです。
イベント当日は、中学生以下を対象に、森田氏、東京工業大学レゴ同好会メンバーと一緒に「ミニ凌風丸」をレゴで作れる無料体験イベントをご用意。この「ミニ凌風丸」は、50ピースのレゴブロックを使用し、東京工業大学レゴ同好会の監修でデザインされました。もちろん「ミニ凌風丸」はお持ち帰りできます。
このワークショップは、イベント開催日だけではなく、2018年12月16日(日)から2019年2月24日(日)までの毎週日曜日(各日5回 ①9:30~、②11:00~、③13:00~、④14:30~、⑤16:00~※各回先着20名)開催予定です。(※12月30日は除く。森田氏、東京工業大学レゴ同好会はイベント当日のみ参加。)
【ブロックビルダー森田竜也氏 プロフィール】
★JP-LUG sakura 副代表 (国内最大規模のレゴユーザーグループ)
★アジア最大のレゴイベント 「Japan Brick Fest」2017,2018に作品出展
★2018年は名古屋、東京、神奈川他各地で作品展示
★名古屋で平日開催の大規模オフ会を開催(2019年2月で4回目を予定)
★さいとうよしかず著「ブロック玩具ビルダーバイブル( 翔泳社)」作品掲載
★2016年からインターネット上で作品掲載を始める(作品数は2018年11月現在で100)
★レゴブロック作品コンテスト受賞歴 株式会社HANZO主催「PlusL組み換えコンテスト」第4回 最優秀賞、第5回 優秀賞、第6回 最優秀賞
■名称:巨大レゴブロック 「凌風丸」 初上陸イベント
■主催:佐賀県 肥前さが幕末維新博事務局
■日時:2018年12月9日(日) 13:30~
■場所:佐賀市川副町大字早津江津446-1 佐野常民記念館 コミュニティ広場
■内容:除幕式/ミニ凌風丸ワークショップ
※当イベントは、レゴグループおよびレゴジャパンとは一切関係がありません。
第2弾「みえつドック」ならぬ「みえつダック」イベント初開催!
レゴブロック「凌風丸」初上陸イベントに引き続き、第2弾として、「みえつダック」(ラバーダック)を使用した子どもから大人まで楽しめる参加型イベントを実施予定です。詳細につきましては、後日配信となります。
三重津海軍所跡とは
三重津海軍所は幕末に佐賀藩が設立した洋式海軍の拠点です。船を製造したり、船の操縦について学んだり、海軍の訓練をしていた場所です。日本が西洋の船舶技術の導入を行い、自力による近代化を目指した過程を知るうえでの貴重な遺跡として評価されています。
西洋のドックは主に石やレンガを材料につくられますが、三重津海軍所のドライドックは「木」や「土」、和船に使う「船釘」などを用いる、日本の伝統技術を駆使してつくられました。三重津海軍所跡のドライドックは、洋式船の修理用ドック(ドックとは、船をつくったり修理したりする施設のこと)としては現存する国内最古のものです。
通常、ドック内の水は大型のポンプで汲み出して排水されますが、当時はそのような機械がなかったため、三重津海軍所のドックは、日本一とも言われる有明海の潮の干満差を利用して、満潮時に船をドック内に入れ、潮が引くことで自然に排水されるという仕組みになっていました。
三重津海軍所跡のドライドックの木組遺構は木材でつくられているため、地上で空気にさらされていると風化してしまいます。風化を防ぎ保護するため、遺構は地中に埋め戻されており、実物を見ることができません。実際にお越しいただいても、「ただの芝生の公園にしか見えない!」という理由はそのためです。
そこで当時の三重津海軍所の様子をイメージしていただけるよう、6mのドーム型スクリーンに三重津海軍所創設に至る佐賀藩のストーリーを映し出す「みえつドームシアター」や実際に現地を散策しながらCG画像を見て回ることができる「みえつSCOPE」(VR機器)を佐野常民記念館でご用意しています。
「みえつSCOPE」は、2018年11月23日にリニューアルされ、これまで以上に三重津海軍所跡での訓練の様子などが体験できるようになります。また、同館3階の三重津海軍所跡インフォメーションコーナーでは、パネルや映像、復元模型などで、三重津海軍所跡のことを詳しく知ることができます。※11月23日(金・祝)8:30~佐野常民記念館にてみえつSCOPEリニューアルに係る報道機関向け内覧会を開催します。
三重津海軍所跡(佐野常民記念館)
佐賀市川副町大字早津江津446-1
開館時間: 9:00〜17:00 (みえつSCOPEの貸出は16:30迄)
休館:毎週月曜日(月曜が祝日、振替休日の場合、翌日) 12月29日~1月3日
料金:入館無料 (ただし、展示室は有料)
公式web:https://sano-mietsu-historymuseum.city.saga.lg.jp/
三重津海軍所跡(佐野常民記念館)アクセス
<バスでお越しの場合>
JR佐賀駅バスセンターより佐賀市営バス早津江線にて30分、「佐野常民記念館入口」バス停下車、徒歩で5分。
<タクシー/レンタカーでおこしの場合>
九州佐賀国際空港より約10分
<電車でおこしの場合>
西鉄電車柳川駅より西鉄バス沖新線にて約30分
終点「早津江」バス停下車。徒歩で約5分
<車 でお越しの場合>
長崎自動車道佐賀大和ICより車で40分
有明沿岸道路 大川東ICより車で約20分
九州自動車道 みやま柳川ICより車で約40分
※地図、カーナビをご利用の場合は、「三重津海軍所跡」または「佐野常民記念館」を目印にお越しください
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