約90%が「期待通り」以上の活躍と評価! 採用担当者が注目する「起業経験人材」の実態を調査

プロトスター株式会社

プロトスター株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役:前川英麿)は、株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司、証券コード:3775)が受託した、東京都「リスタート・アントレプレナー支援事業運営業務」において、起業家たちの再出発を支援する「リスタート・アントレプレナー支援事業(以下、本事業)」におけるコミュニティ運営の一環として、「起業経験者の採用」に関する調査を実施いたしました。

【調査結果 概要】

・「起業経験者を採用したことはありますか」という質問に対し、「起業経験者を採用したことがある」と回答したのは約70%で、半数以上の企業が起業経験者を採用していた

・「起業経験者の採用は当初の期待通りでしたか」という質問に対し、「期待通り」以上と回答したのは約90%で、多くの起業経験者が転職後の企業でも活躍していることが示唆された

・「今後、起業経験者を採用したいですか」という質問に対し、「今後起業経験者を採用したい」と回答したのは約70%で、多くの企業が起業経験者の採用に前向きだった

【調査結果 詳細】

各質問項目と調査結果は以下の通りです。

「Q1:起業経験者を採用したことはありますか。(単一回答)」では、「積極的に採用している」が約41%、「過去に採用したことがある」が約29%となり、起業経験者の採用経験がある企業は約70%となり、半数を超えました。

「Q2:起業経験者を採用したポジションを教えてください。(複数回答可)」では、「既存事業の責任者」が約54%と最も高く、次いで「新規事業責任者」が約41%でした。自ら事業を運営したことがある起業経験者には事業責任者のポジションが期待されていると推察されます。

「Q3:Q2の際に、どんな点に期待して起業経験者を採用しましたか。(複数回答可)」では、「定量的な成果を出してくれる」が約44%、「プロジェクト推進力」が約40%となりました。Q2の結果も踏まえると、事業責任者として結果を出すことが期待されていることが多いと考えられます。

「Q4:Q2の際の契約形態を教えてください。(複数回答可)」では、「雇用契約(正社員)」が約60%を占め、起業経験者は正社員として転職している実態が窺える結果となりました。

「Q5:Q2の際、その採用は当初の期待通りでしたか。(単一回答)」では、「期待を大きく上回った(約24%)」「期待を上回った(約36%)」「期待通りだった(約30%)」という結果で、これらを合算した「期待以上」の割合が約90%となりました。起業経験者は転職後も企業のなかで一定数が活躍していると考えられます。

「Q6:起業経験者を採用したことがない理由を教えてください。(複数回答可)」では、「起業経験者からの応募がない」が約42%、「起業家の採用を検討したことがない」が約33%でした。起業経験者を採用したことがないという企業も、決して起業経験者にネガティブなイメージを持っている訳ではなく、採用する機会がなかったことがその要因のひとつであることが窺えます。

「Q7:今後、起業経験者を採用したいですか。(単一回答)」では、「すでに積極的に採用している(約20%)」「今後積極的に採用したい(約36%)」「機会があれば採用したい(約34%)」という結果で、これらを合算した「採用に前向きである」割合は約90%となりました。企業の採用担当者は、起業経験者の採用に非常に前向きであることがわかりました。

「Q9:起業経験者を採用したいポジションを教えてください。(複数回答可)」では、「既存事業の責任者」が約45%、「新規事業責任者」が約41%となり、Q2同様、起業経験者には事業責任者のポジションが期待されていることが多いと考えられます。

本調査結果から、多くの企業は起業経験者に対して高い評価をしており、今後も積極的に採用したいと考えていることが明らかになりました。しかし、企業からの需要に対して起業経験者の採用機会はまだ多いとは言えず、需要と供給にギャップがあることが明らかになりました。本事業では引き続き起業経験者の再挑戦を支援するとともに、起業家のセカンドキャリアとして「起業経験者採用」も促進して参ります。

<調査概要>

調査対象:「採用人事や面接官として自社または他社の採用に携わっている」と回答し、かつ所属企業が「大手企業」「メガベンチャー」「スタートアップ」と回答した479名

有効回答数:416名

調査期間:2024年12月20日 ~ 2024年12月24日

調査方法:インターネット調査

※調査結果は端数の四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。

【TOKYO Re:STARTER】

起業家たちの再出発を支援する本事業では、過去の起業経験や挑戦が評価されるエコシステムを構築し、起業家のセカンドキャリア創出や再挑戦を支援することで「何度でも挑戦できるTOKYO」を目指しています。起業経験を活かした多様なキャリアへと繋げる コミュニティと、再び起業へ挑戦する起業家に対して伴走支援を提供するアクセラレーションプログラムの運営により、起業経験が価値とされる東京を実現し、失敗への危惧の軽減と起業のすそ野拡大を図っています。

2025年3月22日(土)、本事業の今年度の成果報告会を開催いたします。当日は、スタートアップとしてのリスタートを目指し、アクセラレーションプログラムで事業を磨き上げてきた採択者が成果を発表するとともに、起業経験者のリスタートをテーマにしたパネルディスカッションを行います。リスタートを目指す起業家の皆様及びその支援に興味のある方はぜひお越しください。

開催日時

2025年3月22日(土)13時00分~18時00分(受付:12時30分~)

実施場所

Tokyo Innovation Base(東京都千代田区丸の内3-8-3)

主な内容

1.  パネルディスカッション1)「何度でも挑戦できる社会の実現に必要なこととは?」

何度でも起業に挑戦できる社会を実現するには何が必要なのか、有識者・起業家を交え、その糸口を探るパネルディスカッションを行います。

2.  採択者による成果報告

起業経験を糧に新たな挑戦に取り組む採択者(5名)がアクセラレーションプログラムによる支援を通じた成果を発表します。

<登壇者>

株式会社LeapAI 岩田侑城

すぐにマニュアルが作れて、すぐに作業依頼できるサービス「マニュアルワークス」

株式会社One Technology Japan 河本直己

建設業界向け3Dデータを活用したデジタルツインの管理ソフト

株式会社バディトレ 星野雄三

HIIT(高強度インターバルトレーニング)を中心としたコミュニティ型フィットネスサービス 

blocksky株式会社 三浦光

web3広告プラットフォーム「BackWallet(仮称)」

株式会社cup of tea 毛利源太

お酒業界のvertical SaaSプラットフォーム「サカビー」

3.  パネルディスカッション2)「起業とメンタルケア 失敗との向き合い方」

起業家のメンタルヘルス、ケアはどのように行うべきか、専門的な視点をもとに、起業家が失敗からの再起、何度でも挑戦し続けられるためのメンタルケアのヒントを探ります。

4. ネットワーキング 

※内容は一部変更となる可能性がございます。

詳細及び申込方法はこちらをご確認ください。

https://re-starter.metro.tokyo.lg.jp/demoday/

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会社概要

プロトスター株式会社

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URL
http://www.theprotostar.co/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋富沢町9-4 日本橋富沢町ビル501号室
電話番号
-
代表者名
前川英麿
上場
未上場
資本金
8909万円
設立
2016年12月