HACARUS、ものづくりワールド名古屋で新AIソフトを初公開
高速な多面検査構成・シンプルな固定カメラ構成のデモ実施
株式会社HACARUS(本社:京都市中京区、代表取締役CEO:染田貴志)は、2025年4月9日(水)から3日間、ポートメッセなごやで開催される「ものづくりワールド名古屋」内の「製造業DX展」に出展します。本展示会では、新たに開発中のAI外観検査ソリューション HACARUS Check AIソフトウェア新バージョン※1(以下、新AIソフト)のデモンストレーションを初公開します。
新AIソフトは、少量良品学習によって検査の立ち上げの手間が少ない点はそのままに、新たに不良品・良品のアノテーション追加学習(デュアルチューニング※2)を行うことで、連続的に精度を向上させることが可能です。さらに、ユーザーインターフェースもフルリニューアルし、操作性が大幅に向上します。
ハードウェアとの連携においては、複雑形状のワーク向けに、高速タクトでの全面検査を可能にする HACARUS Check i-WRIST連携モデルを展示。また、これまで対応していなかったシンプルな固定カメラ構成と連携するコンセプト機も展示します。固定カメラ構成との連携は新AIソフトにより新たに実現し、検査機の価格を抑えたご提案が可能になります。
「ものづくりワールド名古屋」は、中部最大級の製造業向け展示会で、最新のDX・自動化技術が集結する場です。HACARUSのブースでは、HACARUS CheckのAIを活用した高精度な外観検査ソフトウェアの新バージョンと、i-WRISTの高効率ロボティクス・モジュールが融合した革新的な検査システムをご紹介します。
■ 展示製品
HACARUS Check i-WRIST連携モデル
HACARUS CheckのAI技術と、手首関節モジュール i-WRISTを組み合わせた外観検査システムです。手首関節モジュールによる高速かつ精密な動作で撮像し、複雑な形状のワークの検査に対応。従来は検査の自動化が難しかったダイカストなどの金属部品の自動検査を実現します。

【主な特長】
複雑形状ワークに対応:i-WRISTの柔軟な動作で、あらゆる角度からワークの撮像を実現
高速・精密な動作:AIによる迅速な判定と、i-WRISTの高速動作が連携
自動車金属部品への検査適応:ダイカスト製品や自動車部品など、従来の目視検査に依存していたワークの外観をAIが高精度に検査
■ 出展概要
名称:ものづくりワールド名古屋 第10回 製造業DX展[名古屋]
主催:RX Japan株式会社
会期:2025年4月9日(水)~11日(金)10:00-17:00
会場:ポートメッセなごや
小間番号:25-86
事前来場登録URL:https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp/register.html?code=1315115716496105-YBX
公式HP:https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp.html#/
※1 HACARUS Check AIソフトウェア新バージョンは2025年夏に正式リリース予定です
※2 デュアルチューニングとは、不良品の見逃しと良品の過検知の両面に着目し、アノテーションありの追加学習によって連続的な精度向上を目指す、HACARUS独自の概念です
株式会社HACARUSについて
『未来を造る人に 次世代の「はかる」を』というミッションを掲げ、少ないデータで、抜本的な問題解決につなげる「AIソリューション」を提供しています。2014年の設立から数多くの企業の問題解決に貢献してきた経験と独自の技術力で、人の知見を資産化し、オペレーションの効率化・省人化を成功させます。データの取得から既存システムとの連携までを一貫して支援し、人間とAIが共存する未来の実現に取り組んでいます。
本社:京都府京都市中京区高宮町206 御池ビル8階
設立:2014年1月
代表取締役CEO:染田 貴志
取材・お問い合わせ:pr@hacarus.com(広報担当)
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