【報道参考資料】中央アフリカ共和国 子どもへの残虐な暴力が横行
12月以降、殺害された子どもは少なくとも16名
2013年12月5日に首都バンギで発生した武力衝突。子どもたちへの暴力は類を見ないほど
卑劣なものとなっており、少なくとも2名が首を、そのうち1名は手足も切断されました。
卑劣なものとなっており、少なくとも2名が首を、そのうち1名は手足も切断されました。
※本信は、ユニセフ本部からの情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳・編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_71659.html でご覧いただけます
【2013年12月30日 バンギ /ダカール/ ニューヨーク】
2013年12月5日に首都バンギで発生した武力衝突。子どもたちへの暴力は類を見ないほど
卑劣なものとなっており、少なくとも2名が首を、そのうち1名は手足も切断されました。
ユニセフ・中央アフリカ事務所のスリマン・ディアバット代表は「我々は、子どもたちに
対するあらゆるレベルでの暴力を目撃しています。武装勢力に加担させられる子どもたちは
増えており、こうした子どもたちはまた、残忍な反撃の直接の対象となっています。
子どもを標的とした攻撃は、国際人道法ならびに人権法に反するものであり、即停止を
求めます。子どもたちへの暴力を食い止めるために、具体的な行動をとらなければなりません」
と述べました。
ユニセフとパートナー団体は、12月5日にバンギで起きた武力衝突以降、少なくとも子ども
16名が殺害され、60名が負傷したことを確認しています。
ディアバット代表は、子どもたちを保護するために、武装勢力は以下を含む措置をとる
義務があるとしています。
・武装勢力の指導者は、子どもたちへの甚大な暴力をやめさせることを明確に指示すること
・子どもたちを戦闘に加担させること、攻撃の対象とすることをしてはならないと明確に
指示すること
・武装勢力に加担させられている子どもを即開放し、報復から保護すること
・解放された子どもや復帰した子どものためのトランジット・センターを攻撃から守ること
・保健や教育関係の施設への攻撃を禁じること
・病院や学校といった公共物を軍事目的に使用しないこと
・公平な人道支援のために、人道支援関係者の通行を妨害せず、安全を確保すること
12月5日以降、3週間の間に、首都バンギの人口のおよそ半数にあたる約37万人が自宅を離れ、
避難所各所に身を寄せています。本内乱の始まりとなった2012年12月の武力衝突以降、
約78万5,000人の人が自宅を離れ、国内で避難生活を送っています。
ユニセフは、避難生活を送る住民に安全な水やトイレ、医療品などを供給するほか、
子どもたちのため安全な空間を設けるなど、支援活動を拡大しています。
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Linda Tom ユニセフ・バンギ事務所
Tel: + 236 70550210; ltom@unicef.org
Fatou Binetou Dia ユニセフ中部・西部アフリカ地域事務所 (ダカール)
Mobile: +221 77 655 44 16; fbdia@unicef.org
Marixie Mercado ユニセフ・ジュネーブ
Mobile: +41 79 756 7703, mmercado@unicef.org
Kent Page ユニセフ・ニューヨーク本部
Tel: + 1 212-326-7605; Mobile: + 1 917 302-1735; kpage@unicef.org
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために
活動しています。(www.unicef.org)
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公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
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