文理の別を越えて、歴史を読み解く 新たな学問「総合資料学」を創成
ー国立歴史民俗博物館と千葉大学、包括的連携協力協定を締結ー 10月7日に調印式
大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館((略称「歴博」)(館長:久留島 浩))は、多様な形態・内容をもつ「モノ」資料を時代・地域・分野等によって分類し、学問分野を超えた視点から統合的に分析することで、高度な共同利用・共同研究へと結びつける新たな学問「総合資料学」の創成を目指して準備を進めている。
このたび、国立大学法人千葉大学(学長:徳久剛史)の文理融合的研究資源を活用した情報基盤を構築し、人文・社会科学と自然科学、人文・社会科学と情報科学の横断型の研究方法などを創出する。
10月7日、包括的連携協力協定の調印式を、千葉大学で行った。
このたび、国立大学法人千葉大学(学長:徳久剛史)の文理融合的研究資源を活用した情報基盤を構築し、人文・社会科学と自然科学、人文・社会科学と情報科学の横断型の研究方法などを創出する。
10月7日、包括的連携協力協定の調印式を、千葉大学で行った。
■経緯
歴博と千葉大学はこれまで、歴史学など人文・社会科学系研究者相互の研究協力のほか、短期留学生が参画したプロジェクトや大学院生への指導等を通じて、研究・教育面で様々な成果をあげてきた。これらの連携を基に、歴博が新たな学問と位置づける「総合資料学」の創成を協力して推進することとなった。
■協定締結による効果
・千葉大学教員等が、歴博「総合資料学」研究へ組織的に参加
・千葉大学の研究資源を活用した「総合資料学」創成の推進(これまでなかった、自然科学系教員の協力)
・千葉大学の普遍教育科目「博物館で歴史を読み解くー総合資料学入門ー」で、歴博研究者が授業を実施
・歴博の博物館機能を活用した、アクティブラーニングの実施
国立大学法人千葉大学
http://www.chiba-u.ac.jp/
大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館
https://www.rekihaku.ac.jp/
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