サイバーセキュリティソリューション「SHIELD」を強化

株式会社日立システムズ

 株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:柴原 節男、本社:東京都品川区/以下、
日立システムズ)は、マネージドサービス事業のサービス体系「Hitachi Systems Managed Services」を構成するサイバーセキュリティソリューション「SHIELD」のサービスメニューを強化しました。
 日立システムズは平時から有事までのセキュリティ対応全般の指針を体系的に定義しているNIST CSF*1に基づき、お客さまのセキュリティ業務を7カテゴリー25業務に分類し、お客さまが25業務を行うために必要となる対応をプロセスとして整理しました。そして、各プロセスに日立システムズのサイバーセキュリティソリューション「SHIELD」の全サービスをひもづけ、体系化しました。これにより、お客さまは必要なセキュリティサービスを選択しやすくなります。
*1米国国立標準研究所(NIST)より公開されたサイバーセキュリティフレームワーク

図1. サイバーセキュリティソリューション「SHIELD」の位置づけ図1. サイバーセキュリティソリューション「SHIELD」の位置づけ

■背景

 近年、テレワークやデジタルトランスフォーメーション(DX)推進により、クラウド利用が急速に進んでいます。同時に、ランサムウェア、標的型攻撃による機密情報の窃取、ニューノーマルな働き方を狙った攻撃など、日々新たな攻撃手法が生み出され、セキュリティの脅威が深刻化しています。さらに、先進技術や特許技術が海外へ流出する事例もあり、世界規模でのセキュリティ対策が必要な状況です。

 これらの深刻化しているセキュリティ脅威を防ぐために、セキュリティ分野ではさまざまなサービスが登場していますが、企業はセキュリティ関連業務の複雑化とセキュリティ関連サービスの多様化により、必要なセキュリティ対策サービスを選択することが難しくなっています。


■サイバーセキュリティソリューション「SHIELD」の強化内容

 日立システムズは平時から有事までのセキュリティ対応全般の指針を体系的に定義しているNIST CSFに基づき、お客さまのセキュリティ業務を7カテゴリー25業務に分類し、お客さまが25業務を行うために必要となる対応をプロセスとして整理しました。そして、各プロセスに日立システムズのサイバーセキュリティソリューション「SHIELD」の全サービスをひもづけ、体系化しましたこれにより、お客さまは必要なセキュリティサービスを選択しやすくなります。


図2. セキュリティ業務の7カテゴリー図2. セキュリティ業務の7カテゴリー

図3. 新たに体系化したメニューを活用したアセスメントのイメージ図3. 新たに体系化したメニューを活用したアセスメントのイメージ

 今回の強化は、これまで以上にお客さまの業務視点で実施しています。お客さまはセキュリティ対策に関して、情報セキュリティ部門で行う業務を起点に、対策済みの個所と未対策の個所をふかんして把握できるようになります。これにより、業務ごとのセキュリティ対策という個別の対策ではなく、全社的で連続性のある業務プロセスの中で、どの部分のセキュリティ対策が必要かという視点でセキュリティ対策全体を考慮して必要なセキュリティサービスを選択できるようになります。

 日立システムズではセキュリティ業務の7カテゴリー25業務に関連するサービスをコンサルティングから導入支援、監視運用まで網羅的に提供できます。お客さまはセキュリティに関する相談先を日立システムズに一本化することができ、セキュリティ対策におけるトータルでの導入コスト削減や導入までの期間短縮、セキュリティサービスの管理負担軽減が可能となります。


■今後の展望

 サイバーセキュリティソリューション「SHIELD」の各サービスの提案やさらなる強化を図ることで、2024年度のセキュリティサービス事業において売上260 億円超えをめざします。また、セキュリティサービスをグローバルで展開していくための体制整備を進めていきます。


■サイバーセキュリティソリューション「SHIELD」に関するWebサイトについて

 ・サイバーセキュリティソリューション「SHIELD」

 https://www.hitachi-systems.com/secure/

 ・7カテゴリー25業務に分類したセキュリティ業務一覧

 https://www.hitachi-systems.com/secure/operation/


■サイバーセキュリティソリューション「SHIELD」の主なサービスについて

 ・SOCサービス

 https://www.hitachi-systems.com/solution/s0312/soc/index.html

 ・脆弱性管理サービス

 https://www.hitachi-systems.com/solution/s0312/vms/index.html

 ・CSIRT支援サービス

 https://www.hitachi-systems.com/solution/s0312/csirt/index.html


■「Hitachi Systems Managed Services」について

 日立システムズでは、日立グループ各社やビジネスパートナーと連携し、マネージドサービスを中心にOne Hitachiでお客さまのデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を支援するLumada事業を展開しています。

 「Hitachi Systems Managed Services」として体系化したマネージドサービス群は以下3分野のサービス群で構成され、日立システムズグループのプロフェッショナル人財がお客さまの業務をシームレスにサポートします。

① セキュリティ構築・監視・運用を行うサイバーセキュリティソリューション「SHIELD」

② マルチクラウド環境、ネットワーク、データセンターなどの構築・監視・運用を行うマルチクラウドソリューション「Gateway for Business Cloud」

③ コンタクトセンター(CC)とBPOによりお客さまの業務運用支援を行う「CC&BPO」

 詳細は https://www.hitachi-systems.com/ind/hsms/ をご覧ください。


■日立システムズについて

 日立システムズは、企業理念に掲げる「真に豊かな社会の実現に貢献する」ために、日立グループの社会イノベーション事業を支える一員としてサステナビリティ経営を推進しています。強みであるさまざまな業種の課題解決で培ってきたお客さまの業務知識やノウハウを持つ人財・サービスインフラを活用したデジタライゼーションサービスと、日立の先進的なデジタル技術を活用したLumadaやパートナーと連携した独自のサービスによりお客さまのデジタル変革を徹底的にサポート。社会課題を解決するだけでなく、社会価値、環境価値、経済価値の3つの

価値向上に貢献し、人々のQuality of Lifeの向上とお客さまの価値向上を支援してまいります。

 詳細は https://www.hitachi-systems.com/ をご覧ください。


■お客さまからのお問い合わせ先

株式会社日立システムズ お問い合わせWebフォーム

https://www.hitachi-systems.com/form/contactus.html


以上


*記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

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会社概要

株式会社日立システムズ

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URL
https://www.hitachi-systems.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区大崎1-2-1
電話番号
03-5435-7777
代表者名
柴原 節男
上場
未上場
資本金
191億6200万円
設立
1962年10月