スイス時計ブランド「Louis Erard/ルイ・エラール」の2024年第一弾新作はアート界の反逆者「Olivier Mosset/オリヴィエ・モセ」とのコラボレーション
株式会社 大沢商会は「Louis Erard」の2024年第一弾の新作を2月中旬より発売します
ケース、ストラップ、ハンズの全てがブラックで統一されたこの時計には、ブランドロゴやインデックス全てを削ぎ落とした、まさに抽象的なオブジェアートです。唯一の対比する要素はキラキラとシルバーに光るダイヤルです。3本の棒状の針は、時間、分、秒、すべてが同じ長さと幅で、同じ丸い先端を持っています。ただひとつのディテールである先端の穴、このサイズの大小で時、分、秒の区別を表します。
腕時計の中に表現されたアブストラクト(抽象)オブジェ。精度や視認性が求められるウォッチメイキングにおいて本作品は挑戦的で反逆的な芸術作品です。究極のミニマリズムがアーティスティックに表現されたレギュレーターは、幾何学的な再解釈により、中央に分針、上部に時針、下部に秒針が整然と配置されます。
オリヴィエ・モセの持つアーティスティックコードは、デザインのエレメンツを最小限に抑え、フラットな色調を持つことで、これら全てがこの限定時計に表現されています。
ストリートカルチャーを愛するオリヴィエ・モセの作品の別の側面は、モーターバイクや車などで使用されるメタリックなエレメントで、彼の芸術作品において重要な位置を占めています。この時計でもメタリックなペイントと黒くてキラキラした文字盤により、自動車のボディの外観と感触を想起させます。
モータバイクを愛するオリヴィエ・モセは、スマートフォン全盛の今日における機械式腕時計の意味を熟考しながらデザイン制作に励みました。この時計は彼の答えを表現しています。腕時計は高級な装飾品であり、芸術品である、と。そして、それはまさに映画『イージーライダー』のシーンを思い出させます。バイクを買ってまさに立ち去ろうとしているとき、主演俳優のピーター・フォンダが時計を外して投げ捨てる場面です。
抽象芸術作品としての本作の178個の時計のそれぞれには、「アート作品 - 着用しないでください」と書かれた赤いタグが付いています。また、ケースにはアーティストによって署名された交換可能なストラップが付属しています。時計製造の常識や規範を変えるのは、芸術的なコラボレーションを通じて、世界中のコレクターや現代アート愛好者を楽しませたい、という願いからです。
【商品詳細】(価格は税込)
品名:Excellence Limited Louis Erard×Olivier Mosset
品番:LE85237NN62BVA24
価格:¥825,000
ケース:ステンレススチール(サンドブラスト ブラックPVD加工)
ケースサイズ:42mm
防水性:5気圧
ストラップ:Baranil(仔牛)レザー ブラックPVDピンバックル
オリビエ・モセのサイン入りスペアストラップ付
ムーブメント:SW266ー1(自動巻き)レギュレーター
世界限定178本
時計を構成する要素(ケース、ダイアル、針、ストラップ)を全て黒で統一し、ブランドロゴ、インデックスをも廃したミニマリストならではの抽象的なオブジェの様な時計。
シルバーグリッター加工された黒のダイアルに同じ長さ、幅、丸い先端を持つ3本の針がセット。針の先端に穿たれた穴はオリビエ・モセの作品をイメージさせその穴の大小で時、分、秒を区別します。
クイックチェンジ式のストラップはBaranil(仔牛)レザー製でブラックPVDピンバックル。またオリビエ・モセのサイン入りスペアストラップが付きます。タグには「これはアート作品です、着用しないように」とのメッセージが書かれておりオリビエ・モセの反逆性がうかがえます。
ABOUT OLIVIER MOSSET(オリヴィエ・モセについて)
1944 年スイス ベルン生まれ。1963年、芸術の意味と芸術家の役割に疑問を持ち始め、作品を制作。最初「A」という文字の小さなフォーマットを描き、その後、白地に黒い円など、彼の象徴的なモチーフが登場。1960年代をパリで過ごす中、1966年12月、ダニエル・ビュラン、ミッシェル・パルマンティエ、ニーレ・トロニらとミニマリスト集団 B.M.P.T を設立。1966年から1974年にかけて製作した正方形のキャンバスの中央に小さな黒い丸を描いた200点以上の同じ油彩画はB.M.P.Tグループの実験的な絵画アプローチの傑作とされる。 1977 年にパリを離れ、ニューヨークへ。1993年には代表作と言えるスイスの対戦車砲撃をモチーフにした彫刻作品「トブラローネ」を製作。2012年からパリ、オペラ座バレエ団の舞台美術も手掛けるなど他分野とのコラボレーションも見られる。現在はアメリカ、アリゾナ州ツーソンに在住
ABOUT LOUIS ERARD(ルイ・エラールについて)
時計製造の聖地であるジュラ山脈に拠点を置くルイ エラール(Louis Erard)は、1929年にルイ・エラール氏により設立され、スイスの機械式技術と伝統を大切に体現するブランドです。ルイ・エラールは、ラグジュアリー、永遠性、そしてエレガンスを融合した機械式時計コレクションを展開し、象徴的なレギュレーターで知られています。
今日、マニュエル・エムシュのリーダーシップのもと、ブランドの歴史や時計製造の伝統を継承、尊重し、現代的に再解釈しながら進化しています。メティエダール(伝統工芸)をモダンに昇華し、また、様々な分野とのコラボレーションやノウハウの交流を通じて表現の領域を広げています。ルイ・エラールは、大衆向けのブランドとは異なる、コレクタブルな道を歩み続けており、高級時計製造にインスパイアを受けながら、独自のポジションを築いていきます。
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